人を採用するときの考え方
人間関係・採用に関するご質問です。
優秀な経営者であれば
自分のセールス力、マーケティング力を活かし、売上を立て続けることができます。
そのゾーンで悩んでいるならば事業の存続は難しいです。
次なる悩みは人。
多くの経営者が
人の問題でストレスを抱えます。
・最初は良かったのだけど後から本性を出してくる人。
・お金のことばかり話していて条件だけで仕事をする人。
・言ったことをやらない。
・チームに悪影響を及ぼす。
・見られていなければいいやと怠ける。
こんな人と出会ってしまいます。
人を見極める力があったならば
・自分のやるべきことを見つけて何も言わなくとも会社のため、自己成長のために行動する。
・あなたを尊敬してくれてやりたいことを理解し提案、推進してくれる。
・あなたをリーダーとして立ててくれ、必要な人をつないでくれる。
・どんなことがあってもあなたを支援してくれる。
・お金の話を度外視して貢献してくれる。
こんな素晴らしい人と出会うことができます。
どんな人とビジネスをするかがとても重要なのです。
何をやるかよりも、誰とやるか。
この考え方が重要です。
人を見極める時に失敗する事例は下記です。
資格があるから雇う
資格があるからといって雇ってしまったら最後。
仕事ができるのではないかと想定しますが、
まずあなたの想いに共感していないので自分勝手な仕事をし始めてしまいます。
言わなくても良いことを言わせるので大変ストレスがかかり、さらには、言ってもやらないという態度をとることがありますので本当に悩むことになります。
わがままになり、自分の範疇しか仕事をしない。
成長意欲もなければ会社に対して愛着もなく、他に良い条件が現れたならばすぐにそちらに行きます。
このような人材を雇ってはなりません。
条件で雇う
これも資格と共通していますが、その仕事ができる能力だけで雇ってしまうケース。
人間は、面接の時や最初に会った時には良い顔をするものです。
最初の印象は良かったけど、後から本性を現してくるような人。
本当に多いです。
少しでも違和感を感じたならば、その違和感は後から確実に現れてきます。
直感も大事にして良いです。
ビジネスの成長フェーズでも
必要な人材は変化します。
そしてあなたの人間的なレベルでも
引き寄せる人の質は変化します。
今、違和感を感じている人が周りにいるならば、それもあなたが選んだ人。
だから自分の責任なのです。
コンサルタントとして1,000社以上の経営者とお会いしてきましたが、伸びる会社の特徴は、その経営者の元に優秀な人が集まるかどうか。
社会問題を解決する崇高であり魅力的な経営理念を打ち出し、あなたの価値観を打ち出し、何よりあなた自身が魅力的であることが重要です。
あなたと一緒にいることで成長できる。あなたと一緒にいることでやりたいことができる。
あなたと一緒にいることで人生が豊かになる。
そんな人であること。
あなたの在り方が何より大切です。