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あひるのこ 絵本とわらべうた

乳児園でボサノバ

2024.06.20 04:00

こんにちは。

今日も気持ちよく晴れ渡った空が見られました。


19日は、桐育乳児園の子そだてひろば「だっこ」の日でした。

今回は、田村ひろさんのギターによる ボサノバコンサートが開かれました♪

田村さんが乳児園でコンサートをするのは5年ぶり、2回目ということでした。

コンサートの冒頭で田村さんは「ブラジルの音楽 ボサノバを始めた、ジョアン・ジルベルト氏がはじめに聞かせていたのは、小さな甥っ子に子守歌としてだった」というお話を教えてくれました。

それで あのゆったりめの優しい方向の音楽なのね、と納得。

まぶしく晴れてはいたものの、前日のたっぷり降った雨がまだ少し空気に残る感じがある朝でした。

そのしっとり感と、優しく軽やかなギターの音色がとてもよく合うように感じました。


あひるのこからの親子も、乳児園の赤ちゃんたちと職員さんもぞくぞくとプレイルームに集まってきて、コンサートの始まりです。

最初は、『わが祖国のサンバ』という曲から。

話し声は低くやわらかな田村さん、歌い出すと軽やかな声になりました。


寝そべった状態で聞いている子、着いたときは不機嫌だったのに、音楽が始まったらママの手を引いて田村さんのそばに陣取る子、ママに抱っこされてゆらゆらする子、色々です。


「ボサノバは、基本的に2拍子なので それを意識すると音楽に乗りやすいです」との田村さんの言葉に、ゆらゆらする人が増えたようでした。

『ビン・ボン』『あひるのサンバ』と続き、ギターに興味を持って触りに行こうとする子もみられました。

田村さん、優しい笑顔です。

曲に合わせて大人と踊って、とっても楽しそうな子。

「はぁ~、いやされる~」という大人のつぶやきも聞こえてきました。

大人と一緒に、力いっぱい拍手をしていたIちゃん。

田村さんも、会場の様子を見て 元気な曲とゆったりの曲を演奏してくれました。


「ポルトガル語の歌詞なので、意味は分からないかもしれないけれど、何かを感じていただければ・・・」と田村さん。

『あひるのサンバ』では、アヒルの鳴き声かな?という部分もありました^^


有名な『イパネマの娘』を含め また数曲、そして最後には『涙そうそう』を演奏してくれました。

つま弾くギターでの『涙そうそう』、これもすごく良かったです。

そしてこの曲では、フラをしているという職員さんが曲に合わせて踊りを披露してくれました。

そちらもとっても素敵でした♡

充実した約40分のコンサートでした。


乳児園を後にしても わたしの頭の中はまだボサノバのギターと歌がいっぱいで、自然とカーステレオをオフにして走っていました。

田村さん、桐育乳児園さん、ありがとうございました。

(すー)