Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

与えて、受け取る。

2018.12.24 03:52

サーフィンをする人は皆、サーフィンで生き方を学べると言う。

(きっとそんな自分はまだまだサーフィン足りてない)

自分の思う場所へ、辛抱強く一生懸命パドリングをする。

自分は正しい場所にいると信じて、リラックスして波を待つ。

全てが重なり、実を結んだ時、ミラクルな事が起こる。

そしてその時は波にのってその時間を楽しむ。

人生は波と同じように平坦ではない。

波は大きかったり小さかったり。

でもどんな波にもバランスをとりながら楽しむ。

ヨガも、そんな自分の人生の生き方の練習。

この本はヨガを教える人、受ける人に両方におすすめ。

(特に教える側にはかなりいいそう。)

すごく勉強になるし、読むたびに響く箇所が違う。

「The Seven Spiritual Laws fo Yoga(邦題:スピリチュアル・ヨーガーからだの中から美しくなる7つの法則)(できれば邦訳されたものではなく原書を読むのがおすすめ)

この中の「Law of Giving and Receiving, 与えて、受けとる法則」というのがある。

自分たちの身体や考え、周りの人、モノ...世の中のすべてのものには流れがある。

今この瞬間と1分後の自分たちの身体の細胞は同じものではない。

今、この瞬間に考えていることも、もう既に過去になっている。

その流れを止めると言うことは、体の中を止まる事なく流れている血液をと止めるようなもの。

血液がとまってしまったら、身体の臓器や細胞全てに栄養がいかないし、死に至る。

それと同じように、体のエネルギーだったり、世の中の流れを止めることは滞りを生じさせる。

全ては水の流れの様に清らかに流れているべき。

お金だって、受け取って、誰かに与えて(消費して)、回していく。

誰かに愛して欲しかったら、自分が先に愛を与えて、そして受けとる。

優しい言葉、賞賛の言葉、笑顔、祈り、贈り物...なんでも与える。

そして自分に回ってきたもの、誰からの贈り物だったり、言葉だったり、

何かのアドバイスだったり、お金だったり、

または自然からの贈り物だったり(サンセットや綺麗な海、青々とした緑など)、

それを全部感謝の気持ちを持って受けとる。

受けとり上手になる。

そして、またどんどん愛や想いやり、感謝の気持ちを伝え、与えていく。

でも与える時には、心の底にある気持ちが何よりも大切。

「その人の笑顔が見たいな」「幸せや喜びを与えれたらいいな。」っていう気持ち。

仕方なく与えていたり、義理であげていたり、妥協してとか、社交辞令とか・・・それはあかん。

よく日本で言う「真心込めて」ってこういうこと。

特にパートナーがいる人や家族には「いちいち心を込める」

これが自然とできる人は上手くいってるんだろうな~。

その時にここでもう1つ大切なのは「(相手に)期待しないこと」

あなたが相手に何かをしてあげようと、その行為をした時点で十二分に愛や思いやりはちゃんと乗っているから。

相手の反応を期待してする何かは愛でも感謝でもなんでもない。ただのエゴになる。

期待を手放せば、それはやがて形を変えてちゃんとあなたの元に戻ってくる。

それが

「Law of Giving and Receiving:与えて、受けとる法則」

ヨガや瞑想の時、呼吸でその流れを感じることができる。

一回の呼吸で自分たちの体は何兆もの細胞分子を交換している。

自分の体の中で与えて受けとっているという事。

呼吸とともになんとなく体内のエネルギーが循環していることをイメージする。

大きく息を吸って、そこでできるだけ息をこらえてみると、

1分くらい過ぎるとだんだん苦しくなってくる。

放すべきのものを抱えていると苦しい。

これは人生にも言える。

そして、今度は息を吐いて、吐いたところで止めてみる。

また少ししたら苦しくなってくる。

自分に必要なものを受けとらないとこれまた苦しい。

これまた人生にあてはまると思う。

ヨガをしながら呼吸を通して、そんなことを学ぶ。

自己啓発本、ビジネス本、スピリチュアル本、ネットの情報、

人から伝えられることなどなど、情報は多すぎるくらいに溢れているけど、

それを読むだけじゃなくて、

結局は自分で色んなことを模索して、試して感じて、

自分にあうものを見つけて練習していく。

人生ってそんな積み重ねなんだろなと思ったりする。

そんな過程で、笑って、泣いて、幸せを感じていけたら最高だと僕は思う。