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MUV-LUV ALTERNATIVE TRPG

オルタTRPGの仕組み~衛士、戦術機とは~

2018.12.24 06:46

こんにちわ、永田たまです。

ようやく!ようやく見えてきました入稿が!!
よほどの事故がない限り、冬コミで無事にお届け出来る予定です。

予約はこちらから!よろしくお願いします。

コンベンションへの参加もほんとよろしくお願いします!!

また、冬コミにこられない方は年明け通販を開始しますので、ウェブサイトをチェックしていてくださいね!

さて、オルタTRPGの内容について、皆様に少しずつ説明してる本記事。
先日は「キャラクター作成」についてご説明させていただきました。

このキャラクター作成で決めるのは、「衛士」……人間のデータです。

通常のTRPGであれば、人間だけで戦うものも多いのですが……マブラヴにはもう一つ、戦闘に於いて重要な存在があります。

それが「戦術機」です。

(この機体は「吹雪」と言います。ボークスさんから数年前に出ていた「A3」というアクションフィギュアを自宅スタジオで撮影し切り出しました)

マブラヴをご存知で無い方にとっては「衛士」と「兵士」は何が違うのか、とか「戦術機?」と???がいっぱいのこの部分。

今回はその点を解説したいと思います。


戦術機の搭乗者「衛士」


戦術機とはマブラヴに登場する『戦術歩行戦闘機』の略称です。

マブラヴの世界では「BETA」という宇宙存在が人類を駆逐しているのですが、そのBETAの一種に「ある程度の高さを飛ぶものをものすごい制度と射程であっという間に撃墜する」という特徴を持つものが居ます。

これにより人類は、戦闘の要である「空」を封じられています。

そこでオルタの世界の兵器開発は「陸上戦」をメインに発展していきます。
そうして紆余曲折の末、開発されたのがこの「戦術機」……これを操れる適性を持った兵士は「衛士」となり、戦場を掛けていくのです……。

最も、「適性」が認められるまでには長い道のりがあり、訓練校での座学や実習の後、過酷な試験を経て狭き門をくぐることになります。その過程で挫折、脱落……最悪には死に至るものも少なくはありません。

画像引用:マブラヴ オルタネイティヴ ストライクフロンティアWiki

マブラヴ オルタネイティヴに登場する「涼宮 遙」。彼女は優れた資質を持つ衛士候補……訓練生であったにも関わらず、試験中の事故により取り返しのつかない負傷を負ったため、現在ではCP(コマンドポスト/オルタTRPGではゲームマスターの呼称としても使用しています)という広報支援指揮の役割に従事しています。

皆を裏から支える存在ではありますが、本人は「みんなと一緒に戦地で戦えない」ことを歯がゆく思うこともあるようです。

「マブラヴ オルタネイティヴ」の前半は、この「訓練校」を舞台に進むことになるのですが、それはまた別の話……。

▲訓練生の制服。

画像引用:マブラヴ オルタネイティヴ ストライクフロンティアWiki


戦術機は一つではない


戦術機にはさまざまな種類があります。各国がいろいろな思惑で独自に開発をしていたり、技術を提供したり盗んだりしています。

「国同士で争っている場合じゃない!地球規模で団結して戦えよ!」

というツッコミはもっともで、これは「マブラヴ オルタネイティブ」の主人公である白銀武が、何度もぶつかる壁であり、テーマでもあります。

しかし政治というのはそんなに簡単に「はい団結しましょ!曝け出しましょう!」とは行かない……という部分も、マブラヴが描く奥深さでもあります……。

さて、開発する国が違うということは、設計力、技術力、開発方針なども違ってくるわけです。

つまり、戦術機によって得意、不得意なことが違います

あと、いくら人類の危機とはいえ「予算」というものもあります。

誰もが最新鋭の機体に乗れるわけでもないし、「あの機体がいい!」なんて選べるような立場の人は一握りで、この世界では現実的ではないのです。

皆さんは特殊なセッティングでない限り、ゲーム開始時に指定される機体を操ることになります。

癖のある機体もありますし、最新鋭の機体ではなく旧型で死地に向かわなければならないこともあるでしょう。

恨み言や泣き言は飲み込み、その戦術機の特徴をうまく掴み、文字通り自分の手足として使う。

それこそがオルタTRPGの戦闘勝利の要点となるでしょう。


オルタTRPGでは戦術機は


今回、オルタTRPGではタシロハヤト先生指導のもと、6種類の戦術機のデータを作成しました。

▲サンプル公開!吹雪のページ。この他に5種類の戦術機がある


シナリオセッティングに合わせて戦術機を選べるように解説も充実していますから、マブラヴに詳しくない人でも戦術機選びで悩むことはないでしょう。

実際にどの戦術機を使うことができるのかは、本を買っていただいてからのお楽しみ。

次回発行予定の「アドバンスドブック(上級ルールブック)」では、追加の戦術機データも掲載予定です。

リクエストを貰えたら、貴方の好きなあの機体も追加されるかも……?