方向音痴と記憶力
今日は友人とカラオケ(という名の延々お喋り会)でした。年数回のこれが楽しいんだよ。
場所が最寄り駅から徒歩5分なのに、いつも駅で待ち合わせしてもらってて。なぜかと言うとワタシが超絶方向音痴だから。
いやまじで、いつも同じ場所なのに、何度行っても覚えられないんですよ。友人についていってるだけだから、なのかもしれないけど。だって東京や広島に一人で行っても迷わないのに。
ただまぁ、場所とか行き方を覚えられないってのと、あと人の顔と名前を覚えられないっていうのは、割と昔からの悩みでして。
だけどこれ、単純に記憶力が低いって話でもないんですよね。自分で言うのもあれだけど、過去に対する記憶力はかなり良い方です。たとえば数日前に職場で起こったトラブルとか、滅多に起こらない端末の不具合解決方法とか、昔の資料の保管場所とか、結構覚えてるし、訊かれたらすぐ答えられる。
ちょっと話ずれるけど、過去のデータの記憶はできる方だけど、未来の先読みはものすごく苦手(現在の在庫から消費数を予測して次の発注数を決める、とかそういうのがまじでできない)。
蓄積された情報を引っ張り出したり、さらに積み上げて分析して応用するってことはできるけど、未知のもの・咄嗟の事象に臨機応変に対処するってことができない。
知らない場所に行くことや、初めて会った人の名前や顔を覚えることは、後者に近いんだろうな、きっと。要するに、「過去の事象として記憶し蓄積する」情報じゃなく、未来に近い「今」の情報だから、脳内に蓄積できない、んじゃないかな…とか思ってみたり。
だけど、職場のトラブルだって、発生したその瞬間は「今」なんだから、覚えにくい筈なんじゃないのかなぁ? まぁ、どう解決したかっていうのは、今から見れば「過去のデータ」なんで、それで覚えてられるのかもしれんけど。脳内の仕組みがわからん。単純に「記憶しなければならないと感じる重要度の差」とか言われると、身も蓋もないけどね。
今日は現地集合を提案され(友人は方向音痴の件を知らなかったので、他意はない)、まじかどうしよう…って思ったけど、まぁいつまでも連れてってもらうのもどうかと思って、一人で向かってみました。地図アプリとにらめっこしながら無事たどり着けました。過去には、地図見てもたどり着けないという残念なことも頻発してましたのでね…
この、「上手くたどり着けた」という情報を蓄積すれば、次回は迷わずにすむ筈なんですが。はてさてどうなることやら。