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「かゆみ」コラム 〜愛知県春日井市 みやこ内科クリニック〜

果物と野菜を4週間食べると顔の魅力は増すのか?

2018.12.17 23:59

果物と野菜を4週間食べると顔の魅力は増すのか?

お肌にいい栄養について調べた前回

結論として、「野菜と果物を食べると肌に良さそう」

予想で終わっていたんですよね。

野菜と果物を食べたら見た目は変化するのか?

調べてみました。


Faces were photographed at the start and end of the 4 week intervention in controlled conditions. Seventy-three independent individuals subsequently rated all 60 photographs in a randomized order, for facial attractiveness, facial skin yellowness, redness, healthiness, clarity, and symmetry.

和訳と要約

「顔の写真を4週間の開始前と終了時に撮影した。73人に60枚の写真について、肌の黄色具合、赤み、健康状態透明度および左右のバランスで顔の魅力を評価してもらった。」


肌の水分とかのデータではなく、4週間の前後の見た目だけで判断。

この指標が黄色・赤み・健康状態・透明度・バランスだそうです。

ほぉ~、これで人の顔の魅力は測るのかと勉強になりました。


Firstly, for all participants, increased FV consumption resulted in an increase in skin yellowness, as measured objectively and as assessed subjectively. Changes in skin yellowness following changes in FV consumption have previously been reported.
Nevertheless, in all participants and in female faces, some evidence was found for an indirect impact of FV consumption on attractiveness, via changes in skin yellowness.

和訳と要約

「果物と野菜を増やしたら肌の黄色さが全ての参加者で増加した。野菜と果物を摂取すると黄色くなると今まで研究結果もある。

全ての参加者と女性の顔は果物と野菜の摂取で黄色に変化しは間接的に魅力をあげた。」


野菜や果物を食べると顔が黄色くなる。

それがいいことなのかはわかりませんが、女性に関しては間接的に魅力が上がったと判断されたとあります。

ジムチョーの言うように、食事を作ってもらったことで時間的に余裕ができてスキンケアに時間を割けた可能性もありますね。

ちなみに男性でも黄色は上がったそうですが、女性の1/3ほどなので効果はないに等しいと書いてあります。


In conclusion, controlled and objectively measured increases in FV consumption for 4 weeks resulted in increased attractiveness in female faces, via increases in skin yellowness which gradually taper with increasing FV consumption, but these effects are small.

和訳と要約

「結論として、4週間にわたるFV消費の制御され客観的に測定された増加は、FV消費の増加に伴って皮膚の黄色さはの増加は幅は少なくなる。女性の顔の魅力を増加させたが、効果的とは言えない。」


データではなく見た目の変化は期待できない。というのが答えです。

ただ、ここではお肌の健康度が悪化している方のデータではない。

例えば、ニキビが多いなど皮膚トラブルがあった場合にどうなるのか?

今後はそこについて調べていきます。

食生活を整えると体に変化が起きます。

例えば、便秘が改善したなど。

そこから皮膚へいい影響が出ることは考えられます。

食生活を整える、自分の体と対話するきっかけになると私は思います。


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今回引用した論文

The value of facial attractiveness for encouraging fruit and vegetable consumption: analyses from a randomized controlled trial(海外論文サイトへ飛びます)

日本語題:果物と野菜を食べることを促すための顔の魅力への効果:無作為試験での分析

著者:Katherine M. Appleton,corresponding author Alanna J. McGrath, Michelle C. McKinley,Claire R. Draffin, Lesley L. Hamill, Ian S. Young, and Jayne V. Woodside