2024.6.22 神室山

令和６年　６月２２日（土）　　参加者：１０名　　　ガイド：真鍋雅彦

コース：役内口～三十三尋の滝～御田の神～キヌガサソウ群落地～神室山山頂～
　　　　パノラマコース下山　　　　　　　　　　　　　　　　　（所要時間：９時間）

　秋田県湯沢市役内口からかつての修験道を辿り、連峰随一のキヌガサソウ群落を見て神室

山に登ってきました。登山口から三十三尋の滝までは標高差300ｍを超えるほどで、吊り橋を

2本渡り美しい渓谷林やブナ林の中を気持ちよく歩けました。登山口で一緒になった10名のグ

ループと入れ替わり、奥深く入った西ノ又沢でゆっくり休んでから、標高差約500ｍの壁を登

り上げます。汗は絞られましたが樹林帯の木陰の中我慢しながら登り上げて、御田の神に出

ると一気に視界が開けて、遠くに栗駒山が見えて両隣に高松岳と虎毛山がくっきりと見えま

した。気分も上がりキヌガサソウ群落へと進み、満開のキヌガサソウに満足です。その後稜

線に出るとバーンと広がる視界に神室連峰の峰々が見渡せ、出羽富士の名にふさわしい鳥海

山の頂も見ながら、４時間半で頂上に上がり満足感に包まれました。快晴に恵まれた登山日

和で視界良好気分爽快でしたが、下山のパノラマコースでは暑さがボディブローのように疲

れを増幅させ、ロングコースに眠気が差し込み、急坂に疲労も増して修験者のようになりつ

つ下山しましたが、たっぷり山に浸れた分達成感もひとしおで、皆さん満足の神室山登山に

なったようです。お疲れ様でした。