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「第二の家」ブログ|藤沢市の個別指導塾のお話

【受験対策】成績上昇大作戦!内申点を上げるための4つのポイント

2016.02.17 13:00

さて、本日のテーマは、

内申点の上げ方」です。


絶対評価が導入され、

神奈川県の中学生の内申点の平均は5段階中3.5とも言われています。

平均が3ではないのです。

つまり、現代は内申点が取りやすい時代だということです。


その中で、何を意識して、どうやって、内申点を上げるのか。

もちろん、中学校でも高校でも道理は一緒です。

さぁ、本日も気合を入れて参りましょう。


あ、

その前に前提として一つだけ。

内申点を上げよう!と思ったら、

「なぜ内申点を上げるのか」を一緒に決めておきましょう。

内申点を取る目的ですね。それを持っているのといないのでは、

いざという時の頑張り具合に差が出来てきます。

やっぱり軸があると頑張れるのです。


「●●高校に行きたいからオール4が必要」とか、

「●●大に推薦で進学したいから評定平均4.5はとる!」など、

自分がやりたいことから逆算して、

内申点の目標を設定しておきましょう。


今から説明する4つのポイントは、

そんな目的・目標達成の過程で役に立つものです。


さぁ、改めて参りましょう!



1、テストの点数



1つ目のポイントは「テストの点数」です。

当たり前でしょ、と思われるかもしれませんが、

まずはここにしっかりとフォーカスすることが重要です。


内申点とテストの得点の関係性はイメージできるでしょうか。

テスト自体の平均点にもよりますが、

大体100〜85点で評定585〜70点で4

のように、学校ごとに多少異なる目安があるかと思います。(塾に聞いてみよう!)


まずは取りたい内申点から逆算して、テストの点数目標を決めましょう。


そこから、どうやってその点数を取るか、を考えるのです。

その他、後述する「学校ごとに変動する要素」を情報収集しておいて、

それを使って作戦を立てましょう。


例えば、国語で60点が目標点数であれば、40点分は間違えていいことになります。

後述の「学校ごとに変動する要素」の中の「何が出るか」において、

「実力問題は20点分」という情報があって、

本人が実力問題がとっても苦手な場合、

何を、前もって練習すればいいかが明確になりますね。


学校ごとに変動する要素
・テストが簡単か難しいか(塾でのどれ位のレベルの教材に相当するか) 
・何が出るか(教科書から?プリントから?学校のワークから?それともそれ以上の内容が出る?実力問題[初見の問題]は出る?)
・誰が作るか(作る先生によって傾向が変わったりします。過去問などから分析できます)



この場合、

本人にとって点数を短時間で上げることが困難な「実力問題」を繰り返し練習するよりも、

まずは必ず出るとわかっている学校で勉強した単元(例えば「走れメロス」など)を

繰り返し練習しておいた方が、

「60点を取る」という目標に向かっては近道になります。

時間的に余裕があれば、実力問題の対策も加えて行えばいいのです。



作戦が決まったら、後は勉強をするだけ。

問題を解くだけです。

作戦だけ決めて満足をしないように。



良い作戦は、良い結果を生みます。

そして、勉強という名の種目の面白いところは、

他のスポーツと比べて、能力や才能に左右される部分が少ないということです。

きちんと作戦を立てて戦えば、誰もが成果を出せます。

あなただから出来ない、は勉強においてはほとんどありません。

あなたなら出来る、のが、勉強です。




2、授業態度



2つ目のポイントは「授業態度」です。

この「授業態度」で重要なことは、

「本人がどう思っているか」ではなく、

「相手がどう思っているか」が大切だということです。


「評価は他人の目が決める」と、

元プロ野球選手で名監督の野村克也氏は言いました。

まさにその通り。

あなたの「授業態度」が良いか悪いかは、

あなたではなく、相手が決めるのです。


座っている時、肘をついていたり、

ノートを書いていなかったりなど、

わかりやすく授業態度がなっていない場合は修正しやすいです。

塾での授業中の指導で、すぐに直すことが出来ます。


注意しなければならないのは、例えば、

「親切心から友達に勉強を教えている」→「喋っている」

「気分が悪くてジャージ姿」→「見栄えが悪く雑な印象」など、

本人の思いと相手の見方が異なっている場合です。


テストの点数が目安を超えているのに、

なかなか内申点が上がらないという場合には、

この「相手にどう思われているか・相手にどう見られているか」を、

もう一度振り返ってみましょう。


中学生や高校生でこの「相手にどう見られているのか」を意識する力が伸ばせると、

その後の人生でも色々と活用ができます。大人になっても大切な力です。


あなたがもし内申点がなかなか上がらない学生であれば、

まずは、クラスの中で内申点が良さそうな子の行動を見て、

なるべく真似をすることから初めてみると効果的かもしれません。


授業態度のいい、悪い。

これは「能力」の問題ではありません。

「意識」の問題です。授業態度を良くすることは、誰にも出来ることなのです。

そして、前述のとおり、実はこの「授業態度」を学生期間の今、鍛えることが、

その後の未来でも、人生を快適に暮らすための重要なポイントになります。


自分が相手にどう見られているか。

決して悲観的になりすぎずに、振り返ってみましょう。




3、提出物



3つ目のポイントは「提出物」です。

提出物はいわば先生との約束。

約束を守らない子は、内申点が上がるはずもありません。


提出物は、完璧を求めなくていいです。

それよりも、期限を守ることを最優先事項にしましょう。

課題がワークの場合、テスト内容とリンクしている場合もあるので、

2周〜3周解くのを繰り返せるとベストですが、

何よりもまずはきちんと締切までに提出をすること。

これを意識して、提出物に取り組みましょう。


苦手な課題で、なかなかうまく出来なかったとしても、

提出することに意味があります。

「授業態度」と「提出物」が完璧であれば、

評定2がつくことはなかなかありません。


ただ、たまに、「入試のこの時期にこんな課題を出すなんて!」ということをやる、

変わった先生もいらっしゃいます。

ケースバイケースという言葉があります。

優先順位に困ったときは、塾の先生に相談してみましょう。


4、先生とのコミュニケーション


最後のポイントが「先生とのコミュニケーション」です。

評定5が●人、評定4が●人と決められている中で、人と人を比べて成績を出す相対評価とは違い、

評定5が何人いてもいいという中で、個々人を見て成績を出す絶対評価では、

先生の個人的な価値観などが評価に関わりやすいという側面があります。


簡単に言ってしまえば、

先生と仲良くなって損はなし、先生に良く見られて損はなし、ということです。

実際に、テストの点数が微妙でも、印象良く見られているから成績が上がった(または下がらなかった)、

というケースが存在します。

逆に、テストの点数が良くても、なかなか成績が上がらないという場合は、

先生にいい印象を持たれていない可能性があります。


人というのはわかりやすい生き物で、

こちらが相手を嫌いになると、多くの場合、相手もこちらを嫌いになります。

「苦手な先生」や「嫌いな先生」とこちらがレッテルを貼ると、

その先生もだんだんとこちらを嫌いになってくるので要注意。


でも、そうは言っても、人の気持ちのコントロールとはなかなか難しいもの。


そんな時の対処法が「演じる」です。

言葉は悪いですが、人間関係形成の上で非常に大事なスキルになります。

演じると言っても、役者のような仰々しい感じではなくて、

「苦手」や「嫌い」感を出さないように振る舞うということです。

丁寧な言葉づかいや身振り手振り、あえて質問に行く姿勢など、

嫌いな先生であればあるほど、意識してみましょう。

もしかしたら、だんだんと苦手感が払拭できるかもしれません。


なぜなら、嫌いなものを好きになるベストの方法は、

「そのものを良く知ること」だからです。

最初は「演じる」というフリから始めることで、

本当に好きになっていくというハッピーエンドを期待しています。


ただまぁ、合う合わないが必ずあるのが人間ですから、

無理に好きになることはありません。

しかし、嫌いな先生に邪険な態度をとって、内申点まで下げて勉強嫌いになることほど、

勿体無いことはありません。


学校は、勉強を学ぶ場ではありますが、

同時に、コミュニケーションや集団での生活を学ぶ場でもあります。

先生とのコミュニケーションを意識して、

その力を伸ばしましょう。きっと、未来でも役に立ちます。




いかがでしたでしょうか。

この4ポイントを押さえて学校生活に取り組めば、

内申点は自然に上がっていきます。


内申点が上がれば、選択肢が増えていきます。

未来のあなたが好きなことをやれるように、

今、内申点を取る力をしっかりと伸ばしましょう。


繰り返しになりますが、言います。

勉強が出来る出来ないは能力ではありません。

あなたの意識一つで、あなたの努力一つで、

成績は変えられます。そのことを忘れないで下さい。


内申を上げるための4ポイント。

早速明日から意識して、実践してみましょう。