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2018年12月16日 SCA乗れない人のための自転車教室

2018.12.17 15:38

 大宮体育館で毎年行われています自転車教室は,「 自転車に乗れない人を乗れるようにしてあげる教室 」で、主催は埼玉県サイクリング協会(さいたま市サイクリング連盟)です。

 今年は申込み初日で20人枠全部が埋まってしまいました。驚きます。

毎回小中高学生、大人と参加者年齢幅が広いのですが、今年は小学生18名大人が2名と中間が抜けました。練習する場がなかなか無くなってきた さいたま市 の環境が窺えます。

会場へ向かう途中AMBCO朝練の群に遭遇しました。話では7:00前の見沼自然公園の気温はマイナス5℃とサイクルコンピューターが表示する寒さです。そのまま曇り空がつづき、会場も気温が低いまま始まりました。

体育館内での講習のあと、みんなが自転車にのって練習をしますが、ペダルは全て外してしまいます。 自転車と仲良くなるために押して歩く練習から始まります。その後は自転車に乗って歩行するように右左と脚で漕いでストライダーのように。その次は両足でいっぺんに漕いで止まる寸前まで足を地面に付けない練習。それが上手に出来るようになると右足側だけペダルを付けて漕ぎ出し練習、左足もペダルを付けて漕ぐ練習=乗れるとなっていきます。

早い人では1時間もしないうちに乗れるようになってしまいます。午前中、お昼前には3名が乗れるようになりました。

昼食になり、みんなは会議室でお昼を食べている間、自転車の管理で4名が外でお昼を食べましたが、途中で雨も降ってきて、どうなる事かと心配になりましたが、みんなが休憩を終えて出てくると雨はあがりました。

そして午後の部が始まると、お昼を食べて休憩をして元気になった人達が次々と乗れるようになっていきます。慣れない自転車の練習で午前中は疲れてしまうんですね。

 面白い現象も毎年起きます。

先生が近くにいると、乗れる人と乗れない人。乗れる人は先生がいると気持ちの背筋がピン!として、顔つきが変わり、何事もなかったかのように乗れてしまいます。乗れない人は先生がプレッシャーなのでしょうね。視界から消えてあげると何事もなかったかのように乗れてしまいます。


体力回復して乗れるようになった人たちは隣のグランドに移動してグルグル走ってずっと乗ってます。大変なのはご両親たち、防寒しているとは言え寒い中をずっと我が子を見守っています。

2人の大人も最後の方には乗れるようになり、結局この日は全員が乗車出来るところまでいきました。

少しの距離でも乗れるようになった瞬間は毎度感激しますし、とても嬉しいです。

ご両親もコースの外で乗れるようになった瞬間は大変喜んでいます。


自転車は最初に乗れるようになるには、適正なサイズの物が必要です。

座るとハンドルが近かったり遠かったり、高かったり低かったりしては、なかなか乗れるようになるまで時間が掛ります。サドルの位置も適切な高さが必要ですし、硬さもお尻が痛くならない程度ある方がコントロールを覚えられます。

自転車のサイズはとても大切です。

 そして、乗れるようになる前から「止まる時はブレーキで止まる。」を一緒に覚えさせます。そうなんです。乗れるようになる前からブレーキを使うことを覚えれば練習中の転ぶ確立を下げることが出来ます。全ての乗り物の中で一番大切なのはブレーキの使い方です。あまり上手ではないなと思う読者さんも、日頃の乗り物移動の時からブレーキを使う練習はしましょう。


本日は先生6名で行いましたが、

いつも先生で来てくださる神宮で毎週教室をしているI氏ももちろん来ていました。

毎週を長年やっていらっしゃるので教えるのがとても上手です。

ここ数年、筆者の自宅付近で時々お会いするようになり、お互いに「近くに住んでますよ。」と言ってたのですが、お昼時に「どこなのよ。」と訊ねたら、6m道路一本挟んでお隣と言うことが解り、驚きながら爆笑しながらを解散するまで繰り返しました。


2018年も 自転車教室で全てのイベントが終了しました。(いや、ひとつクラブの忘年会と言う大切な行事が残っています。) 


::::オーバル