再会、そして再開(根室本線)
富良野・新得間廃線後、遠ざかっていた根室本線ですが、友人渡道の機会に再会してきました。
残された区間(滝川・富良野間)は、田園地帯や炭鉱遺構など、廃線区間とは一味違う鉄道風景が望めます。未開拓を深堀する楽しみもあります。今回を契機に訪問を再開しようと思います。(2024/6/6-9)
滝川口へのアプローチは、これまでの国道237ではなく、国道234を岩見沢まで北上し、岩見沢・滝川間だけ高速に乗るルート。意外と早く着けました。午前の運用に間に合ったので、赤平の田んぼで構えると、やってきたのは絵にならない道央森の恵み(通称:森メグ)。「いきなり、お前かよ!」で撮影開始。ちなみに次にやってきたのは紫水。写真は省略します(笑)
「今頃、下金山や布部は花盛りだろうな」などと、同じ感動を求めて花(とくにルピナス)探しをしましたが、各駅近辺ほとんどありません。
野花南駅で、1本撮って、午前の運用を終了しました。やってきたのは、先ほど赤平の田園で撮った森メグです。富良野から戻ってきたところです。迷彩服のようで、周りの緑に完全に溶け込んでいますね。
友人と合流し、夕方ふたたび根室本線へ。時間的に間に合いそうな茂尻で一本目。やってきたのは色物2両編成。夕暮れの緑の中、やや逆光気味で雰囲気は良いのですが‥‥(´;ω;`)
滝川に着いたときは小雨模様でしたが、天気は回復。2本目(初日のラスト)は、日没直前の田園で撮りました。やっと普通の色の車両に会えました。
今回の旅は三泊。宿は芦別スターライト。せっかくなので朝食(地産地消のバイキングメニュー)を頂きました。二日目は、上芦別の田園で朝食前の朝練です。米どころの芦別・赤平は、ちょうど田植え直後なので、このような田園風景が随所で見られます。
朝食後、上金剛山展望台に登りました。車で頂上まで登れます。道もしっかり整備されており、芦別市の観光資源を大切にする姿勢は素晴らしいと思います。大沼の日暮山登山道を修復せず放置している某自治体はぜひ見習ってほしいです。
上金剛山からの田園風景です。朝食前に撮った写真(一つ前の写真)辺りをキハ40が走っています。
真冬に撮った富良野岳バックのポイントです。山の雪はほぼ消え、鉄橋の緑多く、初夏の風景になりました。
三日目も、上芦別で朝練。今回は上芦別駅交換です。ダイヤ改正で、野花南交換、夕方の上芦別交換は無くなりましたが、朝の交換は残りました。
そして四日目、最終日です。朝練は、週末限定、夏季限定の野花南交換(フラノラベンダーエクスプレスと普通列車の交換)を撮りました。やはり、この駅は交換を撮るために設定されたようなロケーション。とくに背後の山は四季折々の表情の変化を楽しませてくれます。夏だけで終わるのは勿体ないなぁ。
チェックアウト後、ふたたび野花南駅。旅の期間中、天気はほぼ晴れでした。旅の終わりに、この駅で良い時間を過ごせました。
そして、今回の旅の締めにと立ち寄った芦別駅。この駅だけロケハンをしなかったのですが、フランス菊とルピナスがたくさん咲いていました。最後に花鉄、しかも北海道色同士の交換が撮れました。ハッピーエンディング(^^♪
次は、7月中旬の訪問を予定しています。
白老鉄日記vol.192(再会、そして再開)でした。