御薗治療院の患者さん
2018.12.22 21:58
御薗治療院によく来てくれる患者さんの中には、待合から診療所の中に入ってくる時に、いつも笑顔で入ってくれる人が結構います。
体調が悪いはずなのに、診療所の中に入るとついつい笑顔になってしまうようなのです。
濱井先生と、いつもそんなに笑顔で入ってきてもらうようなところではないはずなのになぁ〜。
と言ったりすると、「だってずっと来たかったのに、来れなくてやっと来れたんですから」 というような嬉しいコメントしてくれたりします。
普通は治療院と言うと癒しの空間を意識したりする人があると思いますが、来れて良かったという思いがすでに癒しになっているんじゃないかと思います。
癒しは癒されようと思ってできるものではありません。
癒すのは自分の心でしかありません。人に癒やしてもらえるのは、それに共鳴する時です。
自分が納得しない癒しは逆にお節介です。
その点、御薗治療院に来てくださる患者さんは、とても意識の高い方が多く、自分で自分を癒やそうとしてくれているのではないかと私は思っています。
自分から体調を良くしようと思い、ヒントをもらいに来る治療の本当のスタイルになってきたような気がします。
どこまで行っても、やはり自分しか自分を癒せない。
自分のことを気づくことに意識を集中させてもらうと、自動的に勝手に良くなっていくものです。
そういう治療を長年目指してきましたが、そんな患者さんが多く見られるようになったのは、本当に嬉しいことだと思っています。
自分のちょっとした気づき自分で自分を癒す。
そのお手伝いをさせてもらっていると言うか、そのヒントをさせてもらっているのが御薗治療院の役割だと思っています。