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MBA取得のファイナンシャルプランナーが老後資金の最大化を提案

タックスヘイブンってどう思う??MBA取得のファイナンシャルプランナーの考え

2024.09.21 13:05

MBA・FPオフィスALIVE代表の國弘泰治です。

オフショア投資を専門としている立場から、タックスヘイブンについては避けて通れないテーマです。

結論から言うと、タックスヘイブンを適切に活用することは有益だと考えています。 

企業の観点からのタックスヘイブン 特に企業にとっては、ユーザー離れを防ぎ、商品の質を維持・向上させるために、タックスヘイブンの活用は一つの手段と言えるでしょう。

例えば、パナマ文書やパラダイス文書で話題となったように、ソフトバンクの孫正義会長や楽天の三木谷会長など、日本の大企業の一部でも利用されています。 

タックスヘイブンの使用は違法ではなく、競争力のある価格で商品やサービスを提供するためには必要なケースもあります。日本の法人税を支払いながら格安で商品を販売するのは難しく、利益が減少することで、質の低下やユーザー離れが起こりやすくなるでしょう。

それを防ぐためにも、タックスヘイブンを利用することは合理的です。 

個人のオフショア投資 個人の資産運用においても、オフショア投資は利回りが良い場合が多く、香港やケイマン諸島といったタックスヘイブンを活用するのは有益です。

特に日本の金融商品と比較すると、非課税である点が大きな魅力です。 

デメリット ただし、タックスヘイブンを利用することで、国や地方自治体の税収が減り、その結果、公共サービスや公務員の給与が低下するリスクがあります。

公共機関が税金によって運営されている以上、税収の減少はサービスの質の低下に直結します。 また、個人がタックスヘイブンを利用して得た資産を日本に送金する場合、国内の税金がかかるため、適切に税金を納めることが重要です。 

 注意点 最後に、オフショア投資では、高い利回りを求めるあまり、リスクの高い商品に飛びつかないように注意しましょう。例えば、月2%といった高利回りは短期的にはあり得ますが、長期投資では非常に稀です。

保険会社やファンドの長期投資であれば、年20%までが現実的な範囲でしょう。 

長期投資で「月30%」などの高利回りを謳う商品は非常にリスクが高く、魅力的に感じるかもしれませんが、私は強くお勧めしません。リスクを正しく理解し、慎重に判断することが重要です。

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