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IZU TRAIL journey Part4~レース当日②~

2018.12.17 00:11

昨日の練習会で集合写真のときはたしかにいたM-shitaさん、その後行方不明者になっていましたが、ITJからまだ1週間しか経ってないのに、清水まで30Kロング走してたそうです。やれやれ、肋骨痛めてるというのに…。もうこの際、UTMFかTJARに出ちゃってください!

さて、お待たせしました。「ロードの上り坂はそれなりに準備をしてきたため、力強く登ることが出来、順位を着実に上げていった。」の続きです。




このレースのエイドは10箇所程度あるフルマラソンと違い71.7キロ中4箇所しかない。従って、ある程度はバックパックに背負って行くこととなる。自分は様々なメーカーのジェル12個(弟子からのミッション入りジェル含む)とカロリーメイトとボトルタイプのポテトチップスを準備した。

ジェルについては最低でも1時間に1個は食べた方がいいとのアドバイスもあり空腹感を感じる前に忠実に投入した。そしてウォーターエイドはパスし、最初のA1エイド「こがね橋」に到着した。まずは我慢していたトイレを済ませ食料のあるテントへ向かった。確かこの地点でK-chanがボランティアをしていると聞いていたので周りを見回したがすぐにはみつけることは出来なかった。エイドに出されている桜餅をつまみながら再度テントの奥へ目を向けると、なんとサンタのコスプレ姿をした彼女が楽しそうに仕出し作業を行なっていた。

のんびりもしていられなかったため、軽くグータッチをして先を急いだ。

少し登り始めたところで、唯一新調したグローブの片方がないことに気がつく。そのまま進もうかと思ったが、レースはまだ序盤。山の中の体感温度は一桁でありロスタイム覚悟で引き返すことにした。再び戻って来た私を見て彼女は目を丸くしていたが、なりふり構わずボランティアの方々にグローブの落し物がないか尋ねるも見当たらなかった。すると見かねた一人の男性が「この先困るでしょ。特別だよ」と言ってた恐らくボラ専用として分けられたであろう新品の手袋を手渡してくれた。かじかんだ手と心が一気に温かくなるのを感じた。




なるほどぉ~、師匠も師匠なら弟子も弟子ですね。まさかのサンタコスプレとは!M-shitaさんだけじゃなくて、他のランナーたちも山の中でサンタに元気づけられましたね、きっと。K-chan、いい仕事してるわ~。そして、相変わらず忘れ物の多い師匠。富士登山で携帯忘れてきちゃったり、野辺山でしたっけ計測タグ付け替え忘れちゃったのは(^^;僕がお母さんなら、すべての装備品にゴム紐つけてリュックにくくりつけちゃいたいくらいです。ということで、明日はレース中盤のもようをお伝えします。お楽しみに!