【CENTRE開業4周年に寄せて】
CENTRE代表の中村でございます。
2024年7月1日、CENTREは開業4周年を迎えることができました。
1年間ご愛顧いただいたお客様、献身的に力を貸してくれたスタッフのみんな、知見を下さった取引先の皆様、貸切などでCENTREを利用してくださったアーティストやビジネスパーソンの皆様、全ての方々に心より感謝を申し上げたいと思います。
4年目のCENTREは、未来へ羽ばたく可能性が示唆されながらも、総じて私の仕事量が及ばず、限られた前進に留まることになった1年でした。
有難いことに、多くの方からCENTREを通じた様々な提案を頂戴し、その全てに全力で取り組みました。ただし、全ての仕事に応えようとするあまり、その量は類を見ない程に膨大なものとなったことに加え、業界的な人手不足によるオペレーション復帰を並行的に行ったことで、思い描く成果を積み上げることができませんでした。
言い換えると、それほどまでに現在のCENTREは、持っているポテンシャルが活かされることを待っており、可能性に満ち満ちていると断言できます。
非常に悔しく、自らの不出来を嘆くことの多い1年だったと思いますが、こんなにも多くの挑戦の機会をいただけて、震えるような嬉しさも同時に感じています。
私の「やりたいこと」と「やれること」、社会に対しての「やるべきこと」を繋ぎ合わせたCENTREが、私の想像を超えた存在になっていること。この事実をしっかりと受け止め、誰よりも私が成長しなければなりません。
昔から、原動力は常に「自分は遅れている」でした。何か秀でている自覚がない自分、そして周回遅れである自分は、人より多く努力しなければならない、人が休んでいる間に努力しなければならない。時間だけは常に平等なら、その時間を圧倒的に多く使って、同じフィールドに立つ努力をしなければならない。自分を見誤るな。自分の評価を他人に委ねるな。そこそこではダメ、圧倒的にやるんだ。そんな自分を再確認させてくれる4周年であったと思います。
この1年間で、大学生スタッフの目覚ましい成長も大きな実感としてありました。年次を重ねるごとに増していく責任感と、卒業という終わりを意識しながら次の世代へ繋ぐ意識がはっきりと見て取れたことは、ここまで続けてこれなければ感じることができなかったことだと感じます。彼女たちはCENTREの大切な尊い存在です。これからの新しいスタッフたちへも彼女たちの意思が伝わり、自信と誇りを持って社会へ出られるようサポートをし続けたいと思います。
5年目のCENTREは、カフェ、書店、イベントそれぞれの枠組みを拡大し、新しい取り組みを入れながら、さらなる進化を促したい。スタッフひとりひとりの自発的な行動から生まれる影響に敬意を払い、人生を輝くものにしたい。仕事は工夫するから楽しい、できないことをできることに変えるのが楽しい、お客様に喜んでいただくから楽しい、その根源的な性質を組織文化に植え込みながら、さらに強固なチームにしたい。まだまだ進むべき道はあります。
そして、7月14日日曜日には、CENTRE最大のイベント『CENTRE OF UNIVERSE 2024』の開催が控えています。CENTREに所縁のある素晴らしいアーティストのパフォーマンスをお客様と一緒に楽しみたいと思います。どうか楽しみしていただければ幸いです。
最後に、忙しい日々の中でCENTREを選んでいただいているお客様に改めて感謝を申し上げます。崩れ落ちそうな日も、皆様のお顔を拝見するのが至上の喜びであり、支えになっています。本当にありがとうございます。
5年目もCENTREの看板背負って、百折不撓の精神で生き抜きます。
ご愛顧のほど、宜しくお願い申し上げます。
2024年7月
株式会社Centre
代表取締役 中村恭平