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Kazu Bike Journey

Ride in Kyushu Day 2 (17/12/18) Part 2 Akama Post Town

2018.12.17 15:38

昼食後、次の目的地に出発しようとしたら、また雨が降り出した。天気予報は雨とはでてなかったが、今日は悪い方に外れている。風もあり気温も低い。雨合羽を被り、内陸部を走る。そう高くは無いが、アップダウンの続く道だ。午後から50kmは結構きつい距離だが、夕方には宿には着けるだろう。

赤間宿 Akama Post Town

九州にも江戸時代に整備された街道がいくつかある。当時もっとも重要なのは長崎への道。長崎は鎖国という国策の中、唯一外国に門戸が開かれており、異国の商品と文化の窓口だった。多くの人がこの街道を行き来していた。唐津街道と長崎街道がその代表格。

昔の面影が残っている唐津街道の赤間に寄ることにした。東海道、中山道、奥羽街道、日光街道、北国街道を走った時に多くの宿場町を見てきた。九州の宿場町は今回が初めてだ。宿場の入り口に門柱が立っており、ここから宿場町である事が分かる様になっている。道幅も当時のままの様だ。道の両側にびっしりと家屋が建っている。確かに古い建物が何軒もある。一階は使いやすい様に改修されているが、2階は当時のままの所が多い。

家屋の作り方が今まで行った街道の宿場と違う様な気がした。何が違うのかはっきりとは分からなかったが、兎に角、雰囲気が違うのだ。後で、中山道で撮った写真と見比べてみた。これが中山道など本州で見た典型的な宿場の様子で、この形式の家屋が続いていた。

もう一度赤間宿の家屋を見てみよう。

この二つの写真を見比べて分かった。2階の屋根の向きが異なっている。だから雰囲気が違って見えたのだ。これで謎は解けたのだが、何故違うのかという疑問が発生。次に訪れる宿場で聞いてみよう。

赤間宿を後にして、今日の宿のある和白までまだ30km。到着は夜になるだろう。暗い車道は危険が増すので出来る限り歩道をゆっくりと走り和白に到着。明日は福岡の博多に向かうが15kmぐらいで余裕を持って走れるだろう。