パーソナルトレーナー 助産師 鈴江千鶴子

立会い分娩

2018.12.22 00:28

立会い分娩に関して

お伺いする場面で、


ひと昔前は、


妻「分娩に立ち会うことで、夫に私の       

       大変さをわかって欲しいんです」    

     と、言われる方が多かったです。


最近は、聞かなくなりました。


助産師になって38年😌

時代の流れを感じながら😅

思い出すのは、


例えば、

夫が、

分娩に立ち会ったとしても


「立ち会ってやっただろう」的な


オレ様〜🧐🤨もおられました。


これでは妻の本意は伝わりません。





おススメしていることは、


「ご主人の思いはどうですか?」

夫も、

事前に説明を聞く機会を作り、

考える時間をもつ。


そして、

その意見を尊重することが大切です。

夫が主体的に決めたことが、

今後の育児にも影響するからです。


夫の方が立ち会いに積極的で

妻が消極的という場合もあります。


妻が出産に集中したいとの理由です。


いろいろあっていい時代になりました。


ご夫婦で、話しをたくさんして下さい。

出産の機会も、誕生の瞬間も

何回も訪れるものではありません。


人生において、

貴重な時間を、どう過ごすのか

お互いの思いを素直に話しましょう。


そんなことも、

こんなことも、

「ママのちから」では、

取り組んでいます。


「ママのちから」では、

パートナーとの関係を大切に思っています。

パパのちから、が発揮しやすい環境を整えます。




立ち会うことになっても

自然分娩の場合、

予定が立てられませんね。

そこで、どうするのか😅😄




ママの思いを赤ちゃんに語りかけることが、いちばんの効果があります。


「ママは、あなたの誕生を、

    パパと一緒に迎えたいと思っている  

    の。」


みたいな感じです。


お腹を触りながら、言霊とアクションで伝えるのが良いです。


赤ちゃんは、見事に叶えてくれることもあり、見事に外すこともあり。


それが現実です。


出産は、何が起きるか予測が立たないので、あらゆることを私たち助産師は、想定して対応します。


だから、

ママやパパには、

起きたことが事実として、

現実を

受け入れる準備が必要です。


五体満足か、

元気で泣いてくれるのか


出産前は、陣痛に関しても不安になってしまう時があります。


現実を受け入れる練習、

必要ですね。