P510ブルーバード、インジェクション仕様完成♪
合間を見ては作業していた510ブルーバード
ようやく全ての作業を終えて完成しました♪
外装は基本的にオリジナル
フェンダーアーチも純正形状のまま
ジェントルなおじ様がオーナーですので、派手な仕上げは好みません
ホイールはワタナベゴッティ
15インチでスタイリッシュに、デザインはレトロ感出して令和仕様の古い車にはとても良く似合います
カラーは白に黄色味の効いたチャンピオンシップホワイト
落ち着いたカラーで旧車、ハチロク共に当社では人気の有る色だったりします
やはり旧車はソリッド色が似合いますね
シックに纏められたエンジンはL16をベースに1800にボアアップ
200ccアップはかなりトルク太くなりアクセル踏まなくてもグイグイ進みます
カムは68°で扱いやすくバランス良く仕上げたストリートメインのエンジンスペックです
ボンネット開けて1番目に引くのは、やはりファンネルですね
上向きに付いたスロットルはソレックスでも無く、ウェーバーでも無い、インジェクション仕様の証
当然の事ながら燃料はシーケンシャル噴射で無駄吹きは致しません
キャブではなし得ない角度を付けられるのもインジェクション仕様だけの特権です
そして、このエキマニとも相まって4スロとエキマニの最高のビジュアルに来客の皆様はよーく舐めるよう見てましたw
点火系はもちろんシーケンシャル点火のダイレクトイグニッションです
普段はカーペットで隠れてしまいますが、足元にはインジェクションの証、LINKコンピューターが鎮座
モンスーンで制御しています
毎度書いてますが、何より旧車のインジェクション化にはメリットが多いです
四季関係なくいつでも気軽に乗れる
アクセルに足を乗せてのアイドリング安定するまでの暖機運転も無し
真夏の炎天下のキャブのパーコレーションも無し
インジェクションならキーを回せばエンジン始動してアイドルアップ
標高差も関係なくエンジンぐずる事無く運転可能
などなど、書ききれないホド多いですw
そして、最大のメリット!
それは旧車の天敵!?車検(排ガス検査)でしょう
キャブ車。それだけでまず難しい
あれやこれやと対策をしないとまずガス検通過は無理でしょう
ましてや、今となってはその対策が出来る車屋も減っているのも事実
昔なら民間車検場でなんとか……
そんなことも今の時代では無理w
これが、インジェクション仕様で現代のフルコンなら排ガス検査も余裕でパス出来るクリーンな排ガスになるのです
実際にブルーバードもご覧の数値
排ガス規制の上限値はCO4.5、HC1200となります
キャブ車なら、絶対無理な数値でしょうねw
フルコン、インジェクション仕様ならハイカムが入ってもこの数値です
実際にここ最近はキャブ車のインジェクション化の問い合わせが多いのも事実です
やはり、皆さん車検で困ってるようです
エンジンチューニングしたいけど車検がねぇ~
そんな声もチラホラ
そんな方、お任せ下さい
ご相談乗らせていただきます
次は2TGとL6インジェクション仕様の制作がスタンバイ
こちらも追ってアップさせて頂きます