Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

マヤ

『W旦那+(プラス)』 はじめてのおつかい35 三代目妄想劇場 特別編

2018.12.25 23:00

臣「待たせちゃ悪いな」



キッチンに立つ臣がタオルで手を拭いてiPhoneを操作する。



リビングを見ると、隆臣がゲージの前でずっと子猫を見ている。





エレベーターに乗ろうとすると、隆二のiPhoneに臣から着信が入った。



隆二「はい!おみ?なんかあったか?」



臣「隆臣が腹減ったって言うからなんか食べさせようって思ってさ」



隆二「マジで?みんな待たせちゃ悪いよ」



臣「プロデューサーに言ってさ、一旦家で休憩してもらったらどうかな?」



隆二「寒いところでいつまでも待たせちゃ気の毒だもんね、わかった!言ってみるよ」



臣「よろしくな」



隆二はまた外に出て、プロデューサーの元へと向かった。





隆臣「だーれ?パーパなの?」



いつの間にか臣の足に隆臣がまとわりついている。



臣「うん、ほら!隆臣も手伝って」



隆臣「おにぎりちゅくるの?」



臣「いや、おにぎらずだよ」



隆臣「へんな名前ね」



臣「ハハハ…折角だし、みんなにカレーも振る舞おうか」



隆臣「とーしゃん、たぁくんなにしゅるの?」



臣「おし!!じゃあ手を洗って…」



隆臣「はぁい♪」



隆臣専用の踏み台に登り手を洗ってると、臣の大きな手が重なった。



臣「隅々までしっかりな」



隆臣「楽しいね♪おとーしゃん」



臣「親子で共同作業だ」



隆臣「お歌、歌ってぇ!!!」



臣「歌か?なにがいいの?」



隆臣「ライオンさんにしゅる♪」



臣「ライオンさんな  笑」




つづく