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磐高木曜会‖いわき市の剣道の稽古会

剣道稽古日誌(令和6年6月27日)No.222

2024.06.27 23:02

一般 S藤くん、Y本先生、S井先生、K内先生、T屋先生、Y吹、M川、A川、S藤

高校生 磐城高校剣道部員

中学生 F田兄弟、K谷くん、S藤くん


出稽古でいろいろな先生方に指導をうけると、そのお言葉を素直に聞き入れる自分と、そうじゃないんじゃないかと反発する自分がいるのに気づく。とりわけ悪いところばかり指摘されると、自分の中で指導に対する拒否感ばかりが増大する。

そういう経験から、指導に対する拒否感を相手に抱かせずに効果的に人を指導するには、どういう言葉かけが適切なのかを考えるようになった。どんな的確な指摘も相手が納得して聞き入れてくれなければ指導の意味をなさない。

その結果、まず褒めてから悪いところを指摘することにした。

人は褒められると拒否感は小さくなり、けなされると大きくなる。

だからまず相手を褒めることから始める。そうすると、この人は自分のいいところもみてくれているんだという信頼関係がまず生ずる。そこにことばを受け入れる素地ができる。そのあとに悪いところを指摘してやると、素直にそれを聞き入れてくれる。

これとは逆に悪い指摘から入ると、拒否感が心のどこかに生じ、そのあとのことばを受け入れにくくなる。

つまり人を指導することにおいていちばん大切なことは、技術的な指摘の前に、言葉を受け入れる信頼関係を築く言葉かけができるかどうかということにかかっていると思う。