へんばりはいややなぁー
暑くなってきましたね
そろそろ熱中症に気を付けて下さい。とりあえず6月を乗り切れば体が暑さに慣れてくると思います。
さて先日6月4日は虫の日でした。
手塚治虫によって設立された日本昆虫クラブが『虫と住める街づくり』をテーマに制定した日です
私は基本、虫が好きです
トンボ、カブトムシ、クワガタ、ダンゴムシ、てんとうむし、かなぶん
でも朝くるま乗る時などイラっとするのは、蜘蛛の糸が顔面にびやぁーっとまとわりついてくる時です「なんなんもー!」となります
なので蜘蛛はあまり好きではありません
それにしても蜘蛛の能力には驚かされます。巣の制作過程には優れた技術や秘密がひそんでいるようです
先日も庭の木から車までの距離2mくらいに見事な巣を作っており眺めておりました
まず最初の一本ってどやって掛けんの?というとこですが
風を利用します
お尻から出した糸を風にふわーとのせ初めの一本をかけます
その一本の中心から真下に一本おろしてきて、Yの字をまずつくります
中心を基準として縦糸と横糸を張っていきます
横糸はかかった虫が動けなくするため、ねばねばの液がついています
縦糸は自分の通り道であるためサラサラしています。さらに蜘蛛の足はねばねばがくっつかないように油でコーティングされています
さらに蜘蛛の巣は帯電しており、プラスに帯電した虫が近ずくと巣のほうからフワッと寄っていくのです
さらに巣が古くなると嚙み切って丸めて団子にして食べて、それを栄養としてまた巣を作る
ほんとにふしぎ
蜘蛛の巣をながめているとくもはとても大きなはたらきの中に生きているのだと感じます
過不足はなく静かでぼんやりとしているのにきっちりとしたルールの上になりたっていて何ひとつ取りこぼすことのない
人が想像できるはんいを超えた大きなはたらき
わたしたちも同じとこにいるのだと感じます
クモは好きではありません。と言いましたがクモは基本、益虫です(一部の毒クモをのぞいて)
家の中にいるゴキブリやハエ、ダニや蚊などを食べてくれます
よく田舎の木造家屋で見かける、ひとの手くらいの大きさでめちゃ動きの速いやついますよね アシダカグモというのですがこいつでさえめちゃいいやつで、人にかみついたりしません
今はわたしの部屋に2センチくらいのでかめなハエトリグモがくらしており、時々話しかけたり息を吹きかけたりしています。リアクションがホントに面白いですクモの方もたぶんこいつはよういらんことしてきてうっとーしーけど安全なやつやとわかってくれている気がていします
三重県では蜘蛛の巣のことを、蜘蛛のへんばりといいます
PS
おすすめ動画はピタゴラスイッチくものすのプログラムです