AE86エンジン分解、近年の猛暑対策電動ファン化

石川県S様ハチロク、エンジン分解

買った時からこの状態で4スロでしたが、エンジンの詳細は不明とのことでした

分解した所、まず92後期エンジンベース

ヘッドは基本加工無し、面研してTRDのメタルヘッドガスケット

カムはTODA272°、264°

シリンダーは無加工のノーマル

と、いった所でした

ジャーナルキズも有りませんし、ラッピングして再使用します

コンロッドは重量合わせして側面加工して使います

今回は4.5AGなのでピストンは交換

ガッツリ面研してあるので、圧縮調整必要ですね

燃焼室無加工、シートカットはしてありました

燃焼室、ピストントップを見る限り、燃調も濃かったのしょう

カムは当社の4スロならIN/EX共に最低でも272°は欲しい所ですね

製作エンジンは新規製作しますので、全て当社の基準に合わせますのでフィーリングもかなり変わるでしょう

状態も分かったので、点検して洗浄してエンジン制作進めます

AE86、電動FAN化

純正カップリングファンから電動ファン化

特に近年の暑さでは純正のカップリングではエアコンの効きも落ちますよね

以前に当社でLINK化してますのでECU側で設定は自由自在です

電動ファンにすると風量も上がるのでラジエーターの冷却アップは勿論ですが、コンデンサ側からも風を引けるのでエアコンの効きも良くなります

元々はこのアルミ3層ラジエーターが付いてましたが、厚みがあり過ぎてファンがつかないので、今回は銅２層へ交換しました

ストリートで使うなら自己放熱性の高い銅製をおすすめします