下半期へ植木屋
世間では今年も下半期であるとか都知事選や新紙幣が話題ですが、植木屋的には第一繁忙期にあたりますので予定表はびっしりと埋まっていて週間天気が気になって仕方がありません。
お客さんには申し訳ないのですが雨でも作業をさせていただいている様な状況です。
さて、こちらはいつもお庭です。果樹で構成された高中木は枝葉の成長が比較的早いので、この時期の剪定では少し強めにカットします。
ただ果樹ですから、花付きは結実に直結しますので十分に配慮しながらの作業になります。その上でお庭としての美観を担保することが植木屋(庭師)の責任かと考えています。
こちらは庭竹のお客さんからご紹介いただいたお庭の植木の剪定及び改修作業です。
雑草にお困りのようでしたから、近年よく見かけるようになった人工芝を敷いて防草効果と美観の両立を提案させていただきました。
白いタイルのテラスから青い芝生のコントラスは見た目にも爽やかでよいのではないでしょうか。雑草が減りますと並行して蚊も少なくなりますのでご家族にも喜ばれるかと思います。
全国的には不思議な事かも知れませんが、東京は7月にお盆がありまして、そのため7月の第一週はお寺さんのお手入れに伺うのが毎年の通例です。
もちろん世間でいうお盆休みは8月になりますが、昔からの事ですから当たり前と言えば当たり前です。
7月の第一週は梅雨時期ですから雨が当たり前で晴れれば猛暑というのがここ数年の決まりごとの様になっています。しかし今年は雨があまり降らずに仕事は進みますが、連日体温並みの気温に頭がくらくらします。
それでも、いつものお客さん達はお茶を出してくださったり、お土産をご用意くださったり、
なぜかお小遣いまで....お気遣いに頭が下がります。
お気遣いお心遣いに応えるには仕事を全うするしかありませんので、しっかりと良い仕事を心がけて頑張りたいと思います。
以上、世田谷の植木屋「庭竹」でした。