村田諒太、現役続行へ
2018.12.18 11:50
みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。
前WBA世界ミドル級王者の村田諒太(32)が、今月4日に所属の帝拳ジムで会見し、現役続行を発表しました。
10月20日に米ネバダ州ラスベガスで行われたV2戦でロブ・ブラント(米国)に0-3で判定負けを喫して同王座から陥落。その後は進退について保留し「98%はやめるつもりだった」とのことでしたが、一転して続行を決意したのです。
ロンドン五輪金メダリストの復活表明に喜びの声が溢れました。会見では、無名の挑戦者によもやの惨敗を喫したことで「試合が終わった後、しばらくは、98%ぐらいはやめる(引退する)つもりでした」と打ち明けました。
しかし、わずか2%だった現役続行への“火種”は強力で、最後まで消えることはなかったのです。
この日の会見では続行の理由を「人生を振り返ってみた時に、あのボクシング(ブラント戦)が自分の集大成でいいのか?このままではボクシングを終われない」、そして「気持ちをしっかり作り直して、世界の舞台に立てるボクサーになりたい」という思いを伝えました。
村田選手の年齢的なことも踏まえて、これからがボクシングキャリアの集大成となるとも言えるでしょう。悔いのない現役生活を全うしてほしいものです。
それではまた。
阿加井秀樹