2018 有馬記念 馬名プロファイル
有馬記念の馬名プロファイルです。
本日は枠順抽選会でしたね!オジュウチョウサン武豊が1枠1番を引くというミラクルもあり、より一層楽しみになりました。。。
今回は枠順に並べて見ました。何かのお役に立てば嬉しいです。。
1枠1番 オジュウチョウサン 父ステイゴールド 母シャドウシルエット
家族名より+冠名。オジュウは長山オーナーの次男が幼少期に「俺」のことをうまく言えず「オジュウ」と発音していたことから付けられた。母のシャドウシルエットは影+輪郭。血統表を見れば有馬記念ゆかりの名馬たちのシルエットも浮かぶ。昨年の中山大障害馬が今年は有馬記念に殴り込み。障害の絶対王者が己の限界も、競馬の常識も飛び超えて、冬の中山でオジュウここにありと高らかに嘶く。
1枠2番 クリンチャー 父ディープスカイ 母ザフェイツ
Clincherは決定打。(ボルトの)締め具などの意味から派生したと思われ、clinchでは片を付けるという意味にもなる。Fateは運命、死などを意味し、母The fatesは誕生・寿命・死を司る運命の三女神の意味となる。人気薄での激走も目立つ本馬。運命の女神微笑むこの馬に乗り、今年一年の馬券収支をプラスで決定づけたい。
2枠3番 モズカッチャン 父ハービンジャー 母サイトディーラー
冠名+人名愛称。モズは、獲物を木の枝などにさすモズのはやにえで有名な鳥でもある。カッチャンは馬主の知人男性の愛称だが、間違えて牝馬のこの馬に付けられてしまったという。本馬は愛らしい顔つきとは裏腹に、レースでは一線級の男馬相手に一歩も引かず好勝負を演じている。男勝りなこの勝っちゃんが、男馬たちを生け捕りにして有無を言わさず追従させる。
2枠4番 マカヒキ 父ディープインパクト 母ウィキウィキ
Makahikiはハワイの収穫祭。現在では11月末から始まり、約4か月に及ぶ収穫と休息の大イベントで、新年のイベントでもある。母Wikiwikiはハワイ語で「速い」。父は同じ勝負服でこの有馬記念を2006年に制した。有馬記念はまさにマカヒキの季節。この馬から馬券を買ってウキウキするようなちょっぴり早いお年玉を手にしよう。
3枠5番 パフォーマプロミス 父ステイゴールド 母アイルビーバウンド
Perform a Promiseは約束を果たす。Boundは縛られたという意味で、母I’ll Be Boundはきっとそうだ、請け合うよ、と私に任せてといった調子の言葉。去年は有馬記念前日のメイン中山2500mのレースで勝利し、今年に入って重賞2勝を挙げた。15戦中11回が3着以内の頼れる堅実派が、このビッグレースでも確実に約束を果たしてくれるだろう。
3枠6番 サトノダイヤモンド 父ディープインパクト 母マルペンサ
冠名+宝石名。流星の形から連想。本馬はきれいなダイヤモンドの形をした流星が額に光る。母Malpensaはミラノ・マルペンサ空港のこと。父ディープインパクトは「飛ぶような走り」と形容され、引退の有馬記念も見事勝利で終えた。おととしの有馬記念含むGⅠ2勝の本馬もこのレースがラストフライト。もう一度天にも昇る心地引き出すレースを見せ、GⅠの舞台でダイヤモンドが三度輝く。
4枠7番 サウンズオブアース 父ネオユニヴァース 母ファーストバイオリン
地球のサウンド。母First Violinは第一ヴァイオリンで、play first violinは転じて指導的な役割を演じるという意味も持つ。本馬は2015年有馬記念2着を含む重賞2着7回の実績もあと一つ頂点には届かず、今回がいよいよ最後の演“走”となる。「最強の2勝馬」が、今度こそ大地を震撼させる走りで他馬を従えて先頭でゴールし、拍手喝さいの中ターフを鮮やかに去る。
4枠8番 ブラストワンピース 父ハービンジャー 母ツルマルワンピース
Blastは突風、爆風+母名の一部。ワンピースは上下一つなぎとなった洋服を指すが、漫画『ONE PIECE』は海賊王を目指す主人公の冒険を描いた少年漫画。ありったけの夢がかき集められたこの有馬記念。ファンの声援という力強い追い風を背に受け、中山2500mという航路を知り尽くした男を船長に迎えてGⅠタイトルという極上の宝物を探し出す。
5枠9番 リッジマン 父スウェプトオーヴァーボード 母アドマイヤモンロー
Ridge Manは頂の男。頂に立つ活躍を期待。Ridgeは山の背という意味の方が近い。モンローと言えばハリウッドの大スターマリリン・モンロー。彼女の遺作となった作品が『荒馬と女』。前走初重賞制覇を果たしたこの馬が、暮れの大一番で名だたる馬たちにも一歩も引かず闘志を見せつけ、一気にスターダムへと駆け上がる。
5枠10番 ミッキースワロー 父トーセンホマレボシ 母マドレボニータ
冠名+ツバメ。母Madre Bonitaはスペイン語で美しい母。swallowは動詞で使う際には飲み込むという意味になる。前走は後方から追い込んでの5着。舞台は初重賞制覇を飾った中山に変わるが、やることは変わらない。美しい母に孵してもらったこのスワローが直線一気で馬群を丸ごと飲み込む。
6枠11番 ミッキーロケット 父キングカメハメハ 母マネーキャントバイミーラヴ
冠名+ロケット。母Money cant buy me loveはお金じゃ愛は買えないという意味。元ネタと思われるビートルズの『Can’t buy me love』は、どうせお金じゃ愛は買えないのだからお金なんてどうでもいいさ、という内容の曲。今年は熱愛報道がされた某企業の社長が何百億円払って月旅行をすると発表し話題となった。このロケットもツキを味方に更なる高みへ。
6枠12番 レイデオロ 父キングカメハメハ 母ラドラーダ
Rey de Oroは黄金の王(西)。父名、母名より連想。母La Doradaは「黄金の女」。父キングカメハメハはハワイ王国の初代国王で、6月11日にある「カメハメハ大王の日」には多くのレイがこの大王の像にかけられる。前走天皇賞(秋)を制しGⅠで2つ目の優勝レイをかけた黄金の王は有馬記念でファン投票1位。ファンの期待を乗せて今一度ターフを統治する。
7枠13番 スマートレイアー 父ディープインパクト 母スノースタイル
冠名+Layerは層。母Snow Styleはカクテルを作る際にガラスの縁にグラニュー糖をまぶす技法で、雪が凍り付く様子に似ていることから作られた和製英語。本馬も雪が何層も積もってできたような美しい葦毛馬である。メンバー最多の34戦を積み重ねてきたベテラン牝馬。悲願のGⅠ制覇を果たし冬の中山に雪の女王が君臨する。
7枠14番 キセキ 父ルーラーシップ 母ブリッツフィナーレ
奇跡。母Blitz Finaleは急襲の終わり。前走は神懸った走りを見せたが3歳女王の急襲に遭い惜しくも敗れた。そんな急襲も終わり、悔しい敗戦の軌跡も力に変えて、今年の集大成の走りをこの舞台で見せつける。運も味方につけ、同期のダービー馬にも借りを返し、新たな支配権Rulershipの確立を今こそ宣言する。
8枠15番 シュヴァルグラン 父ハーツクライ 母ハルーワスウィート
Cheval Grandは偉大な馬(仏)。母Halwa sweetはアジア中南部に広がるご当地の甘いお菓子。母子ともに普通は形容詞+名詞で表現するのを倒置して表現している。これは統治への意思表示か。今年中の引退を撤回して臨む暮れの大一番。来年以降の競馬界統治にもつなげるため、偉大な馬が2つ目のGⅠタイトル戴冠を目指す。
8枠16番 サクラアンプルール 父キングカメハメハ 母サクラメガ
冠名+Empereurは皇帝(仏)。日本のEmpereurといえば天皇陛下。今年の有馬記念は12/23の天皇誕生日に開催される。冠名「サクラ」と言えばサクラ〇〇オーという馬名が多く、平成元年に生まれたサクラの王者と言えばサクラバクシンオー。平成の一時代を築いてきたサクラ軍団の末裔が、平成最後の有馬記念で季節外れの桜を咲かせる。
以上です!発走は12/23(日)の15:25です!お見逃しなく!!