Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

森準人 OFFICIAL SITE

モロッコに行ってきたぞ(2日目)

2018.12.16 03:25


前回に続きモロッコの話。

初日の夜はプール付きのホテルに泊まっていたからそこでノンビリと過ごしてたらチェックアウトしてからも行けるプライベートビーチがあると判明したので水着も何もないけどタオルを借りていざ出発。

初日は夕暮れ時に着いたから昨日とはうってかわって昼間のモロッコの町へ。現地の猫先輩も歓迎のご様子。と言うか暑くてバテてましたね。



僕らがモロッコに行ったのは11月の終わり頃だったんだけど、朝夕はひんやりするものの日中は30℃前後まで気温が上がってたので全然Tシャツ一枚で歩き回れた。平成最後の夏はモロッコで過ごしたと将来孫辺りに虚実織り交ぜて話したいと思います。


昨日の夜は恐る恐る歩いた町も日が出ているとすごく爽やか。横断歩道を渡るとき以外は安全そのもの。と、言うのもモロッコの交通事情は日本とは違って大通りでも歩行者用の信号がない横断歩道がけっこうあって、そんな場合は文字通り車の間をすり抜ける様に渡ります。

さすがに僕らはかなり手こずってたら優しい運転手の人が「どうぞ〜」って止まってくれることが多かったけど、ベテランのモロッコ人のおじさん達は日体大の集団行動さながらスルスルと車の間を大胆に渡っていきます。多分正解はあの人たちの後ろにくっついて行くことなんだけどそれはまた次回にします。

で、えっちらおっちら到着したビーチはいったいどこまで続くんだって果てしないビーチ(10km以上あるらしい)でラクダもいたぞ。

アガディールは欧米のお年寄りに人気があるのか僕ら以外このビーチにいたのは大体初老以降の欧米のご夫婦でサングラス越しに目が合うとニッコリ会釈して「よく来たな日本人」とでも言わんばかりに挨拶してくれて新入りにも優しいビーチでした。


たっぷり太陽と海を満喫した後は今日から泊まる宿に向かった。

ホテルではなくて、リヤドと呼ばれるモロッコの伝統的な建物を使ってる民宿的なお宿。

建物の真ん中には吹き抜けの中庭があり、一階と二階はその中庭を取り囲むように部屋があって屋上は皆でご飯が食べられるテラスとキッチンがついててとても居心地が良い。

お部屋に荷物を置かせてもらい、宿からほど近い場所にあるアフリカ大陸最大と言われてるスーク(市場)に向かう。迷路みたいな市場には6000以上のお店があるそうな。この市場での買い物は基本的に言い値なので、「これいくら?」って聞いたら間違いなく2〜3倍の値段をふっかけらる。この世界では騙すやつが悪いんじゃなくてカモられるやつがマヌケなんだそうです。

けどそれでも安いなと思える値段なので普通に買ってもいいと思うんだけど、どう楽しむかは人それぞれ。もし王道の値段交渉を楽しみたい場合は『ジョジョの奇妙な冒険 17巻 「恋人 その①」』を読むといいです。ジョセフが教えてくれたケバブの買い方が笑っちゃうくらいそのまんま体験できます。(僕らは食器を買ったお店で少し多めに払って、色んなもののローカル価格を教えてもらいました。)

スークでの散策も満喫して歩き疲れたのでその日は夕方から宿のテラスでノンビリ過ごしました。晩御飯もここで頂いたのだけど、ここのテラスには夜な夜な宿泊客が集まって来て色んな国の人たちがお酒を飲みながらとてもアットホームな感じで眠たくなるまで色んな国の言葉でお喋りをします。言葉が分からなくたってなんだかんだ仲良しになれるから不思議なもんです。

宿の管理をしているLili母さんの人柄も相まって控えめに言って最高な宿でした。Lili母さんからは、私の日本の子どもたち認定してもらいました。Lili母さんまたすぐに会おう!

この後モロッコ3日目と4日目はモスクに行って「ありがとね、イスラム教があんまし広まってないだろう日本から来たのに、お祈りしてくれるんだね。ありがとね。」とムスリムの人たちにすごく優しくしてもらったり、Lili母さんに町を案内してもらったり、宿のスタッフのハッサンに空港まで送ってもらう途中にモロッコで車を運転するなら学ぶべき正しい相手の罵り方を教えてもらったりしたんだなあ。

詳しいことは今度書けたら書こうかな!

ひとまずごきげんよう!

※写真はLili母と運転中はダークサイドに堕ちて敵に唾を飛ばすハッサン(普段はおっとりして、むちゃくちゃ優しい力持ちのおじさん)です。