ダイヤモンドCBD社、460億ドル規模のコーヒー市場進出
コカ・コーラ社がCBD入り飲料検討の販売を企画中というニュースがまだ記憶に新しい内に、今度はコーヒー業界へ参入のニュースが!
この人気の飲料業界への参入を決めたのは、ダイヤモンドCBDという大麻抽出物業界の大手企業。どんな製品で売上見込みはどれほどなのか、ご紹介します。
POTN子会社のダイヤモンドCBDが、CBD入り高級コーヒーという謳い文句で販売するのは、『Kカップ・カプセル』という専用マシンで抽出するタイプのコーヒーカプセル。
CBD入りコーヒー製品ブランドを新たにの立ち上げ、全米の家庭やオフィスに提供するといいます。
健康市場で供給する大麻抽出物の革新的な製品を作り出している、リーダーポットネットワーク・ホールディングス(OTC Pink:POTN)の子会社、ダイヤモンドCBDが、コーヒー業界に進出した際の2018年の売上高は460億ドルになると予想されているとのこと!
ユニバーサルデザインのK-Cupを採用したこのカプセル。
専用のコーヒーマシンで使用でき、手軽に楽しむことができます。
1カプセルに、25㎎のCBDが入ったドリンクを約5ドルで販売。
この『チル・コーヒー・カプセル』は、ダヤモンドCBD社のカンナビノイドおよび天然大麻製品の新シリーズとして最近発売されたもの。
1箱にカプセル4個入りで、フレーバーは、オリジナル・チル・コーヒー、デカフェタイプ、紅茶、緑茶の4種。単価は1箱当り10ドル。
現在は、ウェブサイトで販売していますが、オフィスで導入すれば、お客さまをもてなすと同時にCBDのリラックス効果も取り入れることができ、商談成立や会議をより円滑に進めるという考え方もある様子。
米国のコーヒー愛飲者は、このチル・コーヒーを毎日の習慣にすることで、よりリラックスした気分で仕事に取り組めます。
もちろんオーガニック栽培されたリッチなコーヒーやお茶の風味と高品質のカンナビジオールが見事に調和し、オイルを飲料に滴下する手間も省けるというもの。
大量購入も可能で家庭やオフィスにストックしておき、集中力を保ちながら穏やかな気分を楽しむことで、より一層素敵なライフスタイルが手に入ります。
ローリングストーン誌の記事には、
「何年も前から専門家は、現在のペースの成長が続けばアメリカの大麻業界の市場規模は2020年には200億ドルに達すると予想。しかし、その中の1つの分野が枝分かれし、単独で巨大産業に成長しています。カナビス市場専門の調査会社ブライトフィールド・グループによる新たな予測では、CBDだけで2022年には市場規模が220億ドルに達する可能性がある。」と示唆し始めました。
ダイヤモンドCBDの親会社のポットネットワーク・ホールディングスのケビン・ハーゲン最高経営責任者(CEO)は、
「カナビス業界は爆発的に成長中です。お客さまが楽しむことのできる体験を提供したいと願う私たちは、画期的な大麻由来製品を世界に届けることにより大麻業界の先駆者となることを目指しています。大抵の人々の一日は一杯の温かいコーヒーを飲むことで始まることから、多くの人々が楽しんでいるCBDの魅力をそのコーヒーに加えたのです。」と、開発経緯を語っています。
CBD業界は今後も、あらゆる製品が開発され、各層の人々へと普及範囲を広げていくことは容易に予想できますね。
ダイヤモンドCBDは、CBD市場のトップ企業へと急速に成長。
CBD化合物が持つ自然の効能が人々の間で広く知られるようになるにつれて、CBDは医療・健康分野で大注目を集めるようになっています。CBDに関する知識が広まるに従って、CBDの自然効能をそのまま有効活用できるように、抽出技術も進化しています。
日本では、輸入審査が厳しいことから販売製品の形体も限られており、販売はおろか研究すらされていない状態。
今後、このめまぐるしい海外諸国の認識と技術の発展にどうやって付いていけると言うのでしょうか?!
今回開発されたカプセル型コーヒーは、軽量で外出時の携帯にも便利。
「コーヒーポッドの発売を決めたのは、カプセルコーヒーの人気がとても高いため。製品開発には、常にトレンドに注意を払うことが重要で、レギュラー・コーヒーに比べてコーヒー・カプセルの方がはるかに人気が高く、チル・コーヒー・カプセルは、人気のCBDオイルとコーヒーを一緒にすることで、コーヒー愛飲者と共にCBD消費者も夢中になるような画期的な融合をさせたものなのです。」
ということで、今となっては流行に疎くなってしまった日本にとっては、とても耳に痛いお言葉。
日本では、抽出技術ももちろんなく法規制が見直されない以上、製品開発も研究も進みませんので、海外へ行く機会のある方は試してみましょう(笑)