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③ネット通販、絶対NG!

2024.07.05 00:04

前回と前々回の記事で、『ダメギターを回避する方法』を書きましたが、

今回はもう1つの重要ポイント、『自分個人の身体に合ったギターを買う』事です。

自分の身体に合うかどうか、それはもう、実際に持ってみるしかありません。

つまり結論から言えば、ネットや通販では絶対に買わないでください。と言う話です。


しかし僕がそう言うと、初心者の皆さんは口を揃えてこう返事をします。

「でもまだ演奏できないから、持っても分からない」


ところが、そんな事はまったくありません。

とにかく5本くらい持ち比べてください。

演奏する必要はありません、音を鳴らす必要もありません。

とにかく「抱え比べ・抱き比べ・握り比べ」をするのです。

そうするとあら不思議、見た目に形の違いは分からなかったのに、持ったら明らかに違いを感じます。


「ん~、なんかしっくりこないな~・・・」って奴もあれば、

「お!なんか身体にハマるぞ?良いかも」ってのがあります。

中には、「あ!この子だ!こいつが俺の相棒だ!出逢った!」ってなる場合すらあります。

ギターの事なんてまだまったく分かってなくても、5~6本抱え比べれば、必ず自分に合ったギターがあります。

勿論、10本くらい比べれば更に良い物と出会えるかもしれません。


インターネットなどを見ればレビューを書いてる記事などもあり、「音がどうこう」とかって記事もあります。

でも「1本目のギター」に限っては音質は二の次にして、ダメギターではなく自分の身体にあった物を選びましょう。

それが、1番貴方が「音を出せるギター」です。

音が出せなければ、出た時の音が良いか悪いか以前の問題です。

レビューに惑わされず、自分自身で抱え比べをして選んでください。

初心者の方が、実物に触れもしないで自分に合ったギターを選ぶ事なんてできる訳がありません!


では結論として、ギターの買い方をズバリ書きます。

前回までの記事で、5万円以上の物を買うように書きましたね。

楽器屋さんに行ったら、店員さんに「5万以上のギターを出して下さい」と言いましょう。

勿論もっと多くの予算が出せる人は、その予算を伝えてその価格帯のを出して貰いましょう。

5本以上出して貰ってください。

10本くらい出して貰えるなら、出して貰いましょう。


もし、沢山のギターを出して貰う事に遠慮のような抵抗を感じるのであれば、

「チューニングはしなくて良いです」と言いましょう。

まだ弾けない段階では「音質比べ」は出来ないので、チューニングは不要です。

店員さんはチューニングの手間が省けるなら、10本20本出して引っ込めてをしても大して手間ではありません。


そして、出して貰ったギターをとにかく抱え心地比べ、抱き心地比べ、握り心地比べをして下さい。

この感触は、弾けるようになった時の「弾き心地」そのものになります。

持った瞬間に「これはない」ってのもいくつかあるでしょうから、どんどん消去法で省いてってください。

最後に2本くらい候補が残るかもしれませんが、それは時間をかけて良いのでしっかり選べば良いでしょう。


周辺器具の購入も必要です。

カポ、チューナー(ギター本体に内蔵されていれば不要)、ピックの3点は絶対に揃えましょう。

ピックは正三角形に近いオニギリ型と、長細い卵型がありますが、アコースティックなら前者をオススメします。

硬さはミディアムが良いでしょう。

女の子などは可愛いキャラクターがプリントされたのを選びがちですが、それ系のは硬いハードピックですのでNGです。

どうやら硬い材質でないと綺麗に印刷しにくいかららしいですが、いずれにしてもそう言うプリントには騙されず避けて下さい。

失くしたりもするし、1枚100円くらいな物なので、3枚くらいは買っても良いかもです。


新品ギターを買った場合、ケースは必ず付属されています。

スタンドやストラップや足台の購入は後回しでも構いませんし、買っちゃうなら買っちゃっても良いでしょう。

特にスタンドは、ゆくゆくでも良いので1本持っておく事をオススメします。


本体は5万以上と言いましたが、ちょうど5万円のものとは限りませんので、7~8万くらいは覚悟したほうが良いかもしれません。

となると、周辺器具を含め8万前後はかかるものと考えておくと良いかと思います。


「高い!」と思われた方もいるかと思いますが、10万円以下で始められる楽器なんてギターかベースかウクレレくらいではないでしょうか。

(勿論、カスタネットやトライアングルとかは別ですよ(^^;)

吹奏楽部に入れば、管楽器は50~100万円くらいします。

ピアノもグランドなら100万前後しますし、電子ピアノでもちゃんとした物は50万以上するでしょう。

バイオリンはだいたいギターの10倍ですので、「30万でもオモチャ」だそうです。

そんな中、7~8万でも始めれるギターは、メジャーな楽器としては唯一なほど「安い予算で始められる楽器」なのです。


しかしそうは言っても、

「それでも8万は高い」

「初心者セットで済ませれると踏んでいた」

「2万くらいで考えていたからアテが外れた」

と言う方に、中古ですが15000円~20000円でお譲りするプランをご用意しております。

それがHPに掲載されているご案内になります。

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