いつもと違うこと
先月はお休みを頂いて
九州へ旅に出ました。
7年ぶりの飛行機は思った以上に
ソワソワして
だだっ広い空の空間に
ポッカリ浮かぶ自分の乗った
飛行機を思い浮かべては
「今これに乗っているのかぁ」と
地に足がついてない
宙ぶらりんな感覚がなんともいえず
行き帰りとも無事に
送り届けてもらえた事に
とってもホッとしたな。
私は雨女気味なので
パラパラと雨に降られながらも
4日間、美味しいものを
たくさん食べさせてもらい
(アーユルヴェーダ的には
食事はお腹が空いてから
とりましょうと考えますが、
楽しくたべればきっと大丈夫!)
ずっと行きたかった高千穂峡では
運良くすんなりと
ボートに乗ることができて
自分のボートの漕げなさに
少し絶望しながらも
ひんやりした風や水しぶき
つき抜けるような空は
心地よい時間でした。
振り返ると普段以上に
予定を詰め込んだ旅でしたが
最終日に連れて行ってもらった
お寺さんで目に留まった
『憎まれる人などいない ただ
憎いと感じたあなたがいるだけ』
その言葉の意味が
理解出来るような日もあれば
そんなの綺麗事よ!と
強く思ってしまう日もあって
その時々の自分の置かれた環境
心の状態によって見えるもの
受け取り方は異なるけれど
10年前と今の私も違う。
私から見える世界と
あなたから見える世界も
違うかもしれない。
でも違うからこそ 歩み寄り
分かりあえたら幸せだねと思う。
世界が広がるから。
10年程前
自分の心の扱い方がわからずに
ジタバタとしていた自分には
やり方が分からなかっただけよねと
背中をポンポンしてあげたいし
今も自由自在に操れるなんてことは
全くないけれど過去の後悔や悲しみ
起きてもない未来への不安に
時間を奪われる事は
随分と短くなりました。
無理に頑張ったり
堪えたりしすぎなくていいと思う。
ヨガで常々練習している
今この瞬間への意識や集中は
不安が大きいとき私には難しくて
でもやってみれば
変化は確実に起きて
現象をただ今を知る為の
バロメーターにするだけという
考え方がとてもありがたかった。
旅という非日常感
それと対になるように
いつもがある事のありがたさも
同時に膨れ上がって
帰宅後 暫くぶりに会えた双子の
可愛さ尊さったら!
ご飯のお漬物とお味噌汁を食べながら
やっぱ家はいいよね〜なんて
思うのです。