【イラストレーターのハルペイさん】美術や創作の道に進む人の背中を押したい
(前回の記事はこちら→イラストレーターを名乗った日)
■背中を押す側になりたい
――― ハルペイさんのインスタを見ていると、Tシャツやカレンダーの商品がありますよね。今後はこういった商品化なども進めていくのでしょうか。
ハルペイ ありがとうございます。
そうですね、いろいろなことに挑戦はしていきたいです。
↓Tシャツ、トートバッグ(画像は@fuku_tsumugiさんの投稿より)
↓カレンダー(購入はHPか雑貨屋Little Page、スーベニアコーヒーにて)
――― たとえばどんなことですか。
ハルペイ 柄のパターンをつくっているので、いまは包装紙として使えるようにしているのですが、これをファブリックなものでもやってみたいなと思ったりします。
↓包装紙
ハルペイ こういうのをインスタに載せる「これを生地にしてスカートつくりたい」というコメントをいただいたりするので、そういうのやってみたいなって。
キャスキッドソンみたいな、自分のデザインをしっかりモノにして売るっていうのが出来たらいいんですけど、まだ道筋は見えてないですね。
――― 商品化以外でやりたいことはありますか。
ハルペイ 大学の助手時代の話にも、いま茅ヶ崎でやっているこども造形教室の話にもつながるのですが、美術や制作の道に進む人の背中を押すようなことをやりたいです。
私自身が美術の世界に進むときも、そのなかで個展をするときも、イラストレーターとして活動し始めたときも、いつも背中を押してくれる人がいました。
いつか私も背中を押す側になれたら良いな、と思います。
■気軽に発表できる場があると良い
――― この「エキウミ」は茅ヶ崎の雄三通りを盛り上げることを目的の一つにしていますが、ハルペイさんが雄三通りで好きなお店はありますか。
ハルペイ このあいだ巡り合えて「好き!」と思ったのが、D.PARADISEさんです。
先日まで銀座で展示会をしていたのですが、D.PARADISEさんの額縁をつかわせてもらったんですね。
そしたら見てくれた方から「額縁と絵がとても合っていてかわいい!」とたくさんの人に言ってもらえて。
↓銀座のグループ展に出した作品
――― 最後に、雄三通りをより良くするアイディアも伺っているのですが、なにかありますか。
ハルペイ なにかやりたい人が集まれる場所が駅の近くにあると良いですよね。
娘が通っていた幼稚園に、在園のママたちで人形劇をつくり上げて園児たちのために公演するという劇団があって、そこに3年間入っていたんですね。
みんなで絵を描いたり人形や小道具をつくったりして、練習を重ねて公演をするんです。
もうね、みなさんが生み出すモノの完成度が高すぎて「みんな天才か⁉」って思うわけですよ。
――― そんなにですか。
ハルペイ 本当に、すごいんですよ。
でも幼稚園が終わったらその天才たちが力を発揮する場がなくなるじゃないですか。
ママたちもそうですし、シルバーの人たちもなにかのスペシャリストなのに発揮できる場があまりないじゃないですか。
私はそれをすごくもったいないと思ってしまうので、自分ができることを学び合ったり、発表したりとか、集える場が雄三通りにあったら良いですよね。
――― たしかにそういう声は多いので、商店街のみなさんと一緒につくれたら良いですよね。インタビューは以上です。ありがとうございました。
(おしまい)
※お知らせ:ハルペイさんが「クリエイターEXPO」に参加されます。
日程:2019年4月3日~5日
場所:東京ビッグサイト
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【湘南・茅ヶ崎で暮らす人】イラストレーターのハルペイさん(HP/Instagram)
・第1話 ゆるくて、ちょっと笑えて、癒される絵
・第2話 イラストレーターを名乗った日
・第3話 美術や創作の道に進む人の背中を押したい
▼インタビュー・編集 小野寺将人(Blog / Facebook / Twitter)
2015年、茅ヶ崎市に移住。「エキウミ」の管理人。住宅・不動産サイト運営会社、お出かけ情報サイト運営会社にて営業・企画職を経た後、現在は総合ポータルサイトにて企画職に従事。東海岸商店会の公式サイトの運営や、ハンドメイドアクセサリーブランドm'no【エムノ】のウェブマーケティングも行う。