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紫藤会

第93回「視野を広く、視座を高く、多面的に視点を明確に持つ事の大切さを教えて頂き、このアジアで生きていく事の覚悟も教えて頂きました。」清水直美さん(マコト化成㈱)

2024.06.24 09:43

☆藤岡先生との出会い

 2024年のタイで行われたサシンスタディツアーに参加し藤岡先生とご縁を頂きました。案内に記載された藤岡先生の素晴らしい経歴を拝見し博学で数々の実績を積み上げられきっとストイックな方のはずが掲載されているお写真のお顔は眼差しにとても透明感があり、学歴と雰囲気にギャップのある方だなぁという印象でしたので藤岡先生にお会いするのをとても楽しみにしておりました。

 今回の学びのテーマは「グローバルビジネスの現状と課題」でした。製造業である弊社は、日々100名以上の実習生に支えられていて日頃から、実習を終了した彼らに「有難うねタイでも元気でね」ではなく、日本での彼らの勤勉な勤務と姿勢をしっかり評価し、それらをタイへ持ち帰りより良い就職やキャリアアップにつながる道が出来ないものかと常々考えておりましたのでタイ国内のリアルな経済社会の動向、雇用問題に関して学び何かその中でヒントを得られる良い機会だと思い参加いたしました。藤岡先生は実際お逢いすると想像していた以上に聡明で、その視野は柔軟で大きく広くアジアと日本の現状と未来を誠意持って見据えられている素晴らしい方でした。

 藤岡先生の言葉のチョイスはビジネスだけでなく何を成し遂げるにも根底に愛があるからこそ人は成功するのだと優しく諭されそのお人柄にも心の温かさにも感銘いたしました。又、時折見せる笑顔がとても素敵で私には何も見えませんが、きっと背中には羽が生えているのではないか?と、自分でもわらってしまう妄想をするぐらいに、その日の内にファンになってしまいました。瀬古さんには「ライバル多いですよ」とコメント頂きましたが皆さんが藤岡先生の虜になるのは必然ですのでファンの1人として存在させて頂ければと思っています。


☆感銘を受けた事葉

 今回の学びの中で、感銘を受けた言葉は沢山ありどれも外せないものでしたので1つだけにはしぼれませんでした。国内に居る私は、日本から見た偏った視野と意識で勝手な解釈をしていた事に気付く事がとても多い時間でした。第一世代の日本人がアジアでのインフラや教育等に貢献してきたからこそ、私達がその恩恵に恵まれている事を知りました。

 現代の日本国内にいる私達は、その上に胡坐をかかず日本がアジアの中でも最も優れているという時代遅れの幻想と勘違いを捨てる事の大切さを教えて頂きました。アジアと日本ではなく、アジアの中にある日本としてこれから自分の指針としてもつべき大切な考え方は

「「どうなるかではなく、どうしたいのか?どうありたいか?」

「何が正しいかよりも、どうしたいか?」

「何をするかよりも 何をしないのか?」

「誰に好かれるかよりも、誰にきらわれるか?」

を明確にする事で、自分の求める道が見えてくる」。

 視野を広く、視座を高く、多面的に視点を明確に持つ事の大切さを教えて頂き、このアジアで生きていく事の覚悟も教えて頂きました。


☆今後の決意

 現在タイで活躍する日系企業が減少傾向にある中、今回のスタディツアーでは現地の日系企業の経営者方々の講義を受けそれぞれの違う視点と経営方針を知る事が出来ました。お話を聞く中で納得できるや考え方もあれば、違和感を覚える考え方もありました。それら一つ一つは大切な学びであったと感謝しています。各企業様の講義を聞いたうえで藤岡先生の講義をうけ、

 この世の不確実性を知り知覚を鍛え全てを理解できているという「傲慢」を捨てる事の大切さを学びました。

 又、日頃リスクとは、回避をする為に試行錯誤する物だと思っておりましたがそうではなく、リスクの語源はラテン語で「勇気を持って試みる!」なのだと教えて頂き、その解釈は私の懐にストンと落ちました。私の側にいる人々をはじめ、アジアや世界の人々の人生を豊かにする為にリスクの心持って挑み進みたいと思います。

 藤岡先生はじめ、今回のセミナーの事前準備や手配講義内容の構築に至るまでを、ご尽力いただきました瀬古様と橋口様には心から感謝しております。

 素晴らしい授業を有難うございました。