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前下がりとスライス【65時間目】

2018.12.22 08:19

65日目。

前下がりはスライスできまるっていう話。

上の3つのショートスタイル、髪型自体違います。ヘアカタログなどみてもいろいろな髪型がありますが、「ベースが前下がりで切られてる髪型」って考えた時に、そのカタログ何種類くらいに分けれるでしょうか。


きっととてもシンプル分類になると思います。


ワンレン

前下がり


バックスタイルのベースをこの二種類の目線で見るととてもシンプルにスタイルを見ることができ流と思います。


前下がりの場合その重要なポジションを持ってるのが

角度

です。


この角度の設定でボブ風にもかっこいい感じにもなれると考えています。


では、その角度。

何で決めてますか?

見た目?

感覚?


それでは毎度のことですが、一人一人に合わせないといけませんね。

そして同じ技術が提供できません。

ここで必要なものは

スライスの角度

です。


カット練習などで見る時結構ここがずれてる子が多い気がします。

イメージ先行でカットを組み立てるとどうしても手首の角度などで無意識に変わってしまい、仕上がりの左右差や、全体的にキマらない感じになってしまいます。


前下がりベースはスライスの角度です。


スライスの角度が緩ければ、ボブよりに。

きつければ、くびれるかっこいいショートになります。

そしてそれをするためにブレない物差しになるものが、スライスです。


スライスから引き出されたパネルはスライスに対して90度。
そしてステムの角度は45度。

この2つが決まるだけでガイドが完成します。

そうするとタイトにしたければ角度をきつく、ボブよりにしたければ角度が緩く。

となるわけです。


そして前下がりにカットすることによって得られる効果の1つとして、耳後ろのもたつきが解消される。ということです。



普通のワンレンでは、ぼってりしてしまう方でもゆるい前下がりに設定してボブよりに切ると前から見た時の耳後ろのもたつきがなくなりすっきりしたボブが作れます。



あとはこれにレイヤーを足すなり、重く内側を切るなりするだけです。



シンプルにスタイルを見ることによって

提案できる選択肢の幅が広がるという話。



ぜひ試してみてください。