成長
こんにちは。
7月2日(日)は中央公民館での練習でした。
さて、私が前回ブログを書いたのはグランドアンサンブルコンサート終演の時で、かれこれ1年という時が経ちました。
あの演奏会で、私は、自分もこう吹けるようになりたいと思えるような演奏をする尊敬できる団員の皆様が身近にいるという環境が自分を成長させてくれる
とブログに綴っていましたが、1年経った今、同じようなことをまた思っています。
現在私たちは定期演奏会に向けて練習をしているのですが、今回の定期も例の如く、オールメインプログラムと呼べる吹きごたえ抜群の内容になっており、それぞれの技が輝く場面も多数存在します。
すると、毎回の練習ですら、聞いていて感動すら覚えることもあります。
ちなみに私は毎回、1部のメイン、「イーストコーストの風景 2楽章」のトランペットソロで感動しています笑
個人技はもちろん、それぞれのパートのアンサンブルや、セクションのアンサンブルも見もので、3人とは思えない音量と抜群のアンサンブル感でキメどころをキメまくるホルンパートには脱帽です。
そして私は今回、光栄にもソロを吹かせていただける場面がいくつか存在します。
私ごとですが、最近社会人になり、自分がいかに多くの人に生かされてきたのか、いかに物事や人に対して思慮が浅かったのか、人間力の低さを痛感する出来事がたくさんありました。
それは、音楽に対しても今までは知識として背景を知るだとか、ただ美しい旋律を綺麗に吹くということはやってきたのですが、この演奏会からは、その曲にこめられてる「人の思い」を感じ取って、知識としてではなく理解をして、演奏すれば自分が尊敬する演奏に近づくのだと思います。
例えば今回ソロを吹くポカホンタスは、ディズニー映画の音楽として作られたが所以であろう、壮大で感動的な旋律が特徴的ですが、その音楽の中にネイティブ・アメリカン首長からアメリカ大統領への教えである
「父は空 母は大地」 あらゆるものはつながっている
というメッセージが込められていると思います。もちろんそれは、名曲カラーオブザウィンドの歌詞からも感じ取ることができますし、曲調が感動的であるにも関わらず意外にもさらさらと流れていくところからも、詰まることなく常に一定に、24時間という時の流れの中で循環するこの世の中のようなものを感じることができると思います。だからこそ、1分1秒を大切に、今周りにいてくださる方を大切に生きていきたいものですね。
楽しい練習の風景を書くブログのはずが少ししんみりと、哲学的になってしまいましたが、ブログを書くのも1年に1回なので少し浸らせていただきました。
というわけで、ここまで定期演奏会があることは知っていただいている前提で書いていたので順序が逆なのですが、改めて告知です。
2024年10月20日、キラリ☆ふじみ
にて、定期演奏会を行います。曲目は
第1部
・ウィークエンド・イン・ニューヨーク /P.スパーク
・森の贈り物/酒井格
・イーストコーストの風景/Nigel Hess
I.シェルター・アイランド Shelter Island
II.キャッツキルズ The Catskills
Ⅲ.ニューヨーク New York
第2部
・「風の谷のナウシカ」Highlights / arr.真島俊夫
・進撃の巨人メドレー season 1 /澤野弘之,Linked Horizon arr. Rico
・「ポカホンタス」より/Aメンケンarr宍倉晃
と、盛りだくさんの内容ですので、おなかいっぱいになれると思います!!!
チケットの販売は7/20からきらりふじみ窓口、または団員から購入できますので、ぜひお越しください!!
サックスパートR