虱潰し <追記>
以前、謀略戦について少し触れた。謀略戦を仕掛けられたら、虱潰(しらみつぶ)しに反論せねばならない。
謀略戦は、戦争だから、本来、これは政府が責任を持って防衛すべきことなのだが、情けないことに、我が国政府は、我関せずを決め込んで反論せずに、謝罪すべき理由がないのに敵に謝罪することだけは迅速に行い、その結果、先人たちを愚弄し、将来に禍根を残す。売国奴が実権を握っているからだ。
「南京大虐殺」も中国が仕掛けた謀略戦の一つだ。中華民国の首都である南京を攻略した際に、日本軍が組織的・意図的にに民間人の大虐殺を行なったというのだが、そんな証拠はひとつもない。
ハーグ陸戦条約には、軍人が民間人の服を着用してはならないとは明記されてはいないが、軍隊が民間人を装って敵を油断させて攻撃することは禁じられている(ハーグ陸戦条約第23条第1項柱書は「特別の条約を以て定めたる禁止の外、特に禁止するもの左の如し。」とした上で、「ロ 敵国又は敵軍に属する者を背信の行為を以て殺傷すること」と定めている。)。
つまり、戦時国際法上、軍人と民間人を区別するため、軍人は、軍服を着用しなければならないのだ。そうでなければ、本来保護されるべき民間人を誤って殺害してしまうおそれがあるからだ。
それ故、軍人が民間人を偽装して敵を攻撃した場合において、その敵が民間人を誤って殺害したとしても、戦時国際法上は合法ということになる。
ところが、南京には、ハーグ陸戦条約第23条第1項に違反して、民間人になりすました「便衣兵(べんいへい)」が数多くいた。
「便衣」は、支那(シナ。chinaの地理的呼称)において、袖を短くした普段着のことだ。従って、「便衣兵」というのは、今風に言えば、民間人の普段着を着たguerrillaゲリラ(非合法の隠れ戦闘員)という意味だ。
そのため、南京攻略戦において、軍人と民間人の見分けがつかないため、戦闘中に誤って民間人が犠牲になったであろうことは否定できないが、これは戦時国際法上は合法なのだ。非難されるべきは「便衣兵」を用いた中国にある。
下記の記事によると、南京事件についての記述がある教科書の出版社9社に対して、「日本軍が組織的・意図的に『虐殺』などを命令した根拠」となる一次資料と裏付けの提示を求めたところ、回答期限までに8社は回答しなかったそうだ。
1社は、回答したが、「さまざまな学術的研究・検証・議論などを通じて広く通説、もしくは妥当な見解とみなされているものに基づいて記述している」と説明するのみで、一次資料と裏付けを示していない。
また、外務省のホームページには、「(日本軍による)非戦闘員の殺害や略奪行為等があったことは否定できない」と記載しているが、外務省によれば、根拠資料を確認できなかったそうだ。
つまり、教科書の出版社9社、歴史学会、外務省及び文科省は、中国の謀略戦のお先棒を担いで、無垢な子供たちに日本軍は残虐非道にも民間人を組織的・意図的に大虐殺したと嘘を教え、中国及び中国人に対する罪の意識を植え付け、贖罪(しょくざい。つみほろぼしのこと。)意識を醸成しているわけだ。もちろん、中国の言いなりになる日本人にするためだ。
参考までに、中国の歴史教科書の一節を引用しておこう。
「日本の侵略者の赴くところ、焼・殺・淫・奪が行われた。日本軍は南京占領後、南京人民に対し、血なまぐさい大虐殺を行い、驚くべき大罪を犯した。南京で平和に暮らしていた市民は、ある者は射撃の的にされ、ある者は銃剣の対象となり、またある者は生き埋めにされた。戦後の極東国際軍事裁判によれば、南京占領後六週間以内に、武器を持たない中国の国民三十万人以上を虐殺した、とのことである。」
しかし、極東国際軍事裁判(いわゆる東京裁判)では、20万人と見積もられているので、中国の歴史教科書は10万人も水増ししているわけで、この段階で明白に嘘だと分かる。
「平和に暮らしていた」「武器を持たない」というのも、嘘であって、上述したように南京には便衣兵がうじゃうじゃいた。
しかも、この東京裁判の20万人という見積もり自体も怪しい。なぜならば、当時の南京の人口は、20万人で、戦争に巻き込まれることを恐れて多くの住民が蜘蛛の子を散らすように城外へ避難していたし、百歩譲って戦闘時に南京に20万人いたとしたら、日本軍が住民を一人残さず皆殺しにしたことになるからだ。
これが事実だとしたら、文字通り大虐殺ということになるが、いったい如何なる方法で20万人も殺したのだろうか。
当時の日本軍にとって銃弾は貴重品であって、20万人を銃殺するなんてあり得ないし、銃剣や軍刀で殺害するにしても数が多すぎて不可能だ。生き埋めにするにしても、ブルトーザーやショベルカーがない日本軍がどうやって穴を掘るというのか。あのナチスドイツですら、ユダヤ人を虐殺するために、アウシュビッツをはじめ専用のガス室を作ったぐらいなのに、当時の日本軍の貧弱な装備で20万人を殺害することなどできようはずもない。
仮に南京占領後六週間以内に全住民20万人を虐殺したとして、こんな恐ろしい日本軍が占領する南京の人口が、南京占領後たった七週間で25万人になり(皆殺しで0人になったのに、たった一週間で一気に25万人に増えたことになる。)、同年末には44万人に急増しているのはなぜか。
大虐殺が本当にあったならば、利に聡(さと)い中国人が南京に戻ってくるはずがない。つまり、大虐殺がなかったからだ。軍律厳しい日本軍が占領して善政を敷いているため、安心安全に暮らせるからこそ人口が増えているのだ。
私のような歴史学のど素人ですら反論できるのに、我が国政府は、反論しないどころか、中国の言いなりになって子供たちに嘘を教えているのだ。
異常だ。
<追記>
最近、下記のような動画が欧米で流行っているらしい。黒人を使った反日活動・謀略戦であって、背後に隠れている某国は、明らかだ。
謀略戦は、戦争なので、日本政府は、しらみ潰しに反論し、あらゆる法的手段を駆使して反撃すべきなのだが、情けないことに何もしない。
この動画に出てくる中国系アメリカ人のアイリス・チャン『ザ・レイプ・オブ・南京』は、嘘だらけ。日本政府は、米国に対して、教育現場で用いるなと抗議すべきなのだが、情けないことに何もせず、「日中友好」と言って喜んで中国参りをしている。