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美香ヨガ&ピラティス 東大阪

腹横筋の秘密:姿勢を支える魔法の筋肉

2024.06.26 04:28

お腹を鍛えたい、というとき

エクササイズとして思い出すのは

仰向けに寝転んで頭を上げて背骨を丸める、

というのが一般的ではないでしょうか。



これはクランチというエクササイズで

背骨を丸める筋肉を鍛えます。

鍛える目的に合っていたらいいのですが


これだけやっていたとしたら

猫背さんは

さらに猫背になる筋肉を強化させてしまいます( ̄∇ ̄)

エェ~!!!と思っている方もいらっしゃるかも

しれませんね。


丸めることが出来るのも背骨の重要な働きですから

それはそれで大事です。

クランチもピラティスのエクササイズで登場します。


ただ、この動きは

姿勢や日常動作の観点からすると

「丸められる動作が出来るほどの背骨の柔軟性をつける」くらいでいきたい。

なので教室でのピラティスのレッスンでは、

胸の後ろにボールを置いて行うことがほとんどです。


補助具がない状態でのクランチは

負荷強めの体幹トレーニングとして位置づけています。


日常生活で役立つ筋力を養うには、

姿勢を支える筋肉を特に鍛えることが大切です。


例えば腹横筋(ふくおうきん)。


腹横筋は背骨を支え、

安定した姿勢を維持する重要な役割を担っています。


腹横筋はコルセットに例えられることも多く、

コルセット、腹巻きのように

お腹を横にグルリと囲んでいる筋肉です。




お腹の4層の筋肉の1番奥にあって、

ザ・インナーマッスルといった感じです。


画像:腹横筋(一番右)


この筋肉は動きを作る筋肉ではないので、

丸めたり反ったりという作用がありません。


効果的なトレーニング方法としては、

仰向けになってお腹、骨盤の位置を保持したままで

脚を上げ下げする運動があります。


つまりは

動かさないことで鍛えられる腹筋。


腹横筋はこんなことは思わないのかい。

「おいらも動きたいよ」

「みんなと遊びたいよ」ってな。。。


腹横筋「いや、オイラはみんなが自由に遊べるように

守ってるんだよ。そのおかげで手脚や胸回りも自由に動くだろう」


泣けてきます(´;ω;`)


レッスンの最後では

背骨全体をストレッチする動きで終了します。


身体を安定させる筋肉も動きを作る筋肉も

すべての筋肉が一体となって

連動してなめらかに動くことが感じられます。


最後は

みんなひとつだよ✨


アウターを鍛えたい方もぜひ

奥の筋肉のトレーニング、おすすめです。