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精神科医 諸藤(モロフジ)えみりの心のレッスン

海外怖い🥶の克服

2024.07.09 21:31



こんにちは、

精神科医の諸藤えみりです。


海外が怖い私が

どうやって恐怖を

乗り越えたかをお話します😂





今、私は夏休みで

夫とヨーロッパに来ています。



初日はイタリアのミラノ。

2日目のお昼過ぎに飛行機に乗り

マルタに来ました。

今日で3日目。

ホテルでゆっくり過ごしています。



マルタは初めてです。

でもどこか懐かしい感じ。




海外を満喫している私ですが、

日本を発つ2,3日前は

不安で死にそうでした。


怖い。


なぜ怖いかと言うと

私は英語を話せないからです。



海外では何かあったときに

自分一人で対処できません。

(※ちなみに夫の英語力は

私と同等かそれ以下で壊滅的😇)



どうにもならないことが

恐ろしいのです。

「行ったらなんとかなるっしょ⭐️」

なんて考えられません。

(こんな風に考えられたら

そもそも悩まない😑)



日本国内なら

1人でどこにでも行けるのに

海外になるとてんでダメです。

私にとって言語の壁は厚い。



不安になるのは

「英語を話せないから」

だけではない気がして

自分の中を探りました。



やっぱり出てきました。

「英語を話せないとバカにされる。

恥ずかしい思いをする。」

という思い込みがありました。




私は「できない」に反応します。



覚えていないけれど、

できないことで

過去に笑われて悲しい経験をしたり、

誰かに迷惑をかけたりしたのかも

しれません。



「欧米だとアジア人は差別される」

という変な思い込みもありました。


実際に

差別されたことなんてないのに

劣等感があったのです。





気づいたら終わり。

「できないと馬鹿にされる」

から

「できないから、分からないから、

優しく教えてもらえる」

に意識をセットアップし直しました。



ついでに

「私のことをバカにしたら

絶対に許さん👹

日本人の侍魂を見せてやる🔥」

のスタンスで臨むことにしました。




で、今。

外国の皆さんはとても優しい。



わたしが英語を理解できなくて

鳩が豆鉄砲を食ったような顔で

フリーズしても、

嫌な顔をせずゆっくり話してくれる。

親切。

(いざとなったら

噛み付く準備はできていたのに😂w)



なーーーーーんだ。




今でも

「馬鹿にされるかも。」

とビクビクしてたら

実際に馬鹿にされるような体験を

していたかもしれません。


この意識だと相手の言動を

ネガティブに受け取ってしまい、

被害的になるのです。



気づけてよかった。




世界は優しい。

今まで私は

誰の言葉を信じて

生きてきたのだろう。



馬鹿にされたくなくて

頑張っていた過去の自分を思い出し、

少しせつなくなりました。



もう大丈夫。

私は海外でも

私のままでいられる。





オマケ


妙な自信を得たワタクシ。

分からないこと、

困ったことがあれば

ガンガン英語で聞くようにしました。



調子に乗ってフロントに電話する。

「I forgot to mention the request 

to replace the bath mat. 

Can you replace it ?」


フロントのスタッフさん

「なんて?」


負けないっ😂!!