星に想いを☆CATCH the STAR☆
其処は、別名『星取県』とも言われるらしい。
日本国内で一位二位を競うほど、夜空の星々をより美しく沢山望める場所。
鳥取県。(モジって『星取県』)
📷お土産のタルトクッキー菓子箱包装紙より。
我が子 有ちゃんの四十九日が終えてから、予定していた私の左肺全摘除という大きい手術を行ったのはおよそ七年前。
その後半年間は自宅療養をしておりました。
創部の痛みに伴い、こころの痛み。
ダブルの責め苦に遭いながら藻掻いていたのでしょう、なんとかせねばと覗いて見ていたウェブ上の『自死遺族サイト』がありました。
そのサイトの書き込みで、顔も見えない相手、初めて苦しい心の内を語り合うことになった自死遺族がおりました。
どこの誰ともわからない。
けれどお互い、若年層の子を自死で旅立たせてしまい、まだ一年未満の母親であることはわかりました。
毎日、相当に苦しい思いを、ぼそぼそと絞り出すように書き込んでいたものです。
(AmebaBlogでのように、ある程度整理した気持ちを書けるようになるまで私は二年半かかりました)
そして、まさかそのお相手と、その後一年経つか経たないかで、都内で開催していた対面の集いで(申し合わせたわけでもなく)偶然に出会うなんてことになるとは。
集い後の夕食会で、初めてちゃんとした自己紹介をし合いました。
(お互いの子どもたちの遺書も、読み合いました)
そのお母さんは、鳥取県からはるばる参加されていたことを聞かされました。
地元の鳥取県コスモスの会という自助グループで活動をし始めていることも知りました。
とてもおしとやかそうに見える面持ちとは真逆に、この時点で既にモノ凄いパワーのある人だなぁ!と感じたのを憶えています。
そしてそして七年めの2023年12月には、さいたま市の『星のしずく』わかちあいの集いに、コスモスの会代表の方とお二人で参加してくださいました。
(会場にもたくさんのお土産菓子をありがとうございました)
そんな経緯があり、事後当初にウェブで出会った御縁から八年めの今年七月、毎年鳥取県内で開催されるコスモスの会主催の、とっとりフォーラムに招かれ、今度は私のほうから伺うことになったのです。
空港内は「コナン」祭り👀
そして鳥取といえば砂丘。
毎年、砂丘の砂と水だけでアーティストたちが手懸けるという、巨大造形作品展『砂の美術館』にも案内していただけました◎
📷翌日7月6日フォーラム会場で。
お初のAmeba繋がりの方々、天使ママさんも👀。
初めましての方々でも、少し話し出しただけで、まるで初めてとは思えないディープな会話が繰り広げられるのですよね。
でも、そりゃそうです、とても悲しい御縁ですが、こうして出会えたことには、他界した大切な人たちが居ることがキッカケであり、その導きを感じずにはいられませんから。
フォーラムのスピーチでは、緊張はもちろんありましたが、原稿を読み上げるだけでもまだ泣けてくるものだ………顔がひきつる………と、自分の中で普段は静かにしている大切な悲しみを再認識でき、不思議な嬉しさ?もありました。
拙い話し方、内容ではありましたが、ご清聴ありがとうございました。
およそ七年前にウェブ上で出会った最初の自死遺族のお母さんは、この日のフォーラム最後の締めのご挨拶を、会場の皆様のお顔をしっかり見渡しながら、聴き取りやすい口調でお話しされており、とても頼もしく素敵でした。
『失われた命の意味について』
フォーラムテーマは、この日の田中幸子さんの講演によると、(上智大の)岡先生の書籍『知らされない愛について』の中から引用された一文のようです。
失われた命に意味付けしてあげられるとすれば、その一つとして、遺族の、その後の生き方なのだろうなと私は思っていますが、皆様はどうお考えでしょうか。
あっという間の二泊三日。
七月七日、帰りの日。
大切な悲しみと共に生き繋いでいる皆様に想いを込めて、フライト前に、鳥取空港内に設置されていた短冊に願い事を書きました。
(短冊に書くなんて、事後初めてかもしれません)
離陸後、機内で配られたお菓子を見ると…👀
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🌟CATCH the STAR🌟
七夕の奇跡。
たまたまだとしても。
約一年前の七月、🍀りりさんのお話会で、有ちゃんのシンボルは『星彩』である!と決めた(導かれた)のを、ふと思いうかべずにはいられませんでした。
――其処は、別名『星取県』とも言われるらしい。
まさか七年後に降りたつことになるなんてね🌟🌟
◆自死遺族の集い
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