24年6月歌の会 163回報告
24年6月歌の会 163回報告
6月歌の会に参加ありがとうございました。
YouTube視聴ありがとうございました。
私は、皆さんに会い、直接近況・感想が聞けてよかったです。
※163回 6月の歌感想
歌いましょう①
(夏は来ぬ) ひょうたん池 詩・「しげるーむ」がふるさとになる日
**@近くに大きな池があってカルガモが歩いて、エサ場にきている。
豊かな自然には共通のものがある。
地域の人と皆様と一緒に活動されてるっていうのがすごい。
私も自分の地域を大事にして生活していこうと思う。
**@しげるーむのひょうたん池が都会の中にある。
写真を見ると、常に昆虫や鳥だとかいろいろ出てきて自然豊かだなと思う。
**@病気になる前にいろいろ活躍をされて、いろんな人が繋がって本当にすごい。
病気になって本当に悔しかっただろうと思う。
自然に恵まれたおうちの周り。富士見通りから富士山が見える。桜並木がある。
病気になっても、車椅子で散歩したりいろいろされてる。
次の生活への思いが伝わってきた。
**@私の故郷は福島県の二本松です。
子供の頃蛍がいっぱい飛んでいて、追いかけて捕まえた思い出がある。
今は全く蛍を見ることはありません。寂しいです。
天野さんが住んでいる所はとても自然に恵まれている。
天野さんが詩の中にもその事が沢山うたわれていて、すごく心に残ってる。
ありがとうございました。
**@プロムナードサロンでいろんな体験したみたいで、すごく楽しそうでうらやましいなと思った。
詩を読む声がとても今日は聞きやすかった。
ひょうたん池やしげるーむは、私がコロナ前にお伺いしたときよりも、かなり進歩していると想像した。
歌いましょう②
(芭蕉布) メラ語とはどんなことばですか ことば 詩・目覚めの朝を迎えて
**@詩「目覚めの朝を迎えて」は本当に心に沁みました。
私達いろんなことを外へ出て体を動かしてやっている。
それをどういうふうに自分で受け止めているかなと考えさせられる。
あまり動くことのできない茂さんが、すごい豊かなものを築いていられる。
私ももっと豊かなものをみんなと一緒に作っていきたいなと思った。
**@普通に声を出して喋ることをいろんなツールを通して思いを伝えている。
茂さんが言葉で表現するとことばでわかりあえる。
茂さんは毎日、やりたい事がいっぱいある。それを一つずつやっていく。
私もそれを見習って頑張っていきたい。
**@一番大事なものはコミュニケーションができること。
天野さんはメラ語を使う。とっても難しいと思う。すごいなと思う。
私が話しているのは、声ではなくてお腹から空気を出して、その時にことばを言っています。
なかなか伝わりにくいときは口文字とか、文字盤とか使います。
私達にとって自分の口から、自分の意志が人に伝えられるかどうかは、生きるか死ぬかの関係ぐらい、大事なことです。
私もがんばって言葉を伝えるようにしたいと思います。
通訳する人は大変だと思いますけど頑張っていけたらと思っています。
Q(司会):いやすごいです。こちらには全然声聞こえてこないけど、声は少しは出てるんですか?
A(学生):そうですね、私から聞こえます。
私からだったら、さ行とか破裂する音とかは、聞こえやすい。
アイウエオとかは聞きづらい。
Q(司会):学生さんもその口の形だけで判断しているんだったらすごいなと思ったけど、声は少し出てるんですね。声が出せる。どこで共鳴してるんですか。
A:私は学校の先生のとき言葉の教師を10年間やっていました。
声の音の作り方を勉強して、それが今いかせていると思います。
Q:それはすごい、ぜひぜひまたいろいろ詳しく教えてください。
@(司会): うちは2年間ぐらいは全く喋れなくてメラ語も使えなかった。
2年後に「ダメ ダメ」とか、言い出した。
喉で言っている。難しいと言ってます。なんで喉で使えるか?
大学時代、詩吟クラブに入っていて、喉を使っ吟じていた。それがプラスなってるみたい。
メラチューブを使ってる人は多いが、声が出せる人は少ない。
Q(司会): 今、空気を出してるって言ってけど、そういう腹筋か何かを鍛えてたんでしょうね。
A:そうなんです。
Q:わかりました。またいろいろよろしくお願いします。
**@あと目覚めの朝は、自然に起きることがすごく素晴らしいかなって思います。
私、仕事をしてまして、早番のときは4時に起きる。
もう習慣になって、早番でないときも4時に起きてしまう。
1日が、もわもわしてるような感じです。
自然に必要な時間に起きれたらいいなって感じている。
7歌いましょう③
(あじさいの花) 車いすに乗って 詩・知恵を使って生きる 新しいALS観で生きる
**@今日はALSと共に生きる天野さんの考え方とか人生がいっぱい詰まった内容でとっても良かったです。
私は天野さんに出会うまでは、ALS観については、身近で得られる情報だけでした。
どっちかっていうと悲観的な情報ばっかりでおかしいと思っていた。
この歌の会に参加していいと思うことをいろんな人と話すが、医療に従事する人でさえ一部の恵まれた人扱いする状況もある。
進歩しているという見方にとっても励まされた。周りの人にもっと新しいALS観を話していきたいなって強く思いました。
**@ALSの話は今おっしゃったような話。最近IPS細胞など非常にいろんな情報が入ってくる。
この病気に限らず私に関係する心臓の病気でもそうだがいろんな方面から、新しい技術が入ってくる、あるいは新しい薬ができてくる。
とにかく希望を持って生きていけば、また未来が開けるような気もします。
頑張っていればと思いました。
**@茂さんが病気と共に、元気に在宅生活を過ごしている。
頑張ってるなってことがすごくわかりました。
**@時々新聞にALSのことが出ている。今までは、あまり知らないことばっかりだった。
最近はよく目につくようになった。iPS細胞を利用して薬の開発とかが進んでるとか、
天野さんがこの病気になったので注目するようになった。
医学が進歩することを心より願っています。
**@今日はいろいろなことを伝えてもらって良かった。
知らなかった在宅生活やこれからの希望、やりたいこと、いろんなことを話してもらった。
それに比べたら私はどうなのかと思うきっかけになった。
私の知人の中でご主人をなくした人がいる。この方は、5年間でした。
今日はいろいろなことを教えてもらいました。これから私も頑張ります。
**@天野さんが作った詩、私もそう感じているところがいっぱいあります。
私は自分で詩を作るのができないので、天野さんの詩を聞いて、そうだなって感じています。
車椅子に乗って、外に出かけることは私達の生活を世界を広げることになる。
とても大事なことだと思います。
車いすに乗って外出できる環境を整えることはとても大事なことです。
**@もう一言ですね、今は天野さんが車椅子に乗って動き回ってる姿に会いたいとすごく思いました。今もたくさんのいろんなことにチャレンジしているので体調には十分に気をつけてほしいと思います。
※※主催者より
歌の会、参加してくださり、ありがとうございます。
貴重な感想ありがとうございました。()の歌の報告は時間が足りず省略しました。
今回の報告は天野茂個展作品の3つの詩に寄せられた感想に含めさせていただくことを了解いただければと思います。それぞれの角度からの感想を交流しましょう。
ALS当事者も2人参加して「コミュニケーション」「ALS観」など交流できてよかったです。
1時間の会ですが、参加される皆さんと一緒に会を積み重ねていければと思います。
次回は164回は7月21日におこないます。よろしくお願いいたします。