死の直後
2018.12.25 15:00
どんな死に方であれ、肉体から離れた魂は、自分が死んだ姿を傍らで見ることとなります。
それはもう大パニックで、この先どうしたらいいのかと慌てふためきます。
(※生前に霊的真理を会得していた者なら、瞬時に死を自覚して冷静に受け入れることができます)
周囲の人へ助けを求めるも、生きている人間と死者との意思疎通はできません。
よって、自分の葬式を見て、ようやく死を受け入れることができます。
(※生前、霊の存在や死後の世界を頑なに否定してきた者は、葬儀を見ても死を理解することができません。そうなると、その後は未浄化霊となってこの世を彷徨う羽目となる)
そして幽界入りする際は、守護霊、またはその人の既に死去した家族や友人が迎えにきてくれます。
本格的な幽界生活が始まる直前、映画のスクリーンのようなものに、その人の人間界での一生が映し出され、後悔や反省や感動をして一喜一憂するのです。
迎えにきた霊に手招きされ、なんの疑念もなく後をついて行く者もいれば、死を受け入れられずに幽界へ出向くことを拒む者もいます。
その違いは、生前に霊的真理を身につけていたか否か…。
なんの霊的教育も受講せずに死後の世界へ来た者は、あちらの魂たちからしたら、一から霊的真理を伝えなければいけないので非常に手を焼く面倒くさい存在。
それはまるで、産まれた直後の赤子に小中高大で習う学問、ならびに道義心や社会のルールを全て教え込むようなもの。
ですから霊界の方々に迷惑をかけないためにも、こちらで準備できることはしっかりと行うこと。
無知のまま死に、あとで後悔しても覆水盆に返らず…。