Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

続・2024年6月29日

2024.07.02 13:51

7月。


改めて2024年6月29日のライブ『彩縁』を想う。

新バンド『HIGH END LIE』の発表もある、そして山下雄平として辿ってきたポイントが線となり一つの瞬間に皆さま立ち会って頂くという二度とは無い成り立ち。


15年以上大切に唄ってきた「your song」を一曲目に持ってきたり、ハイエンドライになっていく過程でリアレンジを施した山下雄平既存曲「5月の風」「カレン」「空想線路」の初披露。

そしてステージMCのほぼ全てを濱ちゃんと嶋くんに委ねる試み。

振り切ってやってみたこと満載で、そこから次回へのイメージ、これからのバンドの方向性を創ってゆく。


人のことは分かっても、自分のことはなかなか分からない。

僕の場合、CDデビューから約15年でようやく少しずつ自分のことが分かってきている気がする。そして分かる人って凄い。

例えば昨年久しぶりに会った同い年のSSW永崎翔くんは、もう15年前から自分のことを分かっていたように思うし、改めて凄い。

明確に自分を持っていて、やはり熱い。そして絶対にブレないその感じ、10年経てど全く変わらない。

翔ちゃんの存在は今でもデカい。あの頃よく渋谷で呑んで、カラオケ行って。

当時お世話になっていた某レコード会社のEさんが中心となり集まっていた面々との時間、それが今でも僕の原動力になっている。

沢山頂いた、だから今は僕が仲間に与えたい。


夏だから、話は行ったり来たりする。


山下雄平のことを、山下雄平以上に分かっているのはドラムスの嶋くんだ。

どこが良いか どうすれば良いか みたいなところの話になってきて、それは観客としてどうか、という目線が特に大切にされている。

これまた嶋くん本人に明らかにその才能があるということを本人がどれ程理解しているのかは分からないけれど、山下雄平以上であることは確かだと思う。

ある時、嶋くんと話した時、【何かになりたいと思う】と嶋くんが言っていて、今この場を借りてハッキリさせておくと、既に何かに120%位なれてるから安心してほしい。

だって僕は山下雄平の音楽が15年20年経って少し分かりかけてるかな位なのに、再会からの1年ちょいで今や誰よりも分かっているという。

今回のライブ『彩縁』だって、頭に「your song」を持ってくることや、本編ラストにニューアレンジで「空想線路」等、全て嶋くんがやってのけた仕事だ。

「カレン」やろう、と言ったのも嶋くん。

僕は思ってる、嶋くんはもう既に120%素敵なものを持っているんだ。


もちろんギター濱ちゃんも、これまた凄いんですよ。

これまでのウェブログでも書いてきたことではありますが、僕と嶋くんは好きな音楽の共通項が多い中、濱ちゃんは二人とほぼ違う全くと言っていいかもしれない。

そっから寄せてくるというか、どうやったらそんなことになるのかサッパリ理解できない。

又寄せる感みたいなものが深いというか、想像を超えて音楽の神様的な質感で来る。

うわ雨降ってんな、とか、うっわ風が吹き抜ける森抜けてきたとこら辺じゃん、とか、それイギリスのミュージックバーで演奏聴きながら呑んでたのに急にステージに上がってきてギター弾き出す映画の主人公じゃん、みたいなフレーズを突然弾き始める。

どうなってんねんやろ一体、という奇妙奇天烈なエッセンスを配合してくる濱ちゃん。

HIGH END LIEのギタリストとして、今後さらに化けていく物凄いポテンシャルを兼ね備えている濱ちゃんです。

ノイジーで、サイケで、シューゲイズなプリンみたいな濱ちゃん。

つまりもう芸術家だと思います濱ちゃん。


バンド・HIGH END LIEというのは少し異質で、そもそもシンガーソングライターとしてやってきた山下雄平の音楽を仲間と創っていく、という想いの基に成り立っていて。


タイミング等も含め奇跡的に始まっていった2022年頃、そして2024年今。

フル回転、全速力、心の底からの情熱、揺るぎない想い。

レーベル兼制作チームの内部再編もあり、戸塚ファーストアヴェニューというライブハウスとの出逢いもあり。


改めて書かせて頂きますが、僕は戸塚ファーストアヴェニューという場所が大好きで、そこで仕事する方々の仕事と姿勢が大好きで、だからホームグラウンドだと思っていて、ファーストアヴェニューを代表するバンドにHIGH END LIEでなりたくて、学生時代にバイトしていた横浜戸塚から今の自分、音楽でメッセージしていきたくて、もっとファーストアヴェニューという場所を知ってほしくて、もっと人と人とが繋がってほしくて、自分達がその輪を守っていきたくて、結果として色々やってきたなあというビジョンを描いていて、つまり今の僕やバンド・ハイエンドライは戸塚ファーストアヴェニューと共にあるということを伝えたいです。


まだまだこれから。全然まだこれから。

山下雄平はもう一度、ってポイントに今いる。


僕は、もうそんなに自分がとかより、自分の信念は大切ですけれど、本当に皆様がいて下さって、です。

応援して頂いて、いつも本当にありがとうございます。


創っていきますので、またライブに足を運んで頂けますと幸いです。


これからも、どうぞ宜しくお願い致します。


追伸:


2024年6月29日、ライブ『彩縁』アンコールにて初披露したHIGH END LIEとしての完全なる新曲2曲について。


「トロイメライ」

アンニュイなコードの響きと、サビ頭の〝トロイメライ〟という言葉とメロディーが最初パッと来て、後は流れるように一気に書き上げました。

〝ハイエンドライ〟と言葉も入れていて、この〝ハイエンドライ〟は歌詞としては〝葉/以遠/DRY〟と表現したり、二番サビはまた少し違った書き方したり。

モチーフは、知人のアーティストと【前世】や【宇宙】について談義したことから着想しています。

あとハードコアパンクの精神性というか、そこに漂う文化というか、つまりクラシックなのかもしれないと思ったり。

最初濱ちゃん嶋くんにデモ送って、スタジオワークで一からガバッと組み立てていって。

なんかもう最初から面白い感じにはなっていて、あとはRadiohead中期について濃いめに話したり。


「彩生」

2023年11月25日に行った山下雄平としては約9年ぶりとなった単独公演『彩生』を経て、「彩生」という曲を書きました。

超デモ段階で濱ちゃん嶋くんの反応が明らかに良くて、これはもう絶対書き上げようと。

んで正直構成とかめちゃくちゃなんすけど、そのめちゃくちゃなまま持って行ったらもうこれでいこうと全く異論なく。

Oasisとか、その辺りのバンド感というんですかね。

そして砂漠の真ん中か、ただ広がりゆく海辺の砂浜でミュージックビデオを撮る絵が僕の中にあって、あとは二人がこの曲好きでいてくれて、それだけでもう僕はこの曲を書いてよかったと思いました。

アレンジの骨組みは嶋くんが主体となり進めて、濱ちゃんも相当フレーズを考えきっと今も試行錯誤していると思います。

僕は、二人の演奏から滲み出てくるエッセンスを浴びて、言葉を伝えるための楽曲なんだなって気付かせてもらいながら歌を唄っています。



SCHEDULE / TOPIC
ライブ映像(2023年11月25日)