ミッション発見モデル

ミッションを創り出そうとすることはないだろうか?
また、一つのことにこだわり過ぎていないだろうか?
皆さんは、借りてきたレンタカーを洗いますか?
借りたレンタカー洗う。という人はいないと思います。
車は自分の所有物だから綺麗に保持するために洗うと思います。
会社のミッションも同じなのです。
ミッションとは、創るものではなく【自分たちの内面】から発見する
ものです。
経営者だけでなく、従業員も自分ごとのように取り組んでもらうためには、自社のミッションを発見する必要があります。
他人事ではなく、自分事となるようにするのです!!
ミッションを発見するためには、次のことを考えてみましょう。
・組織の探求(Can)
・未来の探求(Need)
・自分の探求(Want)
これらが一致すると自分事として捉えることができます。
レコードプレーヤーを作っていた会社はなぜ消滅したのか?
「レコードプレーヤーをつくる」とミッションを定義していたために潰れました。
では、どのようにしていればレコードプレーヤーを作っていた会社が、自分たちのビジネスを破壊しながら、CDプレーヤーを生み出し、さらにはipodやiTunes、定額音楽配信サービスを生み出すことが出来たのでしょうか?
自社のミッションを「音楽のある豊かな人生を増やす」と定義すればどうだろう?
顧客中心に考えることが必要だったのではないでしょうか!!
自社の都合ばかりを考えていたため潰れてしまった言えると思います。
自社のミッションの寿命切れ
自社のミッションの寿命が切れていると言えるのは、「百貨店」ではないでしょうか?
「百貨店」のミッションは、「百貨を見て買える、ショッピング イズ エンターテイメント」と言えると思います。
百貨店が流行っていたころは、屋上遊園地で乗り物に乗って、高層階で食事を楽しむ。
高級品の買い物をする。
という状況だったと思います。
しかし、今ではAmazonで数十億のアイテムを選んで購入することが出来ます。
郊外のショッピングモールには様々なショップがあり、話題のレストランもあり、フードコートもあり、映画館、ゲームセンターなども備えてあります。
百貨店のミッションを達成するところが数多く出てきています。
こうなると百貨店のミッションが当時は素晴らしくとも、新たなミッションがなければ存続が難しくなってきています。
【まとめ】
ミッションは時代とともに変化させる必要があります。
環境も変われば、求められているものが変化します。
顧客してで考えつつ、自分たちの内面を見つめなおし、新たな発見をしていくことが必要です。