Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

kojinkai

リーダーを意識して。

2024.07.19 01:00

小1の子、集中力がまだ低学年で

持続しにくいので、

計算問題で時間を計りながら

指導をスタートしています。


これは、計算速度を

測っているのではなく、

測られているから集中する、

という意識を持たせるためです。


持続時間は少しずつ伸びてきました。



さて、今日は字についてです。

字を書く練習をしていますが、

格段に字が上手くなってきています。


上手に書けたら褒めて、

すぐ次に移る、ということを

繰り返し、ただ書くことではなく、

意識して書く、ということが

大切だということを

伝えようとしています。


「え、これすごい上手い!

もうこれで合格ね!」


「えー!もう終わり?」


そう言いながらも満更ではなく笑、

次も、その次も、じっくり

お手本を見ながら、

リーダーの位置を確認して

真似しています。



塾は習字教室ではありません。

だから、字が芸術的かどうかを

観点とはしていません。

そうではなく、お手本をよく見て、

意図を理解し、真似するとか、

視覚と手の動きを連動させるとか、

そういった発達的な観点から

指導をしています。


字が上手く書けることが

ゴールなのではなく、

小1として、平仮名、カタカナ、

漢字などを習得してゆく時に、

お手本の何を見るか?という

観点を与えたいのです。



しかし、すっかり褒められて

嬉しくなったのか、昔書いた

ひらがなももう一度練習したい、と

既に合格した平仮名も

自主的に練習しようとしていました。


文字の形に関心を持つ、ということは、

言葉を使いこなす初動として

大切なプロセスだと思っています。



低学年の記憶力はすごく良いです。

きちんと観点を教えると、

すぐ他のことに応用し始めます。


小1の子は久々で、

どう指導しようか色々

考えていましたが、

何を教えるか、よりも、

学校での学びのために

どんな観点があるとよいか?

というやり方の方が、

いいような気がしています。


この時期の先取りなど

結構悪い方向に働かことが多く、

結果よりプロセス、プロセスより

レディネス、学校の授業が

楽しく受けられるように、

学校の先生の意図が

より正確に理解できるように、

サポートするのがよいかなと

思っています。