ZIPANG-9 TOKIO 2020ソーシャルプロダクツ・アワード(SPA)「令和6年度能登半島地震からの震災復興」テーマに社会的な価値の高い商品・サービスを募集 テーマごとに環境大臣特別賞も!
令和6年1月1日午後4時10分頃発生した、能登半島地震で被害を受けた皆さまに、
心よりお見舞い申し上げます。(編集局)
一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会(略称:APSP、所在地:東京都中央区、会長:江口 泰広)は、人や環境、社会への特別な配慮を持つ優れたソーシャルプロダクツを表彰する「ソーシャルプロダクツ・アワード(SPA)2025」を開催し、エントリー受付を2024年7月1日より開始します。応募対象は、食品やアパレル・雑貨から、住宅、旅行、金融商品に至るまで、ジャンルを問わず社会性(環境、人、社会への配慮)を持つ商品やサービスです。
SPA2024 大賞
ジーンズストリート
「日本のジーンズの都」
児島ジーンズストリート構想による商店街再生・産業の活性化
企業・団体名
児島ジーンズストリート推進協議会
商品・サービス概要
2009年11月、シャッター商店街となった味野商店街の活性化のため「児島ジーンズストリート構想」をスタートさせ、味野商店街の空き店舗にジーンズショップを中心に誘致。ジーンズを切り口に商店街の活性化、地場産業の活性化を目指し、活動を進めている。現在は48のショップが並び、年間25万人もの観光客が訪れるストリートに発展。児島の繊維産業が世界に注目され、地域全体で児島地区を盛り上げていこうという機運が高まっている。
価格
無償
販売情報
実店舗 児島ジーンズストリート
インターネット
その他(カタログ通販、テレビ通販など) 児島地域
該当するソーシャルカテゴリ
地域の活力向上
審査員コメント
国産ジーンズの発祥地から着想した独自性、ジーンズストリート自体の商品力、地域再創造の実績などすべての面で高く評価出来る取り組み。
時代の変遷に合わせ産業と地域を何度も再創造してきた児島地区の再生力が、このジーンズストリートに結実したというストーリーも素晴らしい。
後継者がなく消滅に向かう伝統的な産業がありながら手を打てない、なんとか興したいという想いは全国に数多くあるが、児島の事例にみられる粘り強い継続力と実績は、先進モデルとして各地を勇気づけるものになるであろう。
ジーンズというプロダクツ自体が持つ魅力もあるが、伝統産業を現代的な感覚で磨き上げて目的地とした功績は大きく、地方の可能性や日本のクリエイティブを取り戻すきっかけを発信している。
この企業について
会社名
児島ジーンズストリート推進協議会
住所
岡山県倉敷市児島駅前1-37倉敷市児島産業振興センター
設立日
2009年11月
SPA2024授賞式の様子
大賞・優秀賞・生活者審査員賞・環境大臣特別賞 受賞の皆様
朝日健太郎 環境大臣政務官
ソーシャルプロダクツ・アワード(SPA)は、2013年の第1回開催以来、「社会性×商品性」という新しい視点で商品・サービスを評価する、画期的なアワードとして、次世代の消費を牽引してきました。今年で12回目を迎えるSPA2025は、年度テーマを「令和6年度能登半島地震からの震災復興につながる商品・サービス」と設定しました。
令和6年1月1日に発生した能登半島地震は、石川県能登半島を中心に甚大な被害をもたらしました。現在、政府や地元自治体は一体となり、生活再建に向けた積極的な取り組みを展開しています。しかし、被災地域の飲食店や観光業者、県産品の製造・販売業者は売上が大幅に減少し、観光客の減少も甚だしい状況です。
このような状況を踏まえ、SPA2025では能登半島地震の被災から復興を目指す事業者が提供する、社会的な価値の高い商品・サービス、また被災地支援を目的とした商品・サービスを募集します。
また例年と同様に、自由テーマとして、生活者が「持続可能な社会」づくりに参加できる商品・サービスも広く募集します。
近年、多くの企業や団体が本業を通じてSDGsに取り組み始めています。加えて、コロナ禍を経ての消費意識の変化や、プラスチック製品削減の動きなどの身近な話題をきっかけに、生活者の社会的意識はこれまで以上に高まっています。本業と密接に関連した社会的取り組みである「ソーシャルプロダクツ」の製造・販売は、企業やブランドの理念あるいは企業姿勢を社会に広く知らしめると同時に、そこに新たな価値を付加するものです。
■ソーシャルプロダクツとは
オーガニック、フェアトレード、エコ(環境配慮)、寄付(売上の一部を通じた寄付)、地域の活性化、伝統の継承・保存、障害者支援、復興支援など、環境や人、社会への特別な配慮を持った商品・サービスの総称で、生活者が購入や利用を通じて、より良い社会づくりへの参加(社会貢献)が可能となるもの。
■ソーシャルプロダクツ・アワード (SPA)とは
SPAは、ソーシャルプロダクツの普及・推進を通して、持続可能な社会を実現することを目的にした、日本で初めての、そして唯一の、ソーシャルプロダクツを表彰する制度です。優れたソーシャルプロダクツの情報を生活者に広く提供するとともに、ソーシャルプロダクツを通して持続可能な社会づくりに取り組んでいる企業、団体を応援します。
■ソーシャルプロダクツの普及が必要な背景
環境問題や貧困問題、地域の活力低下や食の安全・安心の問題など、様々な社会課題が顕在化する中で、その解決はもはや行政や特定の団体、個人の力だけではできず、多くの生活者や企業の継続的な参加と関与が必要です。ソーシャルプロダクツは、特別なものではなく、日常の商品やサービスに社会性が加わったものであることから、多くの生活者、企業の無理のない参加により、社会課題の解決に貢献することが可能です。
■ソーシャルプロダクツ・アワード(SPA)の特徴
(1)「社会性」として、環境だけでなく人(社会的弱者)や社会(地域、伝統)への配慮も評価
環境負荷低減は今日の商品・サービス、企業の事業活動には欠くことのできない重要な要素です。ただ、原材料の調達から製造、流通、消費、廃棄に至る商品・サービスのライフサイクルにおける影響は、環境以外の様々な人や社会にも及んでいます。例えば、製造に関わる労働者の人権や原材料の調達地の経済への影響など。近年では、そうした影響に対する配慮を商品・サービスの社会的価値として評価する生活者が増えてきています。そこでSPAでは、環境配慮以外の社会性も幅広く評価します。
(2)「社会性」のみならず、品質や機能、デザインといった「商品性」も評価
商品やサービスの社会的側面(環境や人、社会への配慮)がいかに優れていようとも、生活者がその商品・サービスの品質、機能、デザインといった「商品性」に満足できなければ、それを選択し、利用し続けてもらうことはできません。多くの生活者にソーシャルプロダクツを利用してもらう上での重要な要素として、SPAでは「商品性」も評価します。
(3)ソーシャルプロダクツの特長でもある商品・サービスに付随する「ストーリー」も評価
当該商品・サービスの作り手の想い、生産地域の魅力、商品開発の過程などは、商品そのものと違って、これまで十分に光が当てられることはありませんでした。ただそれらは、生活者にしっかりと届いた時には共感を呼び、価値として評価されるものです。そこでSPAでは、商品・サービスの持つストーリーも評価します。
(4)有識者のみならず一般生活者も審査に参加
有識者の間だけで評価されるアワードが多くありますが、商品・サービスの評価においては、一般の生活者の視点も非常に重要です。SPAでは有識者だけでなく、生活者の視点も評価に取り入れ、真に生活者に支持されるソーシャルプロダクツに光を当てます。
■前回のソーシャルプロダクツ・アワード(SPA)2024受賞企業の声など
受賞企業の94%がまた応募したい
◆93%がソーシャルプロダクツ・アワードを他社に勧めたい
93%がソーシャルプロダクツ・アワードを他社に勧めたい
◆受賞してよかったことBEST5
受賞してよかったことBEST5
■開催概要
<主催>
一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会
<後援>※申請中・申請予定を含む
経済産業省、環境省、消費者庁、復興庁、観光庁、一般社団法人エシカル協会、株式会社環境新聞社、一般社団法人オーガニックフォーラムジャパン、一般財団法人CSOネットワーク、サステナビリティ消費者会議
<協力>※予定を含む
株式会社SoooooS.カンパニー、株式会社YRK and、ドリームパートナーズ株式会社
<内容>
ソーシャルプロダクツの普及・推進を目的に設けられた、日本初で唯一の表彰制度
<応募期間>
2024年7月1日(月)~2024年10月15日(火)
<応募対象・資格>
・応募対象商品・サービス
以下の5点を全て満たすもの。
(1)何らかの社会的課題の解決に貢献する全ての商品・サービス(食品、化粧品、アパレル、雑貨、住宅、家電、自動車、旅行、金融商品など、有形・無形を問わない)
(2)生活者が、商品・サービスの購入や利用を通して持続可能な社会づくりへの参加(人・環境・地域社会への貢献)が可能であるもの。
(3)社会性(地球環境や人・社会への配慮)のみならず、商品性(機能や品質、デザインなど)および事業性(採算性や収益性)を兼ね備えたもの
(4)一般の生活者が購入もしくは利用できるもの
(5)2024年10月15日までに販売実績があり、2024年10月16日以降も継続して販売予定があるもの
※単体の商品でなくても、同一商品カテゴリー内であれば、複数の商品をまとめて(ブランドとして)応募することが可能。ただし、商品カテゴリーが複数の領域にまたがっている場合は、同一ブランドであってもそれぞれの商品カテゴリーでの応募を条件とする
・応募資格
ソーシャルプロダクツの企画・製造(委託製造も含む)・販売を行っている企業、団体、個人
ただし、外国企業の日本法人や海外ブランド・商品の日本における正規輸入代理店は、製造を行っていなくても応募が可能である。
※複数の企業や団体等による連名での応募も可能
※1社あたりの応募商品・サービス数に制限なし
※応募は、当協会会員以外も可能
SPAの応募方法
SPA応募専用Webサイトへ必要事項を登録。
ソーシャルプロダクツ・アワード|エントリーサイト
https://www.apsp.or.jp/ams/
・「企業・団体登録はこちら」から登録をおこなってください。
・登録後、ソーシャルプロダクツ・アワード|エントリーサイトから各種情報を登録してください。
提出資料について
(上記WEBサイトからアップロード可能)
(1)商品の場合は、その写真
(2)FSCやMSC、有機JASなど、環境配慮やオーガニック、フェアトレードなどに関する、何かしらの認証を受けている場合は、その認証の写し
(3)寄付つき商品の場合は、寄付をした団体への寄付を証明するものの写し、
あるいは寄付をする取り交わし・契約を証明するものの写し
(4)サプライチェーンの中で協力団体と環境や人権などに関する取り決めや確認を行っている場合、その内容が分かるもの
(5)その他、商品やサービスに関する資料
※上記の提出資料は必須ではないが、信頼性に影響するものであるため、可能な限り提出のこと
(評価にあたっては信頼性も考慮)
応募にあたっての留意事項
(1)応募者の責任に帰する事項
応募商品・サービスにおいて、著作権や意匠権など、他社や他人の権利の侵害等が問題になった場合、責任は応募者にあるものとし、主催者は一切の責任を負わない。
(2)応募の取り消し
応募者の責に帰す事由で、応募を取り消す場合、支払済みの審査料等の返金は一切出来ない。
(3)表彰の取り消し
以下のことが行われたり、明らかになった場合、主催者は表彰を取り消すことができる。
・応募内容に関する虚偽
・著作権や意匠権など、他社や他人の権利の侵害
・その他主催者がふさわしくないと判断する行為
なお、上記のことが発覚した場合、審査料の返金は行わない。
(4)審査内容に関する問い合わせ
主催者および審査員は、受賞に至らなかった商品・サービスを含め、個別の審査内容に関する問い合わせには一切応じない。
(5)応募書類に関して
事務局より応募書類に関する問い合わせをする場合がある。
SPA2025のスケジュール
<テーマ>
◆年度テーマ
令和6年度能登半島地震からの震災復興につながる商品・サービス
能登半島地震の被災から復興を目指す事業者の社会性の高い商品・サービスや、被災地を支援する商品・サービス
◆自由テーマ
生活者が「持続可能な社会」づくりに参加できる商品・サービス
<賞の種類>
テーマごとに下記の賞があります。
(1) 大賞
(2) 優秀賞
(3) 生活者審査員賞
(4) 環境大臣特別賞
(5) ソーシャルプロダクツ賞
※その他テーマごとに、特別賞、新設賞等を授与することがあります。
<審査方法>
各部門ともに商品・サービスの「社会性」、「商品性」および「ストーリー」を、部門ごとの審査員が応募書類と実物から審査します。また、一般の生活者にも審査に参加いただき、生活者視点で商品・サービスの「社会性」や「商品性」を審査します。その上で、「社会性」、「商品性」および「ストーリー」を合わせた総合的な評価から大賞、優秀賞、生活者審査員賞、環境大臣特別賞、ソーシャルプロダクツ賞を選出します。
※その他テーマごとに、特別賞、新設賞等を授与することがあります。
【年度テーマ審査員】(予定)
永岡 里菜(株式会社おてつたび 代表取締役CEO)*
玉村 雅敏(慶應義塾大学総合政策学部教授/内閣官房地域活性化伝道師)*
矢島 里佳(株式会社和える 代表取締役/特定非営利活動法人エル・コミュニティ 副代表)*
金谷 勉(有限会社セメントプロデュースデザイン 代表取締役社長)
【自由テーマ審査員】(予定)
エバンズ 亜莉沙(エシカルコーディネーター/Prettysimple Studio Co. ディレクター)*
高橋 義則(株式会社ユニバーサルデザイン総合研究所 代表取締役社長、APSP理事)*
古谷 由紀子(一般財団法人CSOネットワーク代表理事、サステナビリティ消費者会議代表)*
三柴 淳一(国際環境NGO FoE Japan理事)*
遠藤 祐子(株式会社メディアジーン 編集部門執行役員)*
スタニスロスキー スミレ(東京国際大学国際戦略研究所 教授)*
原田 さとみ(エシカル・ペネロープ株式会社代表/一般社団法人日本フェアトレード・フォーラム代表理事)*
坂口 真生(GENERATION TIME株式会社 代表取締役)*
※肩書きの後ろに*がついている方は前回アワードからの継続。
<審査料>
▽非営利法人・個人事業…30,000円/件
▽営利法人(従業員数101名以上)…70,000円/件
▽営利法人(従業員数21名以上100名以下)…50,000円/件
▽営利法人(従業員数20名以下)…30,000円/件
※いずれも税別。受賞時の表彰式参加費、展示会費、WEB・カタログ製作費等を含みます。
※APSP会員団体および、同一団体のエントリー2商品目からは半額。
<スケジュール>
(1) 応募受付期間 :2024年7月1日(月)~2024年10月15日(火)
(2) 書類・実物審査 :2024年11月1日(金)~25日(月)
(4) 各賞の発表、表彰式:2025年3月下旬
<展示・販売会>
期間:2025年4月中旬
会場:大丸東京店(予定)
※受賞した商品の展示・販売(サービスは資料の展示)
<SPAマーク等の利用>
受賞した商品・サービスは、社会性と商品性が高いレベルで調和している証として「SPAマーク」を掲示することが可能。また、SPA受賞商品/APSP認定ソーシャルプロダクツであることを発信・表示することができます。
※SPAの受賞やSPAマークの利用は、後援省庁・企業による個別の商品・サービスの推奨を意味するものではありません。SPAマーク等の利用に際しては、別途定める規定を順守することが必要です。
■参考) 過去のソーシャルプロダクツ・アワード(SPA)受賞商品は、下記URLをご参照ください。
SPA2013: https://www.apsp.or.jp/spa_award_year/2013/
SPA2014: https://www.apsp.or.jp/spa_award_year/2014/
SPA2015: https://www.apsp.or.jp/spa_award_year/2015/
SPA2016: https://www.apsp.or.jp/spa_award_year/2016/
SPA2017: https://www.apsp.or.jp/spa_award_year/2017/
SPA2018: https://www.apsp.or.jp/spa_award_year/2018/
SPA2020: https://www.apsp.or.jp/spa_award_year/2020/
SPA2021: https://www.apsp.or.jp/spa_award_year/2021/
SPA2022: https://www.apsp.or.jp/spa_award_year/2022/
SPA2023: https://www.apsp.or.jp/spa_award_year/2023/
SPA2024: https://www.apsp.or.jp/spa_award_year/2024/
■ソーシャルプロダクツ普及推進協会とは
ソーシャルプロダクツの普及・推進を通じて、生活者や企業などと共に、持続可能な社会の実現を目指す非営利の組織。
<協会概要>
名称 : 一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会(APSP)
設立 : 2012年7月
所在地: 東京都中央区銀座5-12-5 白鶴ビル3F
会長 : 江口 泰広(学習院女子大学名誉教授)
鎹八咫烏 記
石川県 いしかわ観光特使
伊勢「斎宮」明和町観光大使
協力(順不同・敬称略)
一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会(APSP)
紅山子(こうざんし)
※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。
アーカイブ リンク記事をご覧ください
今、再び地方の時代へ。岐阜市柳ヶ瀬
ここでしか会えないひと、
ここにしかないモノ、
ここにしかない空間を創造します
新しいまちとして柳ヶ瀬の地が拓かれたのが明治21年。それ以後、大盛況だった好景気の時代を含め、たくさんの商い、できごとが積み重ねられて、現在のように、連続するアーケードの下に店々がひしめく、使いこまれた個性的なまちになりました。
多様な趣味に応える店があり、オトナの社交場として機能して、さまざまな人が協力しながら、ここにしかない空間が育まれてきました。
車に乗って郊外へいけば、安全で便利で清潔な、よくコントロールされた大型商業施設は確かにあります。しかし、これまでのように、多様なモノの中から新しい価値が創造されたり、また面白いこだわりの逸品を手にしたりできるのは、やはりここ、柳ヶ瀬なのです。
一方で今、日本中の商店街と同様に、空きビル・空き家・空き店舗が増えてエリアの色を失いつつあるのも事実です。
人々がまちへの興味を失ってしまうと、創業したいクリエイティブな若手たちは、活躍の場を失ってしまいます。その結果、人の集まる数少ない大都市へ出ていかざるを得ません。
高齢で引退を迎える店主がいても、後継者のいない土地や建物が増えていくと、エリア全体に空虚感が漂いはじめます。店のひしめく面白いはずのエリアは、このまま衰退の一路を辿るのでしょうか。
そのもう一方で、この柳ヶ瀬の魅力に気が付いた感度の高い若手が少しずつ現れていて、新しいライフスタイルを提案するクリエイティブなショップが生まれはじめています。
私たちはこのような小さな変化の兆しをチャンスととらえ、再び新たな時代を生きる商店街に蘇らせたいと考えます。人が興味をなくしていくのなら、楽しく商いできるようにすればいい。
そうして始めた「ぎふ柳ヶ瀬・サンデービルヂングマーケット」は、わたしたちの求める、ここでしか会えないひと、ここでしかないモノ、ここでしかない空間がつくる風景を、毎月一回必ず実現するために企画しました。
次のステップはもちろん、「SUNDAYからEVERYDAYへ」。
(詳細は下記のURLよりご覧ください。)
ZIPANG-8 TOKIO 2020【岐阜市柳ヶ瀬】今、再び地方の時代へ。 つくり手と買い手がつながるシェアアトリエ&シェアショップ「SUNDAY BUILDING STORES」
https://tokyo2020-8.themedia.jp/posts/51493117
~128チームの中から選ばれた2チームが
南牧村と秩父市のまちづくりプランを発表~
文京学院大学(学長:櫻井隆)は、「大学生観光まちづくりコンテスト2019」訪日インバウンドステージに応募し、128チームの中から本学経営学部 国際経済学研究室(指導教員 鈴木紫助教)より2チームの学生が同コンテストの「ポスターセッション」に選出されました。これを受け、9月24日に「かつしかシンフォニーヒルズ」にて行われる「ポスターセッション」に参加しました。
群馬県南牧村 大日向の火とぼし
大日向の火とぼしは、群馬県甘楽郡南牧村大日向に伝承される盆の先祖供養の火祭りで、8月14・15日の2日間行われる。火とぼし山と呼ばれる集落近くの山に子どもたちが登り、麦藁で作った大松明に点火して里に降り、その火を小さな松明に移して、子どもをはじめ地区の男性たちが橋の上や川原で一斉に振り回す行事であり、国:選択無形民俗文化財/県:重要無形民俗文化財に指定されています。
大学生観光まちづくりコンテスト2019について
大学生観光まちづくりコンテストは、大学生がチームを組み、観光まちづくりによる地域活性化のプランを競う大会です。現地フィールド調査を行うことが条件となっており、観光まちづくりに必要な基礎的知識やコンテストの課題について学ぶ説明会参加から、テーマ決め、プラン作成まで一気通貫して学生主体で行うことで、チームワーク力を高め、大学生ならではの創造力と企画力を育みます。
その中で、今回選出された鈴木研究室3年生の2チームは、それぞれ、群馬県南牧村と埼玉県秩父市を対象として選び、現地調査を実施。文京学院大学鈴木研究室※で学んでいる国際的、経済的な視点も活かして、訪日外国人観光客誘致による地域活性化(インバウンド効果)のための独自プランを作り上げました。
(詳細は下記のURLよりご覧ください。)
ZIPANG-3 TOKIO 2020大学生観光まちづくりコンテスト2019~訪日インバウンドステージ 国際経済学研究室から2チームがポスターセッションへ選出~!
https://tokyo2020-3.themedia.jp/posts/7029939
地域の土地や文化の色は?
伝統工法の古民家なので「澤之家」の柱や梁、何と!どっしりと太いこと・・・
オ〜天井高〜ッ!…吸い込まれそう
2015年から人口約350人の小さな集落である山梨県の芦川町で古民家の一棟貸し宿を運営し年間2,011人の宿泊者が訪れる「LOOF」では、今までの「観光を軸としたハードを提供するホテル」から、時代の流れに合わせて昨年から「ホテル自身が観光地となるソフトを提供する体験型ホテル」へ切り替える準備を行っていたのです。
古民家のリアル体験 非接触型新モデルの一棟貸し
しかし、2020年突然発生した新型コロナウイルスによって多くの方が外出を制限し旅行に行きにくくなってしまいました。
そんな状況で「るうふ」では、これまで考えていた体験型ホテルの形に加え「新しいコロナ対策(リアル体験が軸)×空き古民家の活用」による新しい解決方法で、いち早くホテルのあるべき姿を体現した『時を超える宿「るうふ」』をオープンしました。
「るうふ」は、完全非接触型のサービスや、宿内で完結する非日常アクティビティ、ワーケーションとしての活用など「withコロナ時代におけるホテルのニュースタンダードモデル」として新しい体験型ホテルとなっています。
さらに、今回の「るうふ」へのリブランディングを皮切りに、空き家問題などもあげられる古民家の新しい活用方法として地域再興を目指し、暖簾分けモデルによって誰もが運営を行える仕組を作ってあります。
(詳細は下記のURLよりご覧ください。)
ZIPANG-4 TOKIO 2020地域の土地や文化の色は?風土や営みから生まれた素材は?自然や地域ならではの体験提供 ・・・時を超える宿「るうふ」
https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/10132449
あなたが、まだ出会ったことのない
飛騨国府(こくふ)とは・・・⁉
今を去ること千数百年前、
飛騨国府は斐陀国の中心地「国府」として栄えました。飛騨地域に息づく様々な伝統文化や民族は、この地が発祥とも言われています。
飛騨国府 亀塚古墳、4~5世紀の中国製の貴重な「き鳳鏡(きほうきょう)」
平瓦の1枚には、ぼく頭(頭巾)をかぶり、膝を突いた男子像と、その頭上に2人の人物の衣服の裾(すそ)からはみだした立姿の人物が描かれています。
当時の服装や生活様式がうかがえます。
岐阜県指定重要文化財(昭和31年2月24日指定)
日本最古の回転式八角輪蔵
日本最古の回転式輪蔵を収めた飛騨地方唯一の国宝「安国寺経蔵」などの文化財や、大小13の滝が連なる渓谷美の「宇津江四十八滝」、神社の祭礼時に奉納される「金蔵獅子」などの魅力的な地域資源が数多くある地域です。
飛騨唯一の国宝建造物 安国寺経蔵。
応永15年(1408年)建立された唐様素木造りの簡素な建物。
欄間は波形連子の質素なかざり日本の数少ない国宝経蔵
(法隆寺経蔵、唐招提寺経蔵、安国寺経蔵)のひとつです。
経蔵内にある経本(木版一切経)を納めた八角形の輪蔵は、回転式のものとしては日本最古のものです。
八角輪蔵には、本元というお坊さんが海を渡り中国に行き、杭州大普寧寺(現在は廃寺)で元の時代につくられた経本を買い求め、3年がかりで持ち帰られた5397巻が納められていました。(現在は2208巻が残っています。)
仏を念じながら八角輪蔵を回転させると、一切経を全部読んだと同じご利益があると信じられてきました。中心の軸一本で全体のバランスを取り、ベアリングも使わず回り続ける八角輪蔵の素晴らしさは、飛騨の匠の素晴らしさでもあります。
国宝指定(明治42年4月5日・昭和38年7月1日指定)
高山市国府町
飛騨地方のなかでも、特に高山盆地や古川・国府盆地では朝霧が発生しやすい。眼下には、霧が晴れた十三墓峠上り口の集落が見え、遠くかなたには、御嶽、乗鞍が望める。昔から「霧の出た日は、天気が良くなる」と言われている。
高山市国府町 map