Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

ライフ・デザイン with風水

カール•ラーション展で再確認

2018.12.18 03:16

先週、カール•ラーション展に行ってきました。

損保ジャパンの美術館は初めてだったので42階だとはつゆ知らず。。私は高所恐怖症なので一番の苦手は観覧車。二番は新宿高層ビル群に代表される高層の建物です。高層階にいるのはもちろん、その下を歩くことさえ足が震えます。

42階と知っていれば前売り券を手に入れることはなかったはず。。


足が震えながらでしたが、良い影響と確認をいただける美術展でした。


カールもその妻カーリンも家庭と家族をとても大切にし、カールの絵のモデルの多くは彼の家と家族。

カーリンも王立美術学校で油彩画を学んでいましたが、結婚後は絵筆をおき、機織りなどしながら家庭に従事し夫を支えました。

カーリンはその芸術的才能で室内装飾や料理やガーデニングなど暮らし全体を創造し、家庭生活を芸術に引き上げました。ホームファニッシングのハシリだったのですね。会場にはカーリンの織物や手作りの衣服なども展示されていました。

そんなカーリンをカールは「家庭の天使」と評し、描かれた絵からはたっぷりの愛情が感じられます。

まあ、微笑ましいのなんのですよ。

これはイケアの家具で再現されたラーション家の部屋のひとつ。

生涯、増改築を楽しんだそうです。


参考にしたいと、本と可愛らしい絵を買ってきました。

絵のタイトルは「あしたはクリスマスイブ」。描かれているのは彼の子供たち。この時期にぴったりです。


私も部屋の模様替えは大好きで、特に結婚後は家族があきれるか、または諦める?(笑)ほどでした。家具をペンキで塗り替えたり、ソファカバーや椅子カバー、クッションカバー、テーブルクロスやランチョンマットなどたくさん縫いましたし、トールペイントしたり、ガーデニングにもかなりハマってハーブや季節のお花をたくさん植えました。

まさかの専業主婦としては、自分を表現する場が当然家になったのです。

夫は私があれこれすることにダメとは言わないですが、私の中にはいつも多少の遠慮と多少の罪悪感がありました。

だけど、やっぱり、、家を居心地よくしたい、お気に入りの空間にしたい、リフレッシュさせたいと考えることは決して悪いことではない。

やっぱりこれでよい、素晴らしいことだと、この美術展で確認することができました。

家は自分達自身を表現する場。癒しとリフレッシュの場。基地。

家と一緒に成長していきたいな。

自分を整えるよう、家を整える。家族の変化に合わせて家を整える。

とても大切なことと思います。