ZIPANG-9 TOKIO 2020 巨大地震を予測「これまでとはまったく違う新しい方法で」地震を予測して、 ひとりでも多くの人の命を救いたい。村井俊治 東京大学名誉教授は語る!
令和6年1月1日午後4時10分頃発生した、能登半島地震で被害を受けた皆さに、
心よりお見舞い申し上げます。(編集局)
地表の異常を検知し、地震を予測するアプリ
地球の表面は絶えず動いています。これまでの研究から、大地震の前には地表や地中から様々な異常が必ず発生することがわかりました。
「MEGA地震予測」では、それらの動きを観測することで、前兆現象を捉え、地震の予測を可能にしています。
予測を可能にしているのは、
10種類以上の前兆現象を捉え、総合的に判断しているからです。
地殻の異常変動の解析、ダイナミックAI解析、ミニプレート解析、搬送波位相解析、気温計測値の異常、インフラサウンドの擾乱、太陽活動の異変解析、地震の前に現われる異常な衛星データの解析等
MEGA地震予測の3つの特徴
01 ピンポイント予測
いつ どこで どの規模
「ピンポイント予測」とは
「想定場所でマグニチュード6クラス以上の地震が1か月以内に起こる」ことを
予測するものです。70%を超える的中率を誇ります。
02動画による
地震予測の解説サービス
動画配信サービスでは、テレビの天気予報を見るような感覚で、イラストと解説付きで、
わかりやすく最新の地震予測情報を知ることができます。
03地殻変動が
ビジュアルでわかる
日本を12の地域に分けてそれぞれの地殻の変化の様子を毎週詳しく説明しています。
どこにひずみが溜まっているのか分かります。
中期的な予測も示します。
MEGA地震予測の3つのポイント
01
人工衛星を使った画期的な地震予測サービス
「MEGA地震予測」は、これまでとはまったく違う新しい方法で地震を予測しています。
従来の地震予測は、過去の地震記録を基に未来を占うものでしたが、そこに“地表の変動”は加味されておらず、予測をするのは非常に困難でした。「MEGA地震予測」では、人工衛星を使い、絶えず動き続ける地表を観測し続けることで、異常変動を検知し、地震を予測しています。いわば日々、“地球の健康診断”を実施し、その結果に基づいて予測しているのです。
MEGA地震予測のメソッドは世界のリモートセンシングをリードしてきた村井俊治 東京大学名誉教授と科学雑誌ネイチャーが世界一の研究機関と称する「中国科学院」出身で災害リモートセンシングの研究者、郭広猛博士によって作られました。
02
的中率70%を超えるピンポイント予測
「ピンポイント予測」は郭広猛博士のリモートセンシング技術により開発された地震予測方法で「より地震発生の切迫度が高い時に限って、時期と場所、規模を明記して警告する」地震予測です。その的中率は70%を超えています。2022年の実績は21件予測を発出して15件的中しましたので71.4%でした。
03
異常変動などの地震の前兆現象を捉えて予測
「地球の地表は毎日、上下左右に1〜2cm変動し続けています。村井俊治 東京大学名誉教授は20年に渡り、この研究を続け、大地震の前には「4cm以上の異常な変動が発生する」ことを発見しました。他にも大地震の前には、低周波の電波が出ることや、電離圏※に乱れが発生することも確認されています。
「MEGA地震予測」では、そうしたさまざまな地象の異常を検知することで、地震を予測しています。
※電離圏:地表から高さ約60km以上の大気圏上層部のことで、 電子密度が高い特徴を持つ領域。
地震の予測方法について
測量工学的アプローチによる地震予測
みなさんがよく耳にする「地震予測」とは、過去の地震記録を基に未来を占うものです。しかしそれでは、「これまでに大地震が発生していない地域」ではいつどんな危険が迫るか予測することは不可能です。
一方「MEGA地震予測」では、国土地理院が設置したものに加え、NTTドコモの協力を得て独自に電子観測点を設置。人工衛星により、絶えず動き続ける日本全国の地表をリアルタイムで観測し続けることで、“地表の異常を検知”し、大地震の発生を予測しています。
つまり、従来の「地震予測」が“過去”に焦点を当てていたのに対し、「MEGA地震予測」では“現在”に焦点を当てているのです。これを医療に置き換えるなら、過去の病気から未来の病気を予測するよりも、現在の体調から未来の病気を予測する方が精度は高くなるとJESEAは考えています。
この測量を主体としたアプローチによる「地震予測」を確立したのが、「MEGA地震予測」の生みの親であり、世界の測量工学界をリードしてきた村井俊治 東京大学名誉教授です。
JESEAは地震の前に現れる「地表の異常変動」を三次元的に処理・分析して地震の予測をしています。1週間単位の変動と年単位による変動を多角的に比較・分析し、「異常変動」を検知した場合には、わかりやすく、画像を交えた情報を提供しています。
その情報の配信先がアプリ「MEGA地震予測」です。
未来のことは誰にもわかりません。だから私たちは常に、“いま”と真剣に向き合う必要があります。
それは「地震」についても、同じことが言えるのではないでしょうか。
電子基準点は現在、日本全国に約1300箇所あります。ひとつの機関が管理する数では世界一であり、他に類を見ない日本が世界に誇る観測網です。その精度の高さが「MEGA地震予測」の予測システムを支えています。
NTTドコモとJESEAは、災害時に発生する通信障害からの早期復旧を目的に、パートナーシップを結んでいます。現在、ドコモの携帯電話基地局16箇所に電子基準点を設置。
リアルタイムで地表の状態を共有しています。
電子基準点データについて
電子基準点とは
電子基準点は、国土地理院が設置・管理している観測点です。「MEGA地震予測」ではその
データを利用し、地震を予測しています。全国に約1300箇所あり、1つの機関が管理する数としては世界一です。また、解析方法、精度ともに高い水準であり、日本が世界に誇る素晴らしい観測網なのです。
電子基準点データとは
電子基準点データとは、カーナビなどでお馴染みの「GPS」に代表される、人工衛星を用いた座標値データ(位置情報)のことです。なお、国土地理院はこのデータについて、「日本列島の広域的な地殻変動を把握し、地震や火山活動に関する調査研究に役立たせることができる」と語っています。
JESEAはこのデータを独自の方法で解析。地震予測に活用しています。しかし、ときに気象の変化(豪雨、豪雪)などによって、人工衛星から電子基準点が正確な情報を取得できないケースもあります。そこでJESEAではこれらの要因を2つに大別し、データを使用しています。
【01 】豪雨や豪雪など気象の変化によって、
電子基準点の周辺状況が変化した場合の対処について
「豪雨や豪雪などの気象の変化」は、人工衛星からのデータ受信に影響をおよぼす事は少ないです。JESEAでは電子基準点の周辺状況を考慮し、きめ細かくデータをチェックするようにしています。
ただし、毎年夏頃には複数の気象的な変化により、電子基準点から得られるデータに異常が発生する場合があります。
また、各電子基準点で不定期に実施されるメンテナンスの影響を受け、受信データに変化が生じる場合もあります。その場合でも、JESEAではエラーの有無、メンテナンスの有無を確認し、データを精査したうえで地震予測に使用しています。
【02】 周辺樹木により、
電波の通信障害などが発生した場合の対処について
周辺樹木により、電波の通信障害が発生した場合、計測の不具合が発生していることが確認できた際には、そのデータは使用していません。つまりJESEAでは、信頼に値するデータのみを利用し、地震の予測をしています。
なお今後、樹木の影響が少ない日本の準天頂衛星「みちびき」の数も増える予定です。「みちびき」が発する補強信号により、補正精度も向上し、電子基準点データの精度も高まることが期待されます。これにより、「MEGA地震予測」の精度も比例して高まると考えています。
電子基準点データから得られる「基準点(原点)」について
JESEAの使用している電子基準点の変動値は、日本のある地点を基準点としているのではなく、「地球中心座標系」と呼ばれる、“地球の重心を基準点”としているものです。
「地球の重心」は、地球でもっとも変動の少ない場所です。もし地上のある地点を基準点にしてしまうと、その基準が変動することで、すべての情報に誤差が生じてしまいます。しかし、地球の重心を基準点(地球中心座標系)を使用すれば常に一定となるため、正確に地殻変動を捉えることができるのです。
地球中心座標系とは
JESEAでは、地球で一番動かない点である地球の重心を原点とした電子基準点の座標値(X,Y,Z)、そして、楕円体高(H)の値を使用しての3次元解析を行っています。
地球中心座標系
地球の重心を原点として
X軸:英国グリニッジ天文台を通る子午線と赤道の交点方向
Y軸:東経90度と赤道の交点方向
Z軸:自転軸方向
楕円体高
楕円体高(H)は回転楕円体からの高さ
標高はジオイド面からの高さ
(ジオイドはほぼ平均海水面と同じで陸上にも延長した面であり、凹凸があります)
地震の観測と前兆現象
地震が発生するメカニズム
地震は、地球を構成しているプレートが地下の深いところで互いに変動する過程で起きます。これを「地殻変動」といいます。つまり、地震が起きたときには、地殻も動いているのです。地震の震源は、浅い時で10~20km、深い時は100km以上にもなります。なお、震源が浅いほど、震度も大きくなり被害も大きくなる傾向にあります。
近年、地震が起こる前に、地殻に微小な変動が発生していることがわかってきました。さらに地殻は、上下左右、斜めに変動します。つまり3次元的に動くのですが、大地震ほど3次元的に動くこともわかってきました。
また、震源からはインフラサウンドや電磁波、放射性ガス、水蒸気、高熱などが発せられることもわかっています。
地震の観測方法
今まで地震現象を観測する方法として「地震計(地震の際の揺れを計測する機器)」が使われてきました。しかし地震計は、地震波の波動を観測するものであり、前兆現象の地殻の変動を捉えているわけではありません。
1993年以降、国土地理院は地殻変動を観測する目的で全国に約1300箇所の電子基準点(観測点)を設置。これにより、人工衛星から位置情報を取得し、地殻の変動を観測できるようになりました。なお、以前はアメリカのGPSデータのみを利用していましたが、現在はロシアのGLONASSおよび日本の準天頂衛星の3つの衛星測位を用いており、GNSS(global Navigation Satellite System/全球測位衛星システム)と呼ばれています。
これらの電子基準点では、地球の重心を原点とする「地球中心座標系」から緯度、経度、楕円体高(標高)を30秒間隔に観測しています。観測の精度は5mmオーダーと言われており、非常に正確なものです。
電子基準点(GNSS受信局) 地球の重心を原点とした「地球中心座標系」
このデータを取得することで、「地殻変動」の状況を知り、地震の予測に活用することができるとJESEAは考えています。ただし電子基準点の座標データには、ときにノイズが含まれるケースもあります。
例えば、GNSSのデータは地上に設置されたアンテナで受信するため、大雨や大雪などの影響を受けることもあります。さらに地球は季節、時刻により温度なども異なりますから、季節や時間によっても誤差が生じることもあります。さらに季節によっても誤差が生じることもあります。他にも積雪、周囲樹木による電波障害などによって、地殻変動とは異なる変動または誤差が生じるケースもあります。
つまり、「電子基準点の座標の動き=地殻変動」とは言い切れないのです。ですが、電子基準点データを利用すれば、地殻の3次元的変動を常に連続的に観測可能です。また日本ほど、電子基準点を配置している国は他にはありませんから、その精度も非常に高いものとなります。
そのため「MEGA地震予測」では、ノイズを棄却したデータのみを使用し地震予測をすることで、精度向上に務めています。
事例
震度5弱・茨城県南部地震の予測に
地震予測の「JESEA(ジェシア)」が成功!
2024年3月21日に茨城県南部を震源とする最大震度5弱、マグニチュード5.3の地震が発生しました。
地震予測サービス「MEGA地震予測」を提供する株式会社地震科学探査機構(本社:東京都港区、代表取締役:橘田 寿宏、以下 JESEA)は、地震予測サービス「MEGA地震予測」の「2024年3月13日号」にて下記の予測を発出していました。
2024年3月13日配信「MEGA地震予測」内に掲載のピンポイント予測図
■2024年3月13日配信号
エリア:関東地方周辺
時期:04/13まで
規模:M5.5±0.5
結果として、2024年3月21日に茨城県南部を震源とする最大震度5弱、マグニチュード5.3の地震が発生しました。JESEAの予測と実際の地震は、場所・時期・規模ともに合致する結果となりました。
震度5強 石川県能登半島地震 予測的中「JESEA(ジェシア)」
2024年6月3日(月)に石川県能登半島を震源とする最大震度5強、マグニチュード6.0の地震が発生しました。
地震予測サービス「MEGA地震予測」を提供する株式会社地震科学探査機構(本社:東京都港区、代表取締役:橘田 寿宏、以下 JESEA)は、地震予測サービス「MEGA地震予測」の「2024年5月22日号」にて下記の予測を発出していました。
2024年5月22日配信「MEGA地震予測」内に掲載のピンポイント予測図
■2024年5月22日配信号
エリア:近畿・東海・北信越地方
時期:06/22まで
規模:M5.5±0.5
今回的中した予測は、JESEAが毎週配信している「MEGA地震予測」内で「ピンポイント予測」として公開しているものです。
ピンポイント予測とは「想定場所でマグニチュード6クラス以上の地震が1ヶ月以内に起こる」ことを予測するものです。
インタビュー
地震を予測して、
ひとりでも多くの人の命を救いたい。
村井俊治 東京大学名誉教授
JESEAが提供する地震予測情報アプリ「MEGA地震予測」は、地表を監視し、異常変動を検知することで地震の予測をしています。その方法を生み出したのが、測量工学の世界的権威である村井俊治東京大学名誉教授です。なぜ村井教授は、本来ならば畑違いであるはずの「地震予測」の研究を始めたのでしょうか? そこには村井教授のある“思い”がありました。
測量工学的なアプローチから地震を予測
アジアでは“リモートセンシング(遠隔探査)の父”とも呼ばれる村井教授。なぜ一見、測量とは無関係に思える「地震予測」を始めたのでしょうか?
村井教授
2002年に、荒木春視(あらき・はるみ)博士から「GPSで地震予測ができそうなので、一緒に研究しませんか?」と誘われたことがきっかけです。みなさんもご存知の通り、GPSは人工衛星を使った位置情報サービスなどに使われているシステムです。つまり、GPSを使った“測量工学的なアプローチによる地震予測”の研究に私は誘われたわけです。
地震予測は人類がまだ達成していない最も難しい科学技術のひとつですし、実現できれば多くの人の命を救うことができます。私は「この研究に残りの人生を捧げよう」と決め、荒木博士と一緒に研究を始めました。
ですが当初は誰も見向きもしてくれず、苦難の時代が続きました。一時は、大手電力会社の協力を得て、研究を進めていた時期もありましたが、それでも認めてくれる人が増えていくまでには非常に長い時間を要しました。
それでも挫けなかった理由は何でしょうか?
村井教授
私は測量工学の人間ですから、地震学の素人が「地震予測」をすることに対して、当初は負い目を感じる瞬間もありました。そんなとき、東京大学地震研究所で長年教授を務めた方から「地震学は地震のメカニズムを研究するもので、前兆を捉える研究はしていない。だから村井さんには、期待しています」と言われたことが非常に励みになりました。
また研究を進めるなかで、大地震の発生の際には、地表に異常変動が起きるという事実に対して、確信に近いものを感じていたことも、挫けなかった理由のひとつだと思います。
「予知」ではなく、「予測」。情報を発信することに意義がある
その後、2011年に発生した東日本大震災が「MEGA地震予測」誕生のきっかけになっているそうですね。
村井教授
はい。私は東日本大震災の直前(6ヶ月前)に、東北地方において、地表の異常変動を確認していました。それは一目でおかしいと感じるレベルのものでした。しかし当時は、データの提供企業と守秘義務契約を結んでいた関係もあり、その事実を情報発信することはできませんでした。それを私はいまも、非常に後悔しています。
あくまで「地震の予知」ではなく、「地震の予測」ですから、地震発生を断定することはできません。それでも注意喚起をするだけでも、充分に効果はあります。もしかしたら近いうちに大地震が来るかもと思っている人と、来るわけがないと思っている人では、いざ大地震が発生した際の対処も当然、変わってきます。東北地方であれば、津波を警戒し、すぐに高台に向かって逃げることもできたでしょう。そうすれば、逃げ遅れる人をひとりでも減らせたかもしれません。
ですから、「地震予測情報」を発信すること。そのこと自体に意義があるのだと、私は現在、考えています。
こうして2013年1月、橘田寿宏氏(現・代表)および谷川俊彦氏(現・取締役)とともに株式会社地震科学探査機構(JESEA)を設立。同年2月7日から「週刊MEGA地震予測」の発行を始めました。「MEGA地震予測」はそのアプリ版です。
「MEGA地震予測」では現在、地表の変動をAIでも解析し、さらに低周波の電磁波なども観測することで、より精度の高い「地震予測」の実現を目指しているそうですね。
村井教授
はい。大地震の前には、いくつかの異常現象が起きることがこれまでの研究でわかっています。※
1. 地殻が変動する
2. 低周波の音が伝わる
3. 低周波の電波が出る
4. 電離圏※に乱れが起きる
※電離圏:地表から高さ約60km~500kmの大気圏の上層部。太陽からの紫外線など、大気が電離されて生じた電子やイオンが存在する領域。
JESEAでは、上記4つをさまざまな技術や機器を組み合わせ、計測・分析することで、「地震予測」を可能にしています。
地球は絶えず動いていますが、特に「1.地殻が変動する」に関しては大地震の前には特徴的な現象が発生します。通常、地表は上下左右に1〜2cm程度の変動をしますが、大地震の発生前には4cmを超える異常な変動を起こします。さらに超巨大地震の東日本大震災の際には、プレスリップ(前兆すべり)と思われる現象が確認されました。
東日本大震災の3日前、プレスリップ(前兆すべり)と思われる現象が発生。
現在では、AIによる最先端テクノロジーを駆使したビッグデータ解析による、異常検知の研究も進めています。今後さらに精度の高い地震予測を実現できたらと思っています。
理想は1週間以内に発生する「地震」を予測すること
最後に、今後の展望を聞かせてください。
村井教授
「MEGA地震予測」の最大の課題は、時間精度がまだ充分ではないことです。現状は数ヶ月の精度を、最低1ヶ月以内、理想は1週間以内に発生する「地震」を予測できるようにしていきたいと考えています。
さらに現在、「1時間以内に発生する地震を予測」するための技術開発ロードマップも構想中です。そこに向け、人口知能の活用、さまざまな機器の導入・開発を実施している段階です。実験的検証にもすでに取り組み始めていますので、近年中に私たちが掲げる目標を達成できる可能性も充分あると考えています。
災害はいつも予想外です。だからこそ、備えが必要です。ぜひこの機会に「MEGA地震予測」アプリのダウンロードをご検討いただけたら幸いです。
村井俊治 プロフィール
東京大学工学部を卒業後、東京大学生産技術研究所において、測量工学、空間情報工学を研究。1983年に東京大学教授に就任。その後、国際写真測量・リモートセンシング学会の会長などを歴任。2017年には測量工学の分野において顕著な功績を残した「世界の10人」に選出。アジア地域では“リモートセンシング(遠隔探査)の父”と呼ばれる、測量工学の世界的権威のひとり。2002年から測量工学的アプローチによる「地震予測」をスタートし、現在もその研究に情熱を注いでいる。
※MEGA地震予測の地震予測法について
地震の前兆(1.地殻が変動する/2.低周波の音が伝わる/3.低周波の電波が出る/4.電離圏に乱れが起きる)を捉えるために、「MEGA地震予測」では以下の方法を採用・研究しています。
1.地殻が変動する
国土地理院が設置した全国1300ヶ所の電子基準点(測量における基準点)の三次元データから、主に高さの異常変動(隆起・沈降傾向)を分析し、同時に約1ヶ月間の水平方向の異常変動分析を行うことで地震予測を実施。さらに国土地理院のデータは時差があるため、自社2基とNTTドコモの支援により設置した全国計18基のプライベート電子観測点を利用することで、異常変動をリアルタイムで監視し、予測の補完をしています。またデータの分析に、人工知能を利用することで、精度の向上を目指しています。
2.低周波の音が伝わる
3.低周波の電波が出る
人間の耳に聞こえない非可聴音である低周波を検知する「インフラサウンドセンサー」を中国から導入。アジア一帯の広範囲における、地震予測に役立てています。低周波の検知に関しては、超低周電磁波の受信装置(MW遠隔予知装置)を新たに設置し、予測の補完を行い、精度の向上を図っています。
4.電離圏に乱れが起きる
人口衛星から発信された信号波が宇宙の電離圏※を通過する際、地震の前に異常な遅延をする前兆を研究しています。
月額サービス料 / 380円(税込)※
※地震予測の精度向上、研究設備の投資などに資金を必要としておりますので、サービスをお受けになる方には月額380円のご支援をお願いしております。よろしくお願いいたします。
東京大学名誉教授 村井 俊治
地震予測法人契約サービス
MEGAメガ地震予測
・「ピンポイント地震予測」による短期予測情報をご提供
・各地方の現状分析による中期予測情報をご提供
※法人向けサービスの場合、企業・自治体単位のご利用となります
※法人向けサービスは、予測の詳細レポート(マンスリーレポート)が付加されます
※「地震予測法人契約サービス」に加入すると付帯サービスのJe-geoも利用可能です
Je-geoジェジオ 地殻変動情報サービス 付帯サービス
・貴社周辺の地殻変動図をご提供
・地殻変動グラフをご提供
※Je-geo は、個人向けサービスはございません
※2023新サービス
詳細のお問い合わせ先
株式会社地震科学探査機構(JESEAジェシア)
東京都港区南青山3丁目14番13号
E-mail: kitta@jesea.co.jp
特記
東日本大震災の前兆データ
2011年3月11日に起きた東日本大震災。
村井教授は当時、東北地方に大規模な地震の前兆、異常変動が起きているのを確認していましたが発信する場を持っていませんでした。
人の命を救う貢献は何もできず、忸怩たる思いを持っていました。
そのとき感じた“人の命を救いたい”という思いがMEGA地震予測誕生のきっかけとなっています。
村井教授が再度検証したデータの一部を公開します。
(下記のデータ画像の上でクリックすると拡大できます。)
鎹八咫烏 記
石川県 いしかわ観光特使
伊勢「斎宮」明和町観光大使
協力(順不同・敬称略)
株式会社地震科学探査機構(JESEAジェシア)
紅山子(こうざんし)
※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。
アーカイブ リンク記事をご覧ください。
東日本大震災から10年、福島の絶品魚介料理を食べて応援!
自宅やオフィスで楽しむ〝食フェスのニューノーマル〟
ほっきのわっぱ飯
かなり、遠い昔から福島や新潟、秋田や木曾などの山人たちは、檜や杉を剥いで弁当箱を造っていたんですね。
少し話はそれますが、 木の浴槽には遠赤効果があるとか…入浴すると体の芯まで温めてくれるのです。
そう言えば小生も若い時分、木曾や天竜に入山する折にはそれを、昼の弁当箱として持ち歩いていましたよ。 懐かしいナ〜!
きっと山人たちは、500~600年も前に、日常生活の体験から曲げわっぱ弁当箱にすると、ご飯が冷めにくいことを感じ取っていたんでしょうね・・・その上、ご飯が冷めても適度の湿り気は保てるし、兎に角美味い !
昭和30年代始め位までは一般家庭でも椹(さわら)※のお櫃(ひつ)を使っていたものです。
※椹(さわら)は木曾五木(檜・椹・槙・明日桧・ねずこ)の一つで水に強く腐りにくく柔らかで加工がし易いので、昔から丸い桶や浴槽などに使われてきました。但し、沢を好み大木になると芯から腐っていくので注意が必要です。一般には人気はあまりないようですが、桶類にとっては貴重な木なんですね。
しかし、フィトンチッド効果により、檜、杉、ヒバ(明日桧:あすひ)、椹など木の香りは知らず知らず、人の心を癒してくれるのです。(中でも青森ヒバと台湾桧には、ヒノキチオールが大量に含まれています。)
いつだったか?スーパーなどで提供される弁当は大抵がプラスティックに入れられ、それに慣らされている我々は、何かの催しの折にこのわっぱ弁当を食べて驚いた事がありました。
同じ弁当なのに、その弁当の素材たちの香りが夫々、生き生きと鼻をつき、如何にも食欲をそそったものでした・・・当時は弁当と言えども、おかずが1~2品。全体が貧しく、その有り難味が分からぬ時代だったんですねー。
(詳細は下記のURLよりご覧ください。)
ZIPANG-5 TOKIO 2020 新鮮 !! 旨い ! 豪華!安い!「常磐もの」を食べて福島を応援しよう!
https://tokyo2020-5.themedia.jp/posts/14537208
東日本大震災から13年
「減災」こそより強く刻まれた教訓
今こそ備え直し あなたの「備え」教えてください 東海新報
きょうの本紙は特別紙面で〝備え直し〟というテーマを設定した。
単に「防災」というだけでは足りない。私たちがこれまで行ってきた備えは、果たして十分なのか。
一から見直し、考え直し、そしてまた、下の世代とともに学び直す。
それが、多くを失った被災地の態度として必要なものだ。
守ろう、まずは自分の命から。「遺族」となる悲しみを、
もう誰にも味わわせないために。
(東海新報社代表取締役 鈴木英里)
(詳細は下記のURLよりご覧ください。)
ZIPANG-8 TOKIO 2020 東日本大震災から13年「減災」こそより強く刻まれた教訓【東海新報社 鈴木英里】
https://tokyo2020-8.themedia.jp/posts/52208646/
玖珠川の氾濫で被害を受けましたが・・・
日田温泉屋形船
毎年5月~10月には、岐阜長良川鵜飼、犬山木曽川鵜飼、京都宇治川鵜飼に並ぶ日田三隈川鵜飼が行われます。(鵜飼シーズン以外には団体のお客様に対応しています。)
お問い合わせ (一社)日田市観光協会 電話:0973-22-2036
日田 天ケ瀬 三隈川
豊後三大温泉(天ケ瀬、別府、湯布院)に数えられる天ケ瀬温泉は、2020年7月7日未明、筑後川支流玖珠川の氾濫で被害を受けましたが、あれから約2年4か月住民やボランティア、市当局の皆さんのご努力で立派に立ち直りました。