来年に可能性があるご当地アイドル十組
【芸能考察】 平成三十年十二月十七日に日本ご当地アイドル活性協会(代表:金子正男)は、『二〇一八年下半期アイドルセレクト10』を発表した。二十五年から開始して今回で十一回目。十組は、「メディア向けな活動をしている」「突っ込みたいウリをもっている」「今後の動向に注目がもてる」を基準に選定している。
本年は地方アイドルが誕生してから過去最高のグループ数となる一千四百二十一組を記録している。
東北ブロックからは三組。青森・弘前「アルプスおとめ(写真上)」が初選出。元祖ご当地アイドルりんご娘の妹分で結成十三年。県内で幼稚園や福祉施設等で活躍。同じく青森・弘前「ライスボール」も初選出。三人組コーラスワークが中毒性の高いとして注目株。 青森・青森「GMU (じー えむ ゆー)」は三期連続三回目。青森の食を応援する地域活性グルメアイドル。
東海ブロックは二組。愛知「デラ(写真上)」が四期振りで二回目。ミスマガジン二〇一八のグランプリ。ナゴヤドームで国家独唱を行った。中国やベトナム、UAE、メキシコ等の世界十五ヶ国でライヴや国際交流を行う。同じく愛知「てぃんく♪」は初選出。東海四県から世界へのゆるかわ超王道アイドル。
近畿ブロックは二組。三重・伊賀「藤堂高虎とIGA901(くのいち)」が初選出。忍者市の伊賀をPR。プロデューサはお殿様で築城の名手の藤堂高虎。 大阪「天空音パレード」は三期連続三回目。神話の世界を歌で伝承し、二〇二五年万博までに世界で合唱を掲げる。
九州・沖縄ブロックは三組。福岡「BOOMING∞TSUBURA」が初選出。日本初のフラフープ普及アイドルで進化形ステージが売り。結成一年目。宮崎「ボニート✖ボニート」も初選出。評論家の吉田豪が注目するレゲエ小学生軍団。日南市ふるさとPR公認アイドルで、フジテレビ「魔女に言われたい夜」のED曲に抜擢。沖縄「OBP」が四期連続四回目。本年のロコドル日本一で、モデルアイドルの進化系集団。 事務所の先輩にモデルの玉城ティナが在籍。
写真提供:日本ご当地アイドル活性協会