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Project Act Tokyo

9月公演「比翼連理の果て」稽古がスタートしました。

2024.07.11 01:10

7月7日、平賀スクエア。

この日、本番で使用する箱をお借りして、顔合わせが行われました。

お忙しい方も多く、参加できた方が少なくなってしまったので、

現場は皆さんの緊張感がより一層伝わりやすかった様な気がします。

それでも、自己紹介を終えると、少しずつ和やかになっていきました。


続いては読み合わせ。

今回は実際の箱に居るので、現在想定されている舞台を軽く作った上で、

皆さんには読んでもらいながら、実際に動いて頂く形で行いました。


人数が少ないので、いらしていない方の役を皆で兼ねながら、動きながら、

掛かった時間はおおよそ100分。初めてにしては巻いた方だと思います。

演出の安城曰く、実際の上演時間は90分に抑えたいと考えているようです。

演出助手である私も久方ぶりに台本を手に動きながら読んだのですが、

展開としては激動的なものでは無いが、濃い作品になりそうだと思いました。


演出助手が本読みで駆り出されるのは、団体にも寄るとは思いますが、

今回駆り出されたのは、主演が決まっていないが為なんです。

度々Xこと旧ツイッターで流してはいるので、ご存知の方もいるかと思います。

7月中に決めたいと安城からはお達しがありましたが……、どうなることか。


改めて詳細ですが、

20歳前半(新卒3年目)に見える女性、で、新聞記者です。

物語のテーマである【介護殺人】という重さとは裏腹に、かなり明るい役どころ。

仕事に情熱を持ち、色々奔走する中で、自分のこともしっかり振り返っていく。

お客さんに一番近い存在としての役回りにもなるので、これがかなり難しいです。

試し読みをした私が言うのも可笑しいですが、本当に「我こそは!」という方に

やっていただきたいです、切実に。きっと良い経験になると思うので……!

(演出助手である私はその辺り能動的ではないので、私だと力不足なんですよ)(小声)


さて、ここまで読み合わせの話から、台本の要の話に移りましたが、

顔合わせした面々で、実際の上演に当たっての議論の時間を設けました。

自分が演じる上で、どんな風に取り組んでいきたいのか、どう見せたいのか、

演出家としてはどう見えたら良いと現在考えているのか、目指している先は。

そんな形で、すり合わせの様な、高め合いの様な、落ち着いた話し合いの時間でした。


少人数ではありましたが、なかなか有意義な顔合わせ時間になった様に感じています。

今後も、このように稽古場ブログとして、稽古の進展をお届けしていきますので、

一人でも、今作に関心を持って頂ける方を増やしていきたいと考えています。


それでは、また次回。


筆責:友稀(演出助手)