癒しは目的ではなく手段
2024.06.26 10:00
私はこれまで色々な心理業界で学んできました。
学んでいく中で気づいた大事なことは、癒すことは目的ではなく手段であるということ。
癒すことよりも、重要なのは、癒したうえでこれからどう生きていくかを自分に問うこと。
それこそが、自分らしい人生をかたち造っていく上で大切です。
色々な業界で学ぶ中で感じたのは、癒すことを目的としているコミュニティーは現実にあまり変化がなく、常に癒すための何かを探しています。
その意識の使い方は、埋める人生の生き方で、自分の中の満たされない何かを探し続けることになります。なぜなら、癒すためには、自分自身が満たされない何かがないと癒すということが成り立たないからです。
警察という正義がいるためには、犯罪者という悪人がいないと成り立たないのと同じ原理ですね。
だから、癒されることを目的にする限り、一生満たされることはありません。
癒すことは目的ではありません。
あなたが、自分らしい豊かな人生をかたち造っていく上で大切なのは、自分らしく生きることを阻んでいたエネルギーから解き放たれ癒された今、さあ、これからどう生きていきたいのか、どんな人生をかたち造りたいのかを自分自身に問うていくことです。
自分自身が癒されたことで、解き放たれたことに気づき、人生をどのように拡大していくのかに意識を向けることで、あなたは満たされ、さらなる豊かさと出会っていくことができるのです。
ただ、癒すことを目的にすることが悪いということではありません。
それもまた、魂にとって大切な場合もあります。
ただ、あなたはどうしたいのか?
あなたの選択の参考にしていただけたらと思います。