2024.07.07 14:02
わたしはもっとじゆうに、
ぴょんぴょんして
とびまわりたいです。
朝日新聞「声」欄より
8歳の女の子の投稿
6月から40度超え、50度超えのニュースが届いてきていますね。私も、訪れた春を待ってましたと迎えた気持ちは遠ざかり、すでに思いは再び冬へと及んでいます。我が家でも、来シーズンはスキー行きたいね、ということが話題になったりしています。
特に次女が行きたがっていて、私としても、よし、久しぶりに次の冬は行こう! という気分が盛り上がってきています。ただ、三女は複雑な思いを抱いているようで、「スキーはおじさんに指示されるのが好きじゃない」と言うのです。ん? おじさん? もちろんそれはお父さんのことではなく、スキースクールの先生のことだそうです。「ほんとは自由に滑りたいのに、ちょっと待って、見てて、ばっかり言ってくる」と怒り心頭で話す様子に、私としても、本当に嫌だったのだな、とちょっと反省。基礎を覚えることが大事、とか、自由に滑るのはちゃんと技術が身についてからでないと危ない、とかいろいろ理由はつけられるものの、結局はこちらが自由に滑る時間を作るために預けていた、という部分は否定できないので。
今月の言葉は、「危ないからダメ」と言われることがあまりにも多いと8歳の子どもが新聞で訴えていたものです。大人の理屈が、一応筋が通っているように見えても、実際にこれほど子どもに窮屈な思いをさせているのか、とこちらも考えさせられる文章でした。