不思議な鎌倉散歩

先日、気に入って買った鈴を妹にプレゼントしたら、東京の神社にあったよと言う話しをしてくれました。

鈴をもう一つ手に入れて、財布に付けたいなと考えていました。

もしかしたら、鎌倉のどこかの神社の授与品にあるかな？と探したら、銭洗弁天にありました。

財布に付けるならピッタリ！と思い、行ってきました。

手に入れた鈴は、こころなしか、前に手に入れた鈴より澄んだ音がします。

満足して、しばらく銭洗弁天にいました。

今年のはじめに来た時は、なんだか水が濁り、あんまり綺麗ではなかったけれど、今日は心なしか綺麗で清々しい感じでした。

時間があったので、その後に適当に歩いていたら、佐助稲荷神社への案内看板があったので、行ってみようかなと。

初めて行く神社でした。

たくさんの鳥居をくぐり、山を登ります。

鬱蒼とした山の中。御本殿にお参りして、授与品を見ようかなと授与所へ行くと、更に山の上に奥宮があるのが見えました。

授与所で両替していただいて、奥宮へ。

なかなか、階段を登るので、身体はぽっかぽか。

たくさんの陶器のお稲荷様がおまつりされている奥宮へお参りすると、その奥にも小さな祠があるのが見えました。

導かれるように、そこへ登り、その祠へお参り。

その更に上にも、旗が立っているので、更に上があるのかな？と思い、険しい山道を登りました。

手すりがないと、滑り落ちそうな道で、地面も悪いのでかなり怖い道でした。

ちょっとの距離でしたが、必死で登った先はハイキングコースに繋がっている道で、更に奥宮はなかったのです。

ハイキングする格好ではないし、この後用事もあるので、同じ道を引き返す事にしました。

登るより降りるほうが怖かった！！

なんせ、段にもなっていないし、地面に滑った跡のある急斜面を、手すりを頼りに降りるわけです。

こんな事なら、スニーカーを履いてくるんだったーって思いました。

まぁ、ちょっとの距離なんですが、手すりを掴んで、何とか降りたなと思ったら、目の前に、私より年配な女の人が2人現れて、祠にお参りする所でした。

さっきお参りした、奥宮より上の祠だと思い、素通りしたのですが、なんか違う。

祠の数が違う！

あれ？

振り返って見ると、降りてきた道と違う？

奥宮の少し上の祠の所に降りてきたつもりだったのが、御本殿のそばのたくさんの祠がある場所に降りてきていて、奥宮は遥か上にありました。

？？？？？？？

手すりを頼りに降りてきたので、また、分かれ道とかない1本道だったので、途中に目印のある大木もあったし、行きも帰りも同じ距離。同じ道だったはずなのに。

？？？？？

確かに、2人の女性は急に現れた気もしたけど？

とりあえず、わけのわからないまま、女性たちの後に祠に手を合わせ、もう一度、目の前に現れた御本殿にお参りして帰ってきました。

こういうのを、狐に化かされたというのでしょうか？

お稲荷様だけに。笑

でも、たくさんの階段を降りずに、下まで連れてきてくださったなら感謝だなと思いました。

不思議なお散歩でした。

冬なのに、山の色合いも鮮やかに見えました。