ちいさな小さなプロジェクト①
2月に突然動き出した自分だけのちいさな小さなプロジェクト。人に話すなんて無意味なくらいとってもちっちゃな事しか出来なくて、話す意味もないなーなんて思っていました。だけど6月にまたもや前進!突然思いついた内容を実行しました。
ちょっと話は戻りまして…今年になって剪定された枝から足もみの棒を作り始めましたが、それも前からずっと頭にあった森林問題に関係していました。私1人では何もできないけれど、使われなくなった山の木をほんの少しでも使うことは全く何もないよりはいいかもしれないと思ったんです。 だけどかなりの自己満足の世界。何の助けにもなっていない自覚はもちろんたっぷりあります(笑)
そこから今度思いついたのは、山に入る用事を作ること。木を切って管理したり木材にして使ってもらうみたいな大きな事は出来ないし、そんな資金も能力もないので(笑)まずは草刈り!と思ったんです。山に入る人が減っているのなら、まずは自分が草刈りのために山に入ればいいんじゃない?!そう思いました。
それで思いついた場所には何年も足を運んでいなかったのですが、数年前に前を通ったら子供の頃にあったと思った山の入口のような道がなくなっているように見えたんです。あの状態では山に入る気持ちにはあまりならないかもしれない。せめて入る気持ちになれる程度に雑草を減らせたら。そのくらいなら私にもできるかもしれない。昔からお世話になっている方が所有者で、最初は勝手な思い付きの発言で迷惑をかけないか心配しました。だけど森林問題の考えを伝えたら話が早く、すぐ理解していただけたのも有難かったです。
早速実行することになりましたが山と言っても規模は色々。どんな山を想像してこれを読んで下さっているでしょうか…。ものすごく高い「山!!」ではなく、普段着で歩けるくらいの所です。
山に入ったら道があって、全く誰も関わっていないわけではなさそうな様子。知らなかったのですが話しによると、歩いて5~10分くらい上の方に祠(ほこら)があるんだそうです。今回だけでは終われない小さなプロジェクトですが、その小さな第一歩は祠まで行ける道を作ることを目標にしました。
道の途中にはかわいらしいキイチゴがあったり、刈ってしまうには勿体ない綺麗な白い花を咲かせたトラノオもありました。この山の近くでは、昔ネジバナやナデシコも咲いていたそうです。自生のナデシコ?!驚きましたが、あとで調べて写真を見て思い出しました。カワラナデシコかもしれません。そういえば、こういう花を子供の頃にこの近くで見た記憶がよみがえりました。ずっとお店で売られている園芸用のナデシコばかり見ていたので、その感覚がどこかに行っていた事もかなりの驚きでショックでした。
都合上まる1日かけた作業が出来ず、2回目に行った日には前回咲いてなかった花が咲いていて、また新鮮な気持ちになりました。坂道を草刈りしながら歩いて、普段使わない筋肉使ってたくさん汗をかいてとっても気分がいい!どちらの日にも筋肉痛の予防や翌日に疲れを残さないために、いつもの習慣の足もみしました。次の日の朝は気分がよくて、なんだかいつもより細部まで血が巡っているような動きやすさでした。初回は上まで行けず、どうにか道らしくして続きは次回のお楽しみに。